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Yamareco

記録ID: 4739638
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

千ヶ沢 石津窪

2022年10月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:11
距離
7.3km
登り
614m
下り
596m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
4:31
合計
8:12
距離 7.3km 登り 614m 下り 616m
8:05
29
スタート地点
8:34
8
入渓点
8:42
12
4mの滝
8:54
33
末広がりの滝
9:27
42
2段の滝
10:09
14:40
16
大滝25m
14:56
7
脱渓点
15:03
44
尾根に上がる
15:47
30
石津窪出合い
16:17
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
普段に行く多くの沢は1級レベルであるのに対して、ここは2級というグレードが付与されている。明らかに初級者のみで入ると進退窮まるだろう。十分な知識・経験と何よりも確実な登攀力を持つリーダーとともに入るべき沢だろう。

高度感があり、斜度の立った滝も出てくるので、リーダー以外のメンバーのそれぞれにもそれなりのクライミング経験(に裏打ちされた「自分は登れる」という確信)が必要と思われる。

ヌメりがあるとの事前情報により、今シーズン初めてのフェルトソール。たしかにところどころヌメりも感じたが、それほど酷い状況ということでもなく、ラバーソールでも対応可能だったかもしれない。
その他周辺情報 瀬音の湯
ゲートを越えて…
2022年10月01日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:06
ゲートを越えて…
良い天気
2022年10月01日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:11
良い天気
千ヶ沢方向を示す道標。
菖蒲口というのが正式な名称で、「勝負」とかけたのかな?
2022年10月01日 08:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:24
千ヶ沢方向を示す道標。
菖蒲口というのが正式な名称で、「勝負」とかけたのかな?
2022年10月01日 08:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:24
2022年10月01日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:25
右斜め下に降りていくと入渓点
2022年10月01日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:34
右斜め下に降りていくと入渓点
入渓
2022年10月01日 08:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:35
入渓
2022年10月01日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:37
ステミング
2022年10月01日 08:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:38
ステミング
2022年10月01日 08:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:40
2022年10月01日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:42
2022年10月01日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:44
2022年10月01日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:50
奥に見えるは末広がりの滝
2022年10月01日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:54
奥に見えるは末広がりの滝
末広がりの滝
2022年10月01日 08:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:55
末広がりの滝
リードで登っていくF氏
2022年10月01日 08:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 8:59
リードで登っていくF氏
2022年10月01日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 9:19
奥に見えるは2段の滝
2022年10月01日 09:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 9:27
奥に見えるは2段の滝
一段目の8x10m
2022年10月01日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 9:28
一段目の8x10m
二段目の6m。
念のため、アブミをセット。
2022年10月01日 09:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 9:54
二段目の6m。
念のため、アブミをセット。
2022年10月01日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 9:55
アブミを使わないスタイルにこだわってみたw
アブミを使わないスタイルにこだわってみたw
核心の大滝25m
2022年10月01日 10:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
10/1 10:08
核心の大滝25m
下から仰ぎ見ると迫力ある
2022年10月01日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:09
下から仰ぎ見ると迫力ある
お約束の・・・w
2022年10月01日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:11
お約束の・・・w
すぐに登らず、しばしハーケン打ちの練習
2022年10月01日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:28
すぐに登らず、しばしハーケン打ちの練習
いよいよ登攀開始。
リードはもちろん最も信頼のおけるF氏
2022年10月01日 10:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:47
いよいよ登攀開始。
リードはもちろん最も信頼のおけるF氏
見ていて安心感のあるクライミング
2022年10月01日 10:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:47
見ていて安心感のあるクライミング
ぐんぐん登っていく
2022年10月01日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:51
ぐんぐん登っていく
2022年10月01日 10:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:54
トップアウト!
これで一安心!
2022年10月01日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 10:57
トップアウト!
これで一安心!
そして降りてくるw
2022年10月01日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 11:09
そして降りてくるw
ハーケン打ち、カムの差し込みのマンツーマン指導。
2022年10月01日 11:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 11:22
ハーケン打ち、カムの差し込みのマンツーマン指導。
いよいよ自分の番。ハーケン打ちはまだ良いが、カムの使い方、難しい!!
いよいよ自分の番。ハーケン打ちはまだ良いが、カムの使い方、難しい!!
だいぶ高度感出てきた!
だいぶ高度感出てきた!
写真ではわからないが、結構、水飛沫を浴びる
写真ではわからないが、結構、水飛沫を浴びる
落ち着いて次のホールドを探せているのは、トップからのフィクスロープで確保されながらの疑似リードのため。ガチのリードだったら足が震えていたかも…
落ち着いて次のホールドを探せているのは、トップからのフィクスロープで確保されながらの疑似リードのため。ガチのリードだったら足が震えていたかも…
このあたりになるとルート構築をする心の余裕も無くなり、早くトップアウトしたくてひたすら登る。これもフィクスロープで確保されているからこそ出来ること。
このあたりになるとルート構築をする心の余裕も無くなり、早くトップアウトしたくてひたすら登る。これもフィクスロープで確保されているからこそ出来ること。
メンバー内に同じザックを使っている人が(しかも二人)いたのは初めてかも。
2022年10月01日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 13:31
メンバー内に同じザックを使っている人が(しかも二人)いたのは初めてかも。
2022年10月01日 13:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 13:53
2本で並列化しているとは言え、一人当たり30分程度の登攀を7人。降りたり、登り返したりしながら、ずっと滝の水飛沫を浴びながらアドバイスと指導をくれたF氏、おつかれさまでした!&ありがとうございました!
2022年10月01日 14:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
10/1 14:10
2本で並列化しているとは言え、一人当たり30分程度の登攀を7人。降りたり、登り返したりしながら、ずっと滝の水飛沫を浴びながらアドバイスと指導をくれたF氏、おつかれさまでした!&ありがとうございました!
2022年10月01日 14:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 14:45
2022年10月01日 14:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 14:47
2022年10月01日 14:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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7mの滝
2022年10月01日 14:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 14:49
7mの滝
2022年10月01日 14:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 14:53
最後まで遡行せずに、途中で尾根道を目指して急登
2022年10月01日 14:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 14:57
最後まで遡行せずに、途中で尾根道を目指して急登
2022年10月01日 15:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 15:08
尾根道を入渓点目指して進む
2022年10月01日 15:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 15:18
尾根道を入渓点目指して進む
急斜面を半分滑りながら (笑) 降りる。
滝の登攀以上に緊張感アリ。
2022年10月01日 15:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 15:26
急斜面を半分滑りながら (笑) 降りる。
滝の登攀以上に緊張感アリ。
出合い(入渓点)まで無事降りてきた
2022年10月01日 15:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
10/1 15:47
出合い(入渓点)まで無事降りてきた
撮影機器:

装備

個人装備
昼ご飯 地図(地形図) コンパス ロープ ハーネス ヘルメット カラビナ スリング 渓流シューズ
共同装備
ロープ スリング 確保機 クイックドロー カム アブミ アッセンダー ハーケン ハンマー

感想

行きつけのボルダリングジムにて開かれた沢登り講習会の集大成としての実践山行。

25mクラスの大きな滝を登るのも、ハーケンを打ったりカムを差し込んでナチュラルプロテクションを取って、ルートを構築しながら登る体験も初めて。トップから垂らしたフィックスロープにバックアップされながらの「擬似」リードだったが、十分に「いま生きている」感が想起される刺激的な時間(大滝登攀だけで一人あたりおそらく30分ほど)だった。滝に打たれる中、懸垂下降や登り返しを繰り返しながら、受講メンバー7名の体験を横に張り付いて細かくアドバイスしてくれたリーダーF氏には頭が上がらない。こんな体験はそうそう得られるものではない。講習会を企画してくれたボルダリングジムにも感謝感激!

核心の大滝のインパクトがあまりに大きくて、そのほかの滝もそれなりになかなか(7mとか10mとか…驚) だったが、振り返ったときの印象がだいぶ薄まってしまったほどだ。それだけ濃い山行となった。

元々は沢登りのトレーニングにでもなれば…という目的で始めたボルダリング。6年も経ち今や(手段と目的が入れ替わってしまいw)ジムで取り組むようになったグレードの課題を登るのに必要な登攀力が、ふだん家族やその周辺の仲間と行くことの多い1級の沢では要求される場面はそうそうは無い。
この実践山行で体験した難度の高い登攀やルート構築技術を自分がリーダーとして行う山行で要求されることも少なくとも近い将来にはないだろうし、あるいはずっと無いかもしれない。

でもね、軽自動車でもやろうと思えば時速120kmで走ることができても、ポルシェなどのハイスペックなスポーツカーで同じ120kmを走る際の安心感は得られないだろうし、いざという時のリスクの面でも大きく劣るはずだ。同様にオーバースペックな登攀力や知識は簡単な沢に行く際にもリスクを軽減し、安全性に大きく寄与すると考えている。このような知識や技術を認識して鍛錬できる機会はとても貴重だ。

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