伊勢原駅からの大山詣、七沢温泉

2014年06月22日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,310m
• 下り: 1,253m

コースタイム

伊勢原駅　7：40発　大田道灌墓所　8：40　ケーブル下10：00　大山寺　10：30　阿夫利神社下トイレ11：00〜20（兼休憩）阿夫利神社11：30　大山山頂13：00〜13：45（昼食）
不動尻15：10　広沢寺+温泉15：50〜16：40　広沢寺温泉入口バス停16：55

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート　伊勢原駅
ゴール　広沢寺温泉入口→伊勢原駅

コース状況／危険箇所等

大山街道を行くのフィナーレの位置づけのため、伊勢原市内の市米橋にて旧街道の分岐に合流、ここからケーブル乗り場を目指す。
途中、街道がわからなくなった箇所もあったが、無事、通常の登山者の車道に合流。
その間の大田道灌墓所がなかなかよい。また、旧道をひたすら行ったため、ケーブル下手前の、大山詣名残の先導者宿が無数にあり、なかなか壮観だった。
ケーブル乗り場辺りからも、当然ながら徒歩であり、途中に大山寺など見所がある女坂を選択。
梅雨時期もさることながら2週前の豪雨の影響もあるのか、極めてスリッピーな道々。
男坂に合流して阿夫利神社下についたころには、雨具と勾配と、屋根がなくてまともに休めるところがなかったため、綺麗なトイレ兼雨宿り場をがっつり利用させてもらった。
ここでだいぶ蘇ったが、そこから先の大山頂上までの道はなかなかしんどくて、一応標準タイムでは到着。霞がかって眺望なんか何にもないのだが、山岳部系のパーティと思われる人々で、東屋の下だけ場所取り合戦状態。12℃とだいぶ冷えていて、歩きをやめたせいもあり、だいぶ冷えたが、ついに購入したコンロが大活躍で、暖めなおした紅茶と、コンロの熱とのおかげでどうにかなった。これまで、山や街道歩きの昼食は適当な行動食で済ましてきていたが、今回ばかりはガッツリ休憩で正解。尾西のおこわ、お湯でやればうまいじゃないと納得。
帰りは日向薬師に向かうつもりだったが、どうしても七沢温泉に行きたいと、というか温泉行かなきゃ無理という考えで、途中の分岐を北よりの不動尻方面に選択。この道はマイナーらしく、道がいきなり荒れ荒れだった。とはいえ、すれ違った若いグループはこれを上がって来たはずなので大したものである。
ここから先が偉く長かったが、念願だった広沢寺温泉に入れて満足。
大山は10年前に会社の新人研修でヤビツから頂上に行ってケーブル下のバス停に向かって下るだけというコースで来たきりだったので、今となっては思い出せないくらいである。
今回は、大山に纏わる色んなものを見聞しながらの登山というか旅というかができて、なかなか面白かった。

写真

6/22 8:34

大昔の大山街道。住宅地の中にぽつんと色々立ってます。

6/22 8:40

太田道灌墓所

6/22 8:42

太田道灌墓所

6/22 9:58

先導人宿。大山講の名残ですね。ある団体はこの人んちみたいになってるようで、神社の寄進の石碑みたいのがどこもずらっと並んでおります。

6/22 10:18

雨なんで、上がふさがってることがうれしい。
後の展開を考えるとこのとうふアイスでリフレッシュしておけばよかったのかも

6/22 10:40

初めて来ました大山寺。こじんまりしてるけど味があります。

6/22 11:37

阿夫利神社

6/22 11:37

これつい最近できたそうです。

6/22 12:55

頂上の鳥居と奥にうっすら本殿が。
霧の中って感じが良く出てます。

6/22 13:33

頂上にある東屋？天候ゆえもあり、一番賑わっていたのはここでした。下にシート引いて思い思いにコンロであっためてお食事。山でコンロでお食事。これ最高だわ、やみつきになりそうです。

6/22 13:48

ものの見事に何も見えません。本来は関東平野がどーんと広がってます。

6/22 15:54

下山先の広沢寺温泉、その横はお寺さんです。
お風呂もいいし、建屋がとってもよい。
本来は宿泊やら昼食＋温泉でまったり来るべきところなんだなあという、とても乙なところでした。

撮影機器：

IXY DIGITAL 20 IS CANON

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

1/25,000地形図

1

ガイド地図

1

コンパス

1

筆記具

1

保険証

1

飲料

4

500mlペット

ティッシュ

1

タオル

2

携帯電話

1

雨具

1

防寒着

1

ストック

1

水筒

1

時計

1

非常食

２

モバイルバッテリ

1

コッヘル

1

ガスタンク

1

器

1

ケトル

1

共同装備

医薬品

1

カメラ

1

感想

HHH

大山街道とも矢倉沢往還とも呼ばれた東京〜沼津のほぼ現在の246沿いを先日歩ききったこともあり、フィナーレとも言うべき大山に行ってきました。そこまでこだわるなら、下山は裏参道の蓑毛にすべきではあるのですが、
昔七沢温泉に行った時にあった登山者が、大山から降りてきたと言っていたのが頭にあり、元々日向薬師に降りるつもりだったのですが、道標の七沢温泉という文字に吸い寄せられ、マイナーな不動尻コースでの下山。両サイドチェーンのやせ尾根あり、道だか違うのか良くわからないのありといった感じでしたがどうにか降りて来れました。
概ね、標準タイムくらいでしょうか。
伊勢原の街から本当の下から来る人はきっとレアだと思いますが、ちゃんと見所があるからこそ、雨は雨なりに楽しめたかなと。素直にバス乗ればだいぶ楽で、踏破タイムももう一息早めになったと思いますが、これはこれでいいかなあと思います。
今の時期は、本格的な山登りのトレーニングシーズンなのでしょうか？雨なのに山岳部っぽい学生が多かった気がします。