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Yamareco

記録ID: 4762521
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

会津駒ヶ岳(急便;O;)

2012年09月01日(土) [日帰り]
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wasakaji その他1人
GPS
--:--
距離
8.5km
登り
1,047m
下り
1,047m

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
1:06
合計
7:45
5:15
0
スタート地点
5:15
165
8:00
8:41
20
9:01
0:00
84
10:25
10:50
55
11:45
0:00
75
13:00
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 小豆温泉 窓明の湯 入湯レポ
https://yu.hashigoyu.com/fukushima/1251/

尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯 入湯レポ
https://yu.hashigoyu.com/fukushima/555/

桧枝岐温泉 燧の湯 入湯レポ
https://yu.hashigoyu.com/fukushima/52/
登山口です。ここからしばらくは樹林帯を進みます。
登山口です。ここからしばらくは樹林帯を進みます。
やがて清々しい湿原ゾーンに突入!
やがて清々しい湿原ゾーンに突入!
湿原の花々と青空に樹林帯の疲れも吹っ飛びました。
湿原の花々と青空に樹林帯の疲れも吹っ飛びました。
駒ノ小屋到着。
小屋前には、こんなきれいな池がありました。いい場所に建ってるなー。
小屋前には、こんなきれいな池がありました。いい場所に建ってるなー。
いつまでも眺めていたい景色です。
いつまでも眺めていたい景色です。
花もあちこちに咲いていました。
花もあちこちに咲いていました。
中門岳です。静かな水面に、トンボの作った波紋だけが広がります。
中門岳です。静かな水面に、トンボの作った波紋だけが広がります。
なにげに好きなモウセンゴケ。
なにげに好きなモウセンゴケ。
名残惜しいですが下山します。
名残惜しいですが下山します。
帰りに寄った水場です。綺麗な清水が植物を伝って滴り落ちていました。
帰りに寄った水場です。綺麗な清水が植物を伝って滴り落ちていました。
水場に咲いていたトリカブト。もう終わりかけ?
水場に咲いていたトリカブト。もう終わりかけ?
桧枝岐は蕎麦も美味しいけれどラーメンもおいしい。
桧枝岐は蕎麦も美味しいけれどラーメンもおいしい。
翌日見学した桧枝岐歌舞伎です。
翌日見学した桧枝岐歌舞伎です。
鳥肌がたつような素晴らしさでした。
鳥肌がたつような素晴らしさでした。
本当に素晴らしいので、まだの人は、ぜひ一度観てほしいです!
本当に素晴らしいので、まだの人は、ぜひ一度観てほしいです!

感想

お盆に国見温泉へ行ったっきり、猛烈な暑さに負けて休日は冷房で冷え冷えの部屋でゴロ寝でした。少しだけ涼しくなった9月は久々に重い腰をあげて、頂稜湿原が素晴らしいらしい南会津の会津駒ヶ岳に行ってみました。田代山や燧ケ岳からその姿を見るたび「よし、次はあそこだ!」と決めていました。

5:13身支度済ませて駐車場出発。登山口に近い駐車スペースは朝の出発時点(5時頃)で、まだ数台の空きスペースがありました。歩くコースは滝沢口のピストンです。

駐車場の先は「落石の危険があるため」通行禁止のたて看板がありました。駐車場の先にも数台の駐車スペースがあったものの、たて看板が示す通り林道上には小さな落石が転がり、さすがにこの時点では誰も停める人はいませんでした。

5:15登山口です。しばらくは急な樹林帯をもくもくと歩きます。風も無くジメリとしているので、早くも汗ダラダラです。

この登山道やけに静かで、なぜか鳥の鳴き声も一切なし。シーンとする中、我家の足音だけが響きます。すると、しばらくして・・・「ほぉっーーーっ!」なにやら、ホエザルのような謎の雄叫びが・・。「おや?今のは何だろう?」「鳥じゃないね、猿かな?」

またしばらくして、「ほぉっーーーっ!」

さらに登山道を進むと、なにやら前方に、立ち止まっている男性がひとり。

「ほぉっーーーっ!」

さっきから時々聞こえていた雄叫びは、この男性が発信源でした。背後から来る我家に気が付くとホッとした様子で、「この先でガサガサと、何か大きなモノが藪の奥を動いていた!威嚇で声を出したら、逆に足音が近づいてきて、熊かもしれないと思って50mくらい戻って来たんだよ」とのこと。

用心のため少しばかり3人で登山道を歩きます。

6:30水場入口。水場は登山道から少し下った場所にあり、男性は水場へ行くといいます。水をたっぷり持っていた我家はそのまま登山道を前進。ちょっと不安そうな表情でひとり水場の方へ降りて行った男性です。静かな南会津の森に再び「ほぉっーーーっ!」という声がこだましていました。

7:36見晴らしのいいベンチで小休止。おぉ、駒ノ小屋が見えるゾ。

8:00駒ノ小屋到着。小屋前の池を眺めつつ朝食休憩しました。この後ちょっとしたハプニングが待ち構えています。

8:41小腹が満たされたところで、山頂目指して出発。小屋から先の登山道は最近刈り払いがされたらしく、木道の上に乾いた細長い草がパラパラと被さり、これがシャーーッッ!とよく滑る!何度もズルッとコケそうになりました。

山頂への分岐を階段状の木道を進むと・・会津駒ヶ岳山頂です!周囲を草木に囲まれて、狭い印象の山頂でした。

続いて中門岳へ。広い池があり静かな水面にトンボの作った波紋だけが広がっていました。

木道の終点で駒ノ小屋方面へ引き返します。この先でハプニング勃発。なんと・・山歩きの最大の敵、強烈な・・便・意・襲・来!!

必然的に、ここからはペースアップで歩きます。しかし経験した人ならわかると思いますが、ひとたび便意が押し寄せると、もぅ一歩たりとも歩けなくなるんですね。
苦悶の表情で木道に立ちすくみ便意が過ぎるの耐えて待つのみ。そして小康状態のすきに可能な限り前進。進んでは止まり、止まってはまた進む「だるまさんが転んだ」走行です。

夢のような木道も、この時ばかりは、もう悪夢。木道が長い・・長すぎる・・。

そして遂に最大の難関、刈り払いされた「お滑りゾーン」に突入。「さぁ、コケなはれ」といわんばかりの、干草で覆われた木道、そして、なだらかな下り坂が続いている。しかし、決してここでコケるワケにはいかない。なぜなら滑って尻餅ついたら、ジ・エンドだから。額にジットリとにじむ脂汗。

10:25間一髪、駒ノ小屋到着できました。あぁ、ここに駒ノ小屋があって、本当によかったです。すっかり脱力した後は、小屋前の池を眺めつつ休息。

下山時には行きで立ち寄らなかった水場に寄ってみました。水場は登山道から細い急坂を下った先にありました。それほど多くない清水が細く滴り落ちる水場でした。もしプラティパス満タンにするとしたら結構時間がかかりそうな水量です。

13:00登山口到着!下山届けを出して、会津駒ヶ岳、無事終了しました!

出発時は少しばかり空きのあった登山口近くの駐車場も、その後に満車となった様子で、林道の路肩にも車がズラリ「通行禁止」看板の奥にも車が数台停められていました。

下山後は檜枝岐で昼食&温泉。檜枝岐は「裁ち蕎麦」が有名ですが、ラーメンも美味しかったです。そして翌日は一度観て見たかった桧枝岐歌舞伎を見学しました。

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