只見川大熊沢一ノ沢〜前沢左俣 毛猛山は遠かった！
中澤慧
体力度について
- GPS
- 39:54
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 1,322m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 14:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:50
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:20
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
継続遡下降かボート等 登山者への渡船が行われているかは不明 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
詳細記録（ブログ）↓ https://bigislandyamaguide.com/2022/10/01/ookuma/ |
| その他周辺情報 | 関連：春の会越横断 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4141320.html 只見川 大熊沢、前沢の記録 (一ノ沢：★、前沢：◆) ■1977/9/15-17 家田勇男、冨岡正男 (ゼフィルス山の会) 大熊沢中ノ沢右俣〜黒又川中岩沢東ノ沢大蛇沢下降 『岳人』No.373 1978年7月号 『日本登山大系 2 南会津・越後の山』(執筆者) ※ボート入山、黒又川第二ダムは丸一日湖岸歩き ■1978/8/1-5 家田勇男(単独) (ゼフィルス山の会、アサギ同人) 下五沢蓬沢左俣〜白沢右俣下降、下大鳥沢右俣〜左俣下降、滝の沢〜大熊沢立柄沢左俣下降、大熊沢二ノ沢〜中ノ岳沢下降〜毛猛沢下降 『岳人』No.387 1979年9月号 毛猛連山の沢�� 『日本登山大系 2 南会津・越後の山』(執筆者) ※継続遡下降 ■◆1978/9/1-2 家田勇男(単独) (ゼフィルス山の会、アサギ同人) 前沢右俣〜〜毛猛沢本谷下降〜百字ノ沢〜太郎助沢下降 『岳人』No.388 1979年10月号 毛猛連山の沢�� 『日本登山大系 2 南会津・越後の山』(執筆者) ※ボート入山 ■★◆1979/8/28-9/2 家田勇男(単独) (ゼフィルス山の会、アサギ同人) 末沢川足沢〜黒又川檜沢左沢下降〜檜沢中ノ沢右俣〜中岩沢西ノ沢下降〜東ノ沢出合まで往復〜中ノ沢〜大熊沢三ノ沢下降〜大熊沢中ノ沢左俣〜立柄沢右俣下降〜一ノ沢〜前沢左俣下降〜田子倉湖 『岳人』No.390 1979年12月号 毛猛連山の沢�� 『岳人』No.391 1980年1月号 毛猛連山の沢�� 『日本登山大系 2 南会津・越後の山』(執筆者) ※ボート下山 ■2000/10/7-9 菅井猛、高田清輝 (浦和浪漫山岳会) 大熊沢〜立柄沢左俣右沢〜三ノ沢山〜大鳥岳〜赤柴沢上部〜四十峠〜ダオ 『年報19 渓』 ※ボート入山 ■★2000/9/15-17 岡村一彦、大津政雄、岩永晶子 (わらじの仲間) 大熊沢一ノ沢〜毛猛山〜足沢左岸尾根 『わらじ 年報24 2000年度会活動報告』 ※ボート入山 ■2012/7/31-8/9 服部文祥(単独) (スクランブルアップ) 毛猛沢〜毛猛山〜大熊沢三ノ沢下降〜田子倉湖〜村杉沢〜(洗戸沢)〜北沢上部〜黒谷川西実沢下降〜スギゾネ沢〜ミチギノ沢下降〜袖沢御神楽沢〜会津駒ヶ岳 『岳人』 No.785 2012年11月号 ※継続遡下降 湖岸歩き ■★2013/10/7-8 mt-sam(単独) 大熊沢一ノ沢(途中まで往復) WEB:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-354504.html ※カヌー利用 ■◆2015/8/8-14 藤巻浩(やまねくらぶ)、高濱康弘(チームイーストウインド) 田子倉湖〜白戸川赤柴沢〜大川猿倉山〜島太郎沢バイウチ沢〜田子倉湖〜前沢〜毛猛山〜一ノ沢山〜中岩沢左岸尾根下降〜黒又川第二ダム〜イデン沢〜明神山〜中子沢温泉 『山と溪谷』 No.969 2016年1月号 ※パックラフト ■★2015/9/20-23 須田忠明(わらじの仲間)、吉原清人(山岳同人チーム84) 毛猛沢本谷左俣〜毛猛山〜大熊沢一ノ沢下降〜立柄沢右俣〜赤柴沢三の沢左岸尾根下降〜赤柴沢本流〜未丈ケ岳〜泣沢口 WEB:http://warajinonakama.blog.fc2.com/blog-entry-328.html ※継続遡下降 ■2015/10/15-17 mt-sam(単独) 大熊沢中ノ沢左俣(途中まで往復) WEB:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-743798.html ※カヌー利用 |
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装備
| 個人装備 |
パックラフト
パドル
ライフジャケット
|
|---|---|
| 共同装備 |
7.9mm 50m
6.5mm 40m
|
感想
毛猛山東面へのアクセスは国道252号から赤柴沢を下降し田子倉湖から行くのが最も近いと考えていた。
このアプローチの問題は帰りがヘッデン航行になる可能性があることだ。
満月でも無い限り闇夜の湖を渡ることはあまりしたくないので週末山行で毛猛東面に行くという発想は頭の中に無かった。
今回Wakaが提案してきたのは奥只見丸山スキー場からのアプローチだ。
これなら最初が車道なのでヘッデンスタートができ、かつ航行区間が短いため、湖で日が暮れる可能性が低い。
遠いことには変わりないが、一泊でも毛猛山に行ける可能性があると思い、日程に不安はあったがこの案に乗っかりピークを目指すことにした。
結果的には時間切れで前沢左俣を下降した。
前沢は流域の形から継続に組み込みにくく、大鳥ダム側からも遠いため、大熊沢以上に記録のない沢であるが、とても美しい渓だった。
家に帰ってから家田勇男さんの記録を読むと異常なスピードなのがわかる。
車道は長く(12km)疲れたが、冬に南アルプスの椹島(18km)まで何度か歩いたことを考えると、それより短いので年一程度ならアリかもしれないが一泊はキツいし、できれば継続したい。
毎度たいへんな思いばかりしている毛猛周辺であるが、今回もやっぱり大変で、そして濃かった。
ピークは踏めなかったが、春に滑った尾根に乗れたし、原始の山でしぶとく過ごした時間はかけがえのないものだ。
ゲスト
ものすごく疲れましたが色々な要素あり大充実の2日間でした。行って良かった！
詳細記録（ブログ）↓
https://bigislandyamaguide.com/2022/10/01/ookuma/?_thumbnail_id=15801
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「勇猛と豪壮、凛冽にして果敢。寡黙を支える重厚。有無を言わせぬ山名の響きが毛猛山にはある。
そしてこの山は、山塊の名をそのまま主峰に戴く、わが国でも数少ない存在として際立つ。
毛猛山。聞くにつけ見るにつけ、野武士の風貌を彷彿とさせ、その不遇さもまた類をみない。
道と呼べるものはゼンマイ径を除いてほぼ皆無。怪峰・檜岳を交えた足沢山群と前毛猛山という、
ふたつの要塞に深々と護られ、南方には獣の背のごとき長大な山稜を連ねてひとを寄せ付けようとはしない。
ならば沢からではどうかといえば、西に中岩沢と檜沢という凄まじい険谷が立ち上がり、東に唯一、
わずかに優しさを秘めた大熊沢が水を落とすが、そのすべてがダム湖によって断ち切られている。
そして、北方には、縦に切り裂かれた毛猛沢の峻烈がある。
あらゆる拒絶をかいくぐり、ようやくにして立つ者を泰然として迎える孤高の風姿。
毛猛に惹かれて足繁く通うのは、おそらくそんなところである。」と高桑（信一）さんが話している。
毛猛は残雪利用でしか踏んでいないので沢からも行ってみたいです。
中岩沢ほどでは無かったですが、大熊沢も僕らにとってはけっこう大変でした笑
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6982140.html
毎回リンクの報告しなくていいです
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