杓子山【忍野村役場前BS→杓子山→鹿留山→内野BS】
- GPS
- 06:50
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 878m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/shuyufujikkogo/ |
写真
感想
今年もお約束のように、台風によって無残に荒らされる予定の三連休。
出歩かずに家でゆっくり静養して、平日の仕事に備えよとのメッセージか。
当然、計画済みの山行もキャンセルになり天気予報と睨めっこの日々です。
あと直撃記念に線状降水帯を残していくのは勘弁してもらえませんかね。。。
そんな状況下での選択は「取り敢えず晴れてるうちに登れ」でした。
秋の花と大きな富士山が楽しめる杓子山に、久しぶりに登りましょうか。
高指山の急登を下る度胸がないので、今回も時計回りのルートにします。
ここ数日は晴れの筈ですが、あの辺りは永遠に地面が濡れている気がします。
■忍野村役場前BS→高指山→杓子山
忍野村はバスの運行頻度が高く、アクセスしやすい方だと思います。
あとは体力に合わせて何処まで行くか、の計画次第ですね。
前回は二十曲峠を越えて石割山に至りましたが、今はそんな元気もなく無理そう。
立ノ塚峠から内野へとエスケープしてしまいましょう。
先行者の姿を確認し、取り敢えず高指山までは蜘蛛の巣の回避を確信。
平日の低山ハイキングは、マイナールートだと棒を振り回す必要があります。
樹林帯を抜けてカヤトの原に出ると、秋の花々が現れるようになります。
何が見頃かという事もなく、微妙な時期ですが色々と楽しめます。
同時に、この山域では有名な急登も牙を剥いてきます。
ただ急なだけなら大した事ないのですが、滑りやすいのが厄介この上なく。
登山道の真ん中にステップが切ってあるので、有効に使いましょう。
ただ、常にあるとは限らないのでストックなどを使ったほうがいいかも。
カヤトの急斜面を登りながら、花々を撮ったり富士山を撮ったり忙しい時間帯。
時折り、身長を超えるような背の高いカヤトの藪漕ぎがアクセントです。
地図には急坂と書かれた箇所が1つありますが、実際はもっとあります。
呼吸を整える休憩を誤魔化すように、写真をとる区間が続きます。
高指山の山頂は富士山への眺望はあるものの、さほど広くありません。
ピストンまたは南側斜面を周回する人は、ここで休憩になりそうです。
縦走を続ける場合は、難読の大権首峠へとアップダウンを繰り返します。
特に中盤の送電鉄塔の前後で、藪漕ぎや急峻な岩稜歩きなどアトラクション。
難読の大榷首峠から歩きやすくなるのは、不動湯からの人気ルートと合流するからか。
大きな九十九折に移ると、咲き始めのトリカブトの群落が出迎えてくれます。
杓子山の山頂直下はロープが垂れた急坂でしたが、簡易的な階段が設置されました。
これで登りもさることながら、下り利用者にとっては特に救済されたのでは。
■杓子山→鹿留山→内野BS
眺望がよくテーブルが幾つも設えられていて、この行程で唯一の休憩適地です。
そしてシンボルの天空の鐘があり、知名度を向上させています。
不動湯へと戻る行程の人は、明見尾根への周回ルートを採る人が多いようです。
鹿留山方面はエスケープも容易でなくなるので、計画的に行動しましょう。
いったん下ってから、じわじわと登り返して子ノ神から鹿留山へ至ります。
地図上では袋小路の鹿留山ですが、よく見ると黒破線路が伸びています。
砂原の集落へと下山できるようですが、計画通りに引き返します。
今は路線バスも廃止になったので、砂原から駅まで歩くしかありません。
子ノ神まで戻り、立ノ塚峠まで序盤は激しい下りになります。
時折りロープが垂れる岩場もありますが、手繰る必要は無いでしょう。
地図によると途中で富士山の眺望地があるらしいですが、見当たらず。
気付いたら立ノ塚峠まで下りてきていました。
立ノ塚峠からは林道を辿りますが、利用者が少ないので蜘蛛の巣地獄です。
その辺に落ちている木の枝を振り回しながら歩きましょう。
林道の路面は悪く、もう車が入ることは不可能ですが徒歩は問題ありません。
やがて広い舗装路に出て、道なりに歩くと内野の集落へと至ります。
内野から路線バスで富士山駅にでるか、数は少ないながら高速バスも運行しています。
歩いて3分ほどのコンビニで食料を補給し、高速バスで帰路に就きました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する