ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 464604
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

裸山〜櫛形山(池ノ茶屋登山口)

2014年06月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:35
距離
8.8km
登り
603m
下り
593m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

0900池ノ茶屋登山口
0920北岳展望デッキ
0955もみじ沢
1040あやめ平(シカ柵内を歩く)1105
1115裸山
1155櫛形山(2,053メートルピーク・山名標)
1210櫛形山(2,051メートルピーク・三角点・奥仙重)
1235池ノ茶屋登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
in
中央道甲府南インターチェンジ〜国道140号線80分
out
中部縦貫道増穂インターチェンジ40分
池ノ茶屋駐車場の休憩舎。中にきれいなトイレあり。仮設トイレがあります。
池ノ茶屋駐車場の休憩舎。中にきれいなトイレあり。仮設トイレがあります。
駐車場の入口側から昨年オープンした新ルートに入ります。
駐車場の入口側から昨年オープンした新ルートに入ります。
車椅子でも通れるよう森を切り開いています。傾斜も緩やか。
車椅子でも通れるよう森を切り開いています。傾斜も緩やか。
北岳展望台。車椅子ルートはここまで。
北岳展望台。車椅子ルートはここまで。
北岳。少しだけ雲がかかりました。
間ノ岳は左手の尾根に隠れています。
5
北岳。少しだけ雲がかかりました。
間ノ岳は左手の尾根に隠れています。
ジュウモンジシダの群落。きれいな緑色。
ジュウモンジシダの群落。きれいな緑色。
休憩所の先から登山口より低いところまで下っていきます。道はしっかり整備されています。
休憩所の先から登山口より低いところまで下っていきます。道はしっかり整備されています。
もみじ沢。下りはここまで。ベンチ多数。
もみじ沢。下りはここまで。ベンチ多数。
苔がきれいな涸沢沿いに登っていきます。
苔がきれいな涸沢沿いに登っていきます。
サルオガセの森。
1
サルオガセの森。
カラマツ林の中を歩きます。
カラマツ林の中を歩きます。
千頭星山。
駒津峰。甲斐駒は雲の中。
駒津峰。甲斐駒は雲の中。
アヤメ平のシカ柵に到着。
アヤメ平のシカ柵に到着。
イチゴ。たくさん咲いていました。
1
イチゴ。たくさん咲いていました。
スミレ。
シカ柵の中の歩道。アヤメは時期が早いためか咲いていません。
シカ柵の中の歩道。アヤメは時期が早いためか咲いていません。
裸山の肩。アヤメ平から10分ほど。
ここにもシカ柵があります。
裸山の肩。アヤメ平から10分ほど。
ここにもシカ柵があります。
ズミ。満開。
裸山山頂。ちょっとした広場です。
裸山山頂。ちょっとした広場です。
富士山@裸山から。
2
富士山@裸山から。
ズミと青空。
カラマツの巨木。
1
カラマツの巨木。
櫛形山の2,053メートルピーク。
眺望はありませんが、山名標がたくさんあります。
櫛形山の2,053メートルピーク。
眺望はありませんが、山名標がたくさんあります。
富士山は雲に隠れてしまいました。
1
富士山は雲に隠れてしまいました。
櫛形山の2,051メートルピーク、奥仙重には三角点があるだけ。山名標がないので、ピークだとは分かりにくいです。
櫛形山の2,051メートルピーク、奥仙重には三角点があるだけ。山名標がないので、ピークだとは分かりにくいです。
防火帯を下ります。悪沢岳が正面に見えます。
1
防火帯を下ります。悪沢岳が正面に見えます。
悪沢岳。あまり馴染みがありませんが、いつか登ってみたいです。
3
悪沢岳。あまり馴染みがありませんが、いつか登ってみたいです。
白峰三山。左から農鳥、間、北。
2
白峰三山。左から農鳥、間、北。
間ノ岳と北岳。この間の稜線も歩いてみたい。
2
間ノ岳と北岳。この間の稜線も歩いてみたい。
森を少し歩いて下ります。
森を少し歩いて下ります。
池ノ茶屋駐車場に戻ってきました。
池ノ茶屋駐車場に戻ってきました。

感想

■アプローチ
櫛形山にはいくつかの登山口がありますが、山頂まですぐの池ノ茶屋登山口に向かいます。
最寄りは中部横断道の増穂インターチェンジですが、東京方面からだと双葉ジャンクションを経由するので、大きく迂回することになります。
そこで、中央道の甲府南インターチェンジで下り、国道140号線で増穂まで30分ほど。

増穂からは、櫛形山の案内看板に従って丸山林道、池ノ茶屋林道を辿ります。
林道は全面舗装され、道幅が狭いところもありますが、おおむねきれいに整備されています。

池ノ茶屋林道を登りきったところが駐車場。
8時30分に到着しましたが、20台ほどの駐車スペースは半分くらい埋まってました。
天気がいい日なので、もっと混んでいるかと思いましたが、意外に余裕がありました。
駐車場の先にある休憩舎の中にトイレがあり、さらに仮設トイレがあります。きれいでした。

■北岳展望デッキ
駐車場から少し戻るようにして、櫛形山トレッキングコースに進みます。
このルートは昨年開通したばかり。2013年版の山と高原地図には記載がありません。
車椅子も通れる道幅で、傾斜を少なくした路面となっています。
新しく切り拓いたルートなので、自然との調和はまだまだといった感じです。

20分ほどで北岳展望デッキ。
正面に北岳を望むことができますが、残念ながら山頂部に少しだけ雲がかかっていました。
車椅子のコースはここまでとなり、ジュウモンジシダが群生している山道を進むと、休憩所への分岐に出ます。
歩き始めたばかりなので、少し上に位置する休憩所には寄らず、大きく下っていくともみじ沢。
ベンチが置かれています。眺望はありませんが、休憩するにはよいかもしれません。

■アヤメ平
もみじ沢からは裸山のコルに向かって登り返していきます。
しっかり登って稜線に出たところが裸山のコル。
トレッキングコースは裸山は巻いて、なだらかな道をたどってアヤメ平に向かいます。
コルから裸山に直接登るルートはないようです。

北側に進み、大きな範囲を囲っているシカ柵に行き当たると、柵の中がアヤメ平。
シカ柵の内部には、人による荒廃を防ぐための通路があります。
アヤメはシカの食害で壊滅状態となったようですが、柵のおかげで回復してくれるといいですね。
ただ、アヤメの季節はもう少し先のようで、まったく見かけませんでした。

この先下山するまでに、何人かの方に、アヤメの開花状況を聞かれました。
やはり櫛形山はアヤメが有名なんだなと思いました。

■裸山
アヤメ平をはなれると、森の印象がどっしりしたものに変わっていきます。
植林ではなく、長年の歳月を経た森で、歩いていて気持ちがいいルートです。
再びシカ柵に行き当たると、裸山の山頂直下。

少し上がった裸山の山頂は広さがあり、富士山や南アルプスの山稜が望めます。
今日のルートではあまり人に出会いませんでしたが、ここでは数人の方が休憩中でした。
ぐるっと裸山の山頂部を巡って下りて、櫛形山に向かいました。

■櫛形山
櫛形山のピークは2つあります。
アヤメ平・裸山から向かって手前のピークには、多くの山名標が立っています。
標高も2,053メートルで、櫛形山の最高地点です。

池ノ茶屋登山口側のピークは、2,051メートル。奥仙重という名前があります。
山と高原地図でも櫛形山はこちらと示されていますが、実際には三角点がぽつんとあるだけ。
顕著なピークでもないので、三角点に気が付かなければそのまま通り過ぎていたと思います。
どちらのピークも眺望はあまりありません。

■下山
奥仙重から下っていくと、森を伐採して作った広い防火帯に出ます。
ここからは木々に邪魔されることなく正面に悪沢岳が聳え、白峰三山もよく見えました。
悪沢岳はアプローチが大変ですが、こうして眼前に眺めるといつか登ってみたいと思ってきます。

駐車場まで戻ると、出発のときには余裕があった駐車場が路肩まで含めて満車となっていました。
車椅子マークのあるクルマも多く、北岳展望デッキに向かった方も多いのかもしれません。
また、櫛形山はコースタイムが短いので、遅めの動き出しの方が多いのかと思います。

■まとめ
今日の行程は3時間35分。休憩はなし。16,000歩でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1543人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら