ただそれだけの景色に 扇山
- GPS
- 03:34
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 569m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路 鳥沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8月は鳥沢駅前BS〜梨木平BSのバスは運行していない タクシー代 2540円(迎車料金含む) |
写真
感想
8時17分、鳥沢駅に着いた。梨木平行きのバスは9時発である。時間を潰す。駅前BSで待った。9時になってもバスが来ない。嫌な予感がした。私のほかに2人やはりバス待ちしている。大月営業所に電話をした。「8月は運行していない」えぇっ。2人に伝え、タクシーを呼ぶことにした。高くついた扇山山行の始まりである。
扇山に登るルートはいくつかあるが、梨木平からのルートは登りやすい。凡そ2時間の登りだが、登山道は緩やかな傾斜で徐々にステップアップする。今日はほぼ快晴である。黒富士も期待できるかもしれない。九十九折の樹林帯を抜けると、もう尾根である。ここ2日ほど寝不足が続いた。昨夜も眠りが取れなかったら中止しようと思っていた。よく眠れた。尾根に出ると山頂はもうすぐである。青い空が天空に広がる。今日を逃すと暫くは雨と曇マークで山行もままならない。11時、山頂を踏む。山頂にはタクシーでご一緒したお二人だけだった。メジャーな割には静かな山頂だ。富士山が霞掛かっていたが、天辺の顔を覗かせていた。今日は、前回の塔ノ岳山行もあって、百蔵山縦走はしない予定で登った。蒼い空にトンボが舞っている。もう秋の気配が漂っていた。2人組は百蔵山に向かった。11時半、下山開始。下山道は赤土で、昨夜の雨で滑りやすい。これも雨のあしあとか。脇に避けながら降りる。このルートも緩やかな下山道で歩き易い。下山も凡そ2時間と見込んで下った。やがて登山道から舗装道に出た。山中、蒸し暑く、汗が目に染みて前を塞がれた。ときおり吹く風が涼感を運んでくれた。しかし、舗装道に日陰がない。これが駅まで続くのか、と思うとうんざりした。だからか、この暑い時期に扇山に登る人が少ないからバスも運休しているのだろうか。見かけた人も5人程度だった。それにしても、舗装道は暑い。国道に出るまで長く感じた。国道に出てからも日陰はなく、これも長く感じた。水分補給せず、早く駅に。流れる汗が風に揺れている。午後1時に駅に着いた。ホッとした。22分の電車に乗って高尾駅で特別快速に乗り換えた。この分だと15時30分には自宅に着く。ところが、豊田駅で乗った特別快速電車が急停車した。アナンスで人身事故発生と知る。14時02分。最新の情報を伝えると車内アナンスがあったので乗車したまま状況を見た。しかしアナンスがない。ホームにいた駅員に聞くと間もなく反対車線に電車がくるという。ザックを引っ張り上げて反対ホームに行った。入線してきた電車で帰路に着いた。乗車した電車が人身事故という経験は初めてだ。凡そ1時間遅れて帰宅した。青い空と富士に束の間の心地よい1日を過ごすことができた。
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