ふっかけスラブ 越後湯沢 飯士山
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 348m
- 下り
- 348m
コースタイム
天候 | 曇り後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山道入り口付近の路上に数台停められる。 登山道入り口から200m程奥へ行くと、テニスコート跡があり駐車可。 以下の地図に入れたルートはかなり適当です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏跡はしっかりあるが、ヤブが少々煩い ツツガムシがいるようだ ヤブ・虫除けのため、長袖長ズボンが良いと思う。 岩場は30度〜50度くらいのスラブ、岩質は安定しており、ホールドは多い。 ノーハンドで登れるところが多い。一部濡れているところがあり、滑る。 残置ピンは少ないが、灌木が適度に生えている。 まったくのマルチ初心者のロープワーク練習にはちょうど良いと感じた。 クライミング的な価値は低い。 3時間くらいで登って降りてこられるので、いざという時の転身先の候補として記憶にとどめておくとよいと思います。 |
写真
感想
この日は、谷川 幽ノ沢中央ルンゼ登攀の予定でしたが、予報は完全に梅雨。
それでも新潟側なら午前中は何とか持ちそうだったので、ちょっとマイナーなふっかけスラブを登りました。
このふっかけスラブは、ガーラ湯沢などの越後湯沢のスキー場近傍にある飯士山という1100mくらいの山の山頂近くにある岩場です。
このスラブ途中に「負欠岩(ふっかけいわ)」と呼ばれる岩峰があり、ここからスラブ名が付いています。
前の日、某所にテントを張ると、そのまま宴会突入。メンバーの一人が山崎10年物を持ってきたもんだから、みんなでありがたくいただきました。
私は早々に潰れておやすみなさい。他の仲間は空が白み始めるまで飲んでいたとか。
翌日、登山では考えられないような遅い時間にスタート。
登山道入り口に到着すると、既に車が3台。関東のナンバーが2台あるところを見ると、我々と同じ谷川からの転身組でしょうか。
あまり歩かれていないせいか、ちょっとヤブが煩い、粘土質で滑りやすい登山道を登ります。
前夜の宴会のせいで、変な汗が流れ落ちます。
途中の分岐では、負欠岩コースではなく、尾根コースを取ります。スタートから30分位で、スラブの入り口に到着。
見上げてみれば、確かにスラブ。それほど角度はないし、手頃な穴がたくさん空いている岩質なので、難しくなさそうです。
ここで二組に分かれて登ります。
ハーケンやリングボルトがところどころに打ってあるが、全体的に少ない。
ところどころに灌木があるので、適宜ランナーを取ります。
ところどころ濡れていて、変なふうに滑る。完全に舐め切っているとちょっと危ない。
自分のPは、右に右に行ってしまったため、負欠岩に行くには2ピッチトラバースしなければならず、6ピッチだった。
最初から左よりに登っていけば、負欠岩まで4ピッチでしょう。(我々は60mロープ使用。スラブ全体は8ピッチくらいあるらしい)
負欠岩に着いたが、せっかくなので岩に登ってみました。
頂上側のカンテにRCCボルトとハンガーボルトが5ピン打ってあり、安全に登れます。
デシマルグレードが付けられないくらい簡単です。(でも、先端で立ち上がるのはちょっとこわい)
この岩を5人で代わりばんこに登っていると、谷川のほうから雷雲が近づいてきました。
ゴロゴロいってます。
急いで片付けて、登山道を下山すると、10分位で土砂降りになりました。
この登山道が滑る滑る。4回くらい転んだかな。
さらにはおまけ付きで、どうやらツツガムシがいたようで、下山後に何匹か潰しました。
リケッチア保有でなければ良いけれど。。。
下山後は駒子の湯に行き、汚れを流しました。
その後はまたまた食料を買い出しして、某所で大宴会。
富山のカニとオクラのペペロンチーノに舌鼓を打って、ワイン3本開けたところでまたまた沈没。。。
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