ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉
- GPS
- 07:20
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,075m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日や朝方の雨で濡れて滑りやすい |
写真
感想
かつて修験道として歩かれてきた表尾根。山頂の名前や道中にはかつての面影を感じる姿が随所にあり、単なる縦走路ではなく、歴史と当時の人に想いを馳せながら登れる、時が経つほどに味が出るルートである。
今回は表尾根に位置する新大日茶屋の取り壊しに関する報道を知り、今一度目に焼き付けたく足を運んだ。
茶屋が位置する新大日からの表尾根は、雲の切れ間に丹沢の美しい峰々が見え、その幻想的な世界は、アルプスの高峰にも劣らない気品さを感じさせた。
久し振りの表尾根は、丹沢の魅力に再会できた1日であった。
暑さが落ち着いたので、久しぶりに丹沢へ。表尾根からは一年ぶりくらい。
ヤビツ峠から霧がかかり、雲行き心配だったが、予定通り塔ノ岳へ向けて出発。暑くてどうしようもなかった最近の山行から比べると、1枚羽織ってちょうど良い体感温度。20分くらい歩き体が温まり、表尾根の登山口でベースレイヤー1枚で登り始める。
霧がかかり辺りの山々は見渡せないが、雨の気配がする山行はあまりしたことがなく、今まで歩いてきた丹沢とは違う感覚が味わえ新鮮だった。
ある程度標高を上げ、尾根へ出ると霧がなくなる時があり、山々の上に見える空の青さに気持ちが晴れ晴れし、湿気を含んだ空気の中で雨に濡れていた樹々の緑は太陽の日差しで輝いていた。
表尾根の鎖場は雨に濡れて岩が滑りやすく慎重に下りた。所々に生えるアザミのトゲは服の上からでも痛い。
塔ノ岳山頂からの景色は霧がかかっていて展望はあまりなかった。昼メシは10年ぶりくらいに食べるカップラーメン、やはりおいしい。スープも飲め水分補給にもなるので、ラーメンなど麺類は今後も試していければと思った。
前日の雨の影響か塔ノ岳・大倉には登山者はそれほど多くない印象だった。霧の中で静かな大倉尾根は印象に残った。大倉尾根途中の緑のもみじを見て、紅葉の季節はきれいですよ、でも人が多そうだね、と話しながら下っていた。特にペースは意識しなかったが、ほぼコースタイム通りだろうと思いながら歩いて、その通りだった。
久しぶりの丹沢はまた歩きたくなると感じさせる山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する