御嶽山 田の原から王滝頂上と「やまテラス王滝」

2022年10月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.4km
• 登り: 741m
• 下り: 736m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:30

6:30 田の原登山口
7:00 7:00 大江権現
7:40 7:40 金剛童子
9:00 9:00 九合目避難小屋
9:30 9:40 王滝頂上山荘
9:50 9:50 九合目避難小屋
10:20 10:20 金剛童子
10:40 10:40 大江権現
11:00 田の原登山口

天候

曇り 微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜アクセス・駐車場＞
ナビで「田の原天然公園」を入力。国道19号から約1時間。
斜度の強いカーブ路の連続だが、道幅は広い。
2022年10月24日より冬季通行止となります。
駐車場は舗装200台程のキャパ。
「やまテラス王滝」の水洗トイレが24時間利用可。夜間も電灯あり。
飲食料の販売はないため、注意が必要。

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
「やまテラス王滝」トイレ前と遥拝所にあり。

＜注意事項＞
田の原から剣ヶ峰（御嶽山頂）には行けません。
2022年7月10日〜10月12日規制緩和で
10月12日PM14まで9合目避難小屋〜王滝頂上通行可能です。
通行可能箇所・時間以外への立入は刑罰対象。
荒天の場合、通行止となることがあります。
その際は田の原の鳥居そば、遥拝所そばの看板に
「登山道閉鎖中」と磁石板が貼られるようです。
途中、山小屋等補給場所はありません。

＜田の原駐車場〜遥拝所＞
駐車場から遥拝所までは平坦な砂利道。車が通れる道幅。

＜遥拝所〜8合目避難小屋＞
緩やかな斜度の木と石のミックスの登山道。歩きやすい。

＜8合目避難小屋〜9合目避難小屋＞
大きな石の転がる登山道をそこそこの斜度で登る。足場は安定。
9合目下に一口水あり。水は出ていましたが飲水ではありません。

＜9合目避難小屋〜王滝頂上＞
急峻な大きな石の転がる登山道。硫黄臭が漂う。

＜王滝頂上山荘＞
避難小屋。パトロール隊員詰所を兼ねています。
利用可能時刻はAM7〜PM14まで。夜間宿泊は出来ません。
裏手に非水洗トイレあり。協力金100円。

写真

鳥居をくぐって出発です。真ん前にどーんと御嶽山。

御嶽山絵地図。王滝を中心に描かれています。

途中、田の原天然公園内も歩きつつ。展望台からは雲多く北アルプスの展望はありません。

どーんと目の前に登る山が登山口から見える珍しい山。

振り返ると中央アルプスと三笠山。

風情のある灌木地帯を抜けて歩きます。

毎年ここのドウダンは紅葉が美しい。

中央アルプスに黄葉の額縁。雲海も伸びて美しい。

もう1枚。

恵那山もどっしり。

ごろごろ岩の中を歩いて行きます。

前夜の雨で氷の花。

王滝頂上避難小屋です。噴火口を背にした側にソーラーパネルやガラス窓があります。

王滝頂上からの剣ヶ峰。

ズームにしてみます。人がいますがRW利用の人はまだつけない時刻でまばらかな。

青空と神社。

王滝頂上避難小屋。

避難小屋の窓から雲海パノラマ。

登りは必死で気づかないけど、かなりの斜度。

ナナカマドの赤。

ドウダンの赤。

森の雰囲気もいい。

この看板が登山口鳥居と遥拝所そばにある。荒天で登山規制時はここに「登山道閉鎖中」と貼り出される。

御嶽山ビジターセンター「やまテラス王滝」。「さとテラス」が木壁なのに対し、こちらは石壁です。

御嶽山で見られる花々…ここにクモマグサが載っています。3〜4年探してますがまだここでは見られていません。

王滝町「ララカレーおんたけ」でデビルキーマカレー。食べ応え歯ごたえがめちゃくちゃおいしい！

感想

minislope

王滝頂上と「やまテラス王滝」へ行ってきました。

御嶽山は標高が高いので車中泊して順応する方が楽だしと、
前夜移動してると運転中から既に高山病気味；
寝たら治りましたが高度をあげすぎたみたいです。

翌朝、晴れれは早めに登山口を出て、
日の出をと思ってましたが、曇りであまり期待出来ないため、
気が位くらいまで眠ってからの出発です。
さむいですけど。持ってきた雪山装備はいらなさげ。
曇りがちですが既に森林限界をほぼ越えて
灌木地帯の田の原から御嶽山の山容が堂々として素晴らしいです。
東海地方の人がよく知る御嶽山ってこの姿なんですよね。

ゆっくりと高度をあげて振り返ると眼下には
黄葉越しに三笠山と雲海越しの中央アルプスの山並が美しいです。
日がもうちょい指すとなお綺麗だろうと想像しながら高度をあげます。
田の原からのルートは急に高度をあげるので
地味に身体に響きますがじわじわあがって王滝頂上へ。
ガスが広がってきていましたが剣ヶ峰への展望は開けていました。
またいつか田の原から山頂に立てるといいなと思います。

ガスが広がってきて、少し寒くなってきたので、
王滝頂上避難小屋で休憩をさせていただきました。
ガラス窓があり雲海の展望が素晴らしい別荘のよう。
休憩のあと、下山を開始、人のまばらな登山道を下りました。

下山後、登山口すぐの「やまテラス王滝」へ。
「さとテラス三岳」と同じ展示もあれば、違う部分もありでした。
どっちが好きかと言えば「やまテラス」かな。
生息する動物や植生の紹介もあり、
登山口のビジターセンターらしさがありますし、
噴火や郷土に関わる書物が少ないながらも閲覧できるのが魅力でした。