りっぱなお山だ岩手山


- GPS
- 07:20
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 7:07
天候 | 高曇りで眺望あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は道の駅にしねで買い物をした。地元の新鮮野菜がたくさん売られおり種類も豊富。見たことのない珍しい野菜もあり、良いお土産になった。 |
写真
感想
つい先日まで夏のような陽気だったのに一挙に冬の訪れを思わせる寒さで、登山前日には岩手山の初冠雪がニュースになっていた。
寒さ対策を万全にして夜明け前から馬返し登山口へと向かって車を走らせた。
長いコースタイムを日帰りで往復し、その後仙台まで移動する予定なので、早朝5時まだ暗い中を山頂目指して出発だ。
東北の夜明けは早い。歩き出してすぐにヘッドライトは必要が無くなった。まだ身体が十分目覚めていない。後から来る人たちに道を譲り長丁場に備えてゆっくりと歩を進めると間もなく2.5合目の分岐に着いた。
今日は曇りだが雲の底は高く時折薄い雲を通して日差しも感じる。気温は低いがまずまずの登山日よりのようだ。眺望を期待して旧道へと進む。
標高を上げるにつれて登山道は火山らしくなってきた。流れた溶岩が冷え固まったのであろうその上に火山噴出物が覆う歩きにくい道を喘ぎながら登れば、遠くの山々が徐々に存在感を高め、その中でも一昨日登った早池峰山が盛岡の街を挟んで一際堂々たる姿を見せている。
急登は7合目で終わり、緩やかな道を進めば8合目避難小屋はすぐそこだ。岩手山本峰が堂々たる姿を表した。幸い雪はすでに溶けている。
富士の名がつく山は多いが、このお山は南部富士の名に恥じない立派なお山だ。お鉢まで登ると、東北の山が全て望める。すぐ近くに秋田駒、その左手遠くには鳥海山。お鉢を巡って北側に目を向けると、特徴的な岩木山の姿やうっすら雪化粧をした八甲田の峰々も望める。足下に目をやれば伸びやかにうねる八幡平の山々の所々に温泉の蒸気が立ちのぼるのも見えた。
麓から見る姿も雄大だが、登ればさらにその素晴らしさを感じることができる。地元の人々が誇りに思うはずだ。
コマクサの咲く時期にまた来たいと思わされた。
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