万ヶ谷(阿舎利山) 兵庫に残された秀渓を遡行しよう
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 333m
- 下り
- 323m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
全員初めての万ヶ谷の沢登り、天気・水量を気にしながら波賀町原のゲートボールグランドに到着。道路から見えたソーメン滝の水量がそんなに多くないので、三段滝手前まで遡上して続行するか決めることにして10:10 遡上を開始。
最初のソーメン滝はヌルヌルして登り難く先が思いやられる。小滝を越えながらゴーロを抜けた所で遡上続行を決定、次に迫力の50m三段滝を左巻き、それからは小滝の連爆、斜滝、末広滝と続き、いよいよハイライトの10m〜20mの連爆帯(遡行図によると7滝)。これ以上の水量だと流される。すごい迫力だ。それを抜けると最後の大滝30m。左巻きで一段10m上がり後の20mのルートを見つけられず苦労して巻き上がった。13:50 終了。
昼食後、目印のケルンの少し上流で登山道と合流し日ノ原集落へ。道路を1km程歩いてグランドに到着。波賀温泉に入浴し帰神。タイトル通りの残された秀渓だった。マーキングテープは少なく、苔むした川原の石に踏み後は無く、いままで経験した沢ほど人が入っていないことを感じた。ナメ床を遡上するようなリラックス感は味わえず、次から次へと出現する滝を「息もつけずに登った。」感じだった。
メンバーの皆様お疲れ様でした。同会のUさんによるとこの沢はアマゴ等の川魚の渓流つりのポイントだそうだ。沢登りでの釣り人に対するマナーも勉強してみたい。
(調べてみました)
釣り人との出会い:魚影が濃く比較的容易な沢は、沢屋と同じフィールドになる。沢屋が先行しているならよいが、釣りをしているところを沢屋が追い越そうとする時に問題が起こる。沢に足をいれたとたん、魚は驚いて岩陰に身を潜め、その後数時間は出てこなくなってしまうからだ。釣り人にとって沢屋は天敵なのだ。もちろん先に入渓した人に優先権があるわけでもないが、どの沢を遡行するかを説明して先に進ませてもらおう。相手の立場も尊重して、気持ちよい交流を心がけたい。山と渓谷社『沢登り』より (MA)
兵庫に残された秀渓とある。入渓時はあいにく小雨模様。撤退覚悟で登っていくと、いつしか雨も上がり時折り日も差してきた。渓流は濁りがあるが水量も多くなく快適だ。
SLとN君のルートファインディングが的確で、2時間30分で最上部の20m滝に達した。が、20m滝の右岸をロープを出してよじ登るのに小1時間を要した。この滝を通過すればあとは平流となる。遡行を打ち切り、登山道を経由して日ノ原集落に下山した。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する