あぁ割石峠 独りじゃない〜ありがとケルン
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 520m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バス利用の場合、御殿場駅周辺で補給を済ませないと、現場周辺にはありません。自家用車の場合ならかなり近場までコンビニあり。 |
写真
感想
新緑の最後を味わいに愛鷹山に潜ってきました。山神社〜割石峠のピストンです。
エルニーニョのため今年は空梅雨、冷夏といわれていますが確かに梅雨前線が形成されず、北の高気圧由来の空気が支配的でかなり快適な日が続きました。が、さすがに来週から梅雨空になるようで盛夏前最後のトレッキングです。
割石峠自体が目標になることは無くそこから呼子岳、蓬莱岳のピークを頂くか。山神社〜越前〜呼子〜山神社を結ぶコリドーの通過点です。
植林帯はすぐに無くなり新緑の海に潜航していきます。ホウバ、イタヤメイゲツ、ミズナラなど湿潤な地場に根を張る植物層が豊富です。えん堤工事用の舗装路だったのでしょうが遺跡なみに荒廃しイイ感じのトレキングルートになっています。
杉の巨人を見上げたりしながら、快適に高度を上げていきます。第一ケルンを過ぎるころから渡渉を繰り返すことになります。”ケルン”?そう、このルートを特徴づけているのはなんといってもこのケルンです。このケルン群れ抜きにこのルートの安全性は維持されないにちがいありません。
「沢に降りるな、沢から上がるな」の格言のとおり沢周辺は迷い易いですよね。遠目にも物標となるケルンは赤テープやペイントを補足し随分と心強かったです。
大雨の度におそらく崩されるケルンを再び積むのは先行した登山者の善意にほかなりません。わたくしも積んでみましたが、足を止めザックを背負ったままかがんで石を拾うのはハッキリ言って大変です。後続する人の安全を思い石を積むヒトで常にありたいものだと思いました。
さて登りラスト30分は足元に集中しながらのガラガラ登りです。濃い霧がなめるように這い回り玄妙な雰囲気に包み込まれます。登り切った先が割石峠、ここから蓬莱岳、呼子岳いずれも15分程度。指呼の距離ですが、濃霧を考慮し残念ながら本日はここで引き返すこととしました。
終始独行でしたが、ケルンに見守られ不思議と寂しさはありませんでした。お蔭で無事下山できました。有難うございました。また来ます。
コメント
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saekisuisanさんこんにちは。初めてコメントします。
今回は山神社側、大沢から割石峠へアプローチされたようですね。
その割石峠の南側が須津渓谷となります。
源流部の割石沢あたりはチョット厳しいですが、大棚の滝から途中までは、子連れでも歩け、かつ美しい清流を見ることが出来ます。夏でも結構涼しいですよ!
お時間あったらぜひ遊びに来てくださいネ
MaxJ05 さん、コメント有難うございました。割石峠から須津渓谷へ降りる(というか落ちる?)ルートを覗き見ましたが、これ降りれるんですか?と言うような急峻さではありませんか。実は愛鷹山南が地元なんですが、眺めるばかりで足が向きませんでした。いろいろなルートがありかつ天然林も豊富な山であることを再認識した次第です。MaxJ05さん御推奨のルート次回訪れてみます。鋸山の山容、八ヶ岳に負けてませんね。
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