新井薬師道 堀之内道

2022年09月18日(日) [日帰り]

• GPS: 01:31
• 距離: 12.7km
• 登り: 5m
• 下り: 11m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:16
• 休憩: 0:14
• 合計: 1:30

5:55 練馬駅
6:21 6:27 新井薬師
6:41 6:42 鍋屋横丁交差点
6:57 7:04 妙法寺
7:16 7:16 東高円寺駅
7:25 JR中野駅

天候

5:55　練馬駅　曇り　24℃
7:28　中野駅　曇り　24℃

コース状況／危険箇所等

全区間舗装道路。

写真

9/18 6:00

6:00
練馬区豊玉北の豊中公園前。新井薬師道の案内板がある。清戸道から分岐して南東に向かう道であったこと、旧暦四月の新井薬師の例祭では近隣の村から人が集まってにぎわってたことなど記されてる。

9/18 6:10

6:10
新青梅街道を渡って左にある丸山塚公園内の祠。太田道灌と豊島氏が争った江古田沼袋合戦の慰霊のもの。新青梅街道を東へ700mくらいにある江古田公園には古戦場の碑、太田道灌が本陣を置いたという沼袋駅近くの氷川神社には道灌杉と呼ばれる切り株がある。

9/18 6:13

6:13
沼袋駅前を通過。西武新宿線地下化される前の様子を撮っておきたかった。線路を渡り、続いて妙正寺川を越えて台地へのぼる。今日の行程は武蔵野台地と台地を刻む、江古田川(現在暗渠)、妙正寺川、桃園川(暗渠)を下っては上る。

9/18 6:21

6:21
新井薬師梅照院
天正4年(1586年)創建という中野区最大の寺院。武相四大薬師で眼病治癒のご利益があることで有名。西武鉄道の駅名(新井薬師前駅)にもなってる。

9/18 6:24

6:24
新井薬師梅照院
新井薬師の「新井」とはこの地に湧水があることから付けられた地名。境内には白龍権現水という名水が湧き出してる。

9/18 6:31

6:31
打越天神神社
かつては神社前の道にあり、今は境内に移設された天神町の石仏。青梅街道から新井薬師を詣でる人たちを見守ってた。ここから紅葉山通りを南へ。大久保通りと桃園川を越えて今回の新井薬師道の終点、鍋屋横丁へ。

9/18 6:41

6:41
青梅街道鍋屋横丁
所澤道、新井薬師道、堀之内道の分岐だったところ。かつて鍋屋という茶屋と「ほりのうちへ十八丁十軒」(約2km)の道標があった。

9/18 6:44

6:44
鍋屋横丁に残るお題目石。享保3年(1718年)に妙法寺への道標として建てられたもの。ここで交差点を西へ進む。

9/18 6:52

6:52
杉並区和田の和田帝釈天前。鍋屋横丁から妙法寺まで今は和田帝釈天通りと呼ばれてる。

9/18 6:54

6:54
和田帝釈天通りから環七に出たところ。通りの向こうの妙法寺商店街のアーケードをくぐって数百メートルで目的地の妙法寺に至る。

9/18 6:55

6:55
鍋屋横丁にあった「ほりのうちへ十八丁十軒」の道標。妙法寺商店街アーケードの脇に建ってた。

9/18 6:58

6:58
江戸時代、厄除けで庶民の信仰を集めた堀之内妙法寺。仁王門や祖師堂は都の重要文化財、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルが手がけた鉄門は国の重要文化財。見所の多い境内。

9/18 7:13

7:13
青梅街道の蚕糸の森公園前。
街道の横に高さ5.65m、青銅製の妙法寺旧参道金銅燈籠。堀之内新道の名残り。

9/18 7:17

7:17
杉並区高円寺南、高円寺天祖神社末社の田中稲荷神社。小さな境内の案内板に関口兵蔵という人が明治29年に私財を投じて中野駅から妙法寺までの参詣道(堀之内新道)を拓いたとある。

9/18 7:21

7:21
セブンイレブン前に堀之内新道を示す「ほりのうち道」の道標がある。ここから100m弱で青梅街道鍋屋横丁から北西に向かう所澤道と合流する。

感想

higashino9

去年11月に所澤道を歩いた時のこと。起点の鍋屋横丁の案内板にここが新井薬師と堀之内妙法寺の参詣道の分岐であるとの記載があった。その後、ネットと自身の足で調べてたらいくつも史跡残ってて、清戸道から新井薬師道、堀之内道、堀之内新道と繋げて歩くと楽しめそう。
台風接近により全国的に悪天予報の今日。遠出し難い状況はよい機会。風雨強まる前に訪ねてきた。

所澤道　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3741526.html