【日本三百名山】八溝山【茨城県最高峰】〜台風前にドサクサ登山〜

2022年09月20日(火) [日帰り]

• GPS: 01:24
• 距離: 3.7km
• 登り: 236m
• 下り: 245m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:12
• 休憩: 0:11
• 合計: 1:23

距離 3.7km 登り 245m 下り 253m

7:01 日輪寺
7:30 7:41 八溝山
8:24 日輪寺

天候

曇り（下山後雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜駐車場＞
◆日輪寺駐車場（無料）
・30〜40台停められそうな広い駐車場です。
・トイレが利用可能です。

コース状況／危険箇所等

※危険箇所・不明瞭箇所箇所はありません

その他周辺情報

※営業開始前だったので寄っていませんが、「道の駅 奥久慈だいご」に日帰り温泉があります。（500円）

写真

9/20 6:30

日輪寺駐車場に来ました。台風接近中のためか、1台も停まっていません。

9/20 8:21

駐車場にはトイレもあります。

9/20 7:01

準備を整えて7時に出発です。一面の曇り空ですが、雨は降っていません。9時頃に降りだす予報なので、それまでに戻って来る予定です。

9/20 7:01

八溝山日輪寺の観音堂。「役小角」「弘法大師」などのビッグネームが携わった由緒あるお寺だとか。

9/20 7:01

観音像。観音堂内にある本尊は十一面観音だそうですが…。

9/20 7:08

歩き出しは舗装路ですが、その後、土の登山道になります。

9/20 7:23

八溝五水の一つ、「銀性水」への分岐です。折角なので寄ってみます。

9/20 7:24

思ったより地味な佇まいです。喉が渇いていないせいか、味も普通でした。

9/20 7:29

あちこちに白い馬の像があります。茨城県で白い馬と言えば、ウィナーズサークル（茨城県産で芦毛のダービー馬）を思い出します。

9/20 7:29

鳥居をくぐれば山頂まではもう少しです。

9/20 7:30

山頂に建つ八溝嶺神社です。こちらも「日本武尊」「坂上田村麻呂」などの有名人が携わったとか…・

9/20 7:33

山頂標識は神社の裏にあります。ここは強風が吹いていますが、前日の一切経山に比べれば「そよ風」のようなものです。

9/20 7:32

山頂には、お城を模した展望台があります。老朽化していて「廃墟スポット」感がありますが、造りはしっかりしています。

9/20 7:35

階段で上まで登れます。晴れていれば阿武隈山地や吾妻連峰が見渡せるらしいですが…。

9/20 7:52

まだ雨は大丈夫そうなので、予定通り周回コースへ向かいます。こちらは八溝五水2つめの「白毛水」です。

9/20 7:52

こちらも普通の水場のようで、特別感は感じませんでした。

9/20 8:03

続けて八溝五水3つ目の「龍毛水」です。

9/20 8:03

龍のように勢いがあるのかと思いましたがが、全くそんなことはありませんでした…。

9/20 8:03

残りの2つ『「鉄水」「金性水」』に寄るにはもっと大きく周回する必要がありますが、雨が心配なので、このまま駐車場に戻ることにします。

9/20 8:08

龍毛水から日輪寺へのルートは、なぜかヤマレコの地図には載っていませんが、ちゃんと整備された登山道です。

9/20 8:10

「尼寺跡」の案内看板。江戸初期まではこの場所に尼寺があったようです。水場まで数百メートルなので、生活できそうな気もします。

9/20 8:12

こちらは「血ノ池跡」。江戸時代の初めに何があったんでしょうか…？

9/20 8:21

駐車場に戻ってきました。1時間30分弱の周回コースでしたが、思ったより見所はありました。雨が降る前に戻って来れて良かったです。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max Apple

感想

SHAKATAK

この日（9/20）は東北遠征の最終日。大型台風14号が接近しており、登山は難しい状況ですが、それでもコースタイムの短いこの山なら…ということで八溝山に行って来ました。
標高1022mの山ですが、山頂近くに駐車場があるので、イザとなれば片道5分で登頂できます。（車道に路駐すれば片道3分）
幸い、朝は雨が降っておらず、9時までは保つ予報なので、日輪寺から周回コースを歩いてみました。

なお、駐車場のある「八溝山日輪寺」は白鳳年間（天武天皇の時代）の673年に役小角が開基したとされています。廃寺となった後は弘法大師が再興し、その後、慈覚大師（円仁）によって天台宗の寺となったという、非常に歴史のあるお寺です。
また、山頂に建つ「八溝嶺神社」は、日本武尊が東征の際、この山に二神（大己貴命と事代主命）を祀り、その後、坂上田村麻呂が宝剣を奉納したと伝えられています。こちらも悠久の時を感じますね。

また、周回コース上にある八溝五水（金性水、鉄水、龍毛水、白毛水、銀性水）は水戸光圀公が命名したと言われ、八溝川湧水群として名水百選にも選ばれているなど、色々と見所がある山です。

アクセスが悪く、全体的に施設が老朽化しているので、観光地としては厳しい感じですが、歴史のある史跡を散策できて良かったです。