和賀岳・薬師岳 NHK花の百名山にニッコウキスゲを見に。


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 1,113m
コースタイム
天候 | 薄曇り のち 時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
和賀岳・薬師岳に、ニッコウキスゲを見に行ってきました。
花の見ごろの時期に毎年大仙市民に募集をかけ「和賀岳ニッコウキスゲを見る会」が模様されますが前日の12日でした、9時の受け付け開始から3時間位で定員になったそうで人気のほどがうかがえます、私は例年何日かずらして登っています。
自宅から40分程で登山口まで行けますので、今朝はゆっくり5時前に起きだして準備してからの出発です。
避難小屋駐車場に6時前に着いたら、10台位の車がすでにありました、半分以上が県外で関東圏のナンバーも数台ありまして、自宅をいつ出てこられたのかを思うとちょっと申し訳なく思いました、でも地元の特権ですね。
早速準備して歩き出し、登山口の甘露清水を水パックに詰めて登り始めます、曲沢分岐からナラの巨木の前を通り、ブナ台からはブナの森の中をゆっくりと、唯一の渡渉後滝倉の水場で腰の氷入りペットボトルへ補給し今日の休憩箇所としていた倉方をめざします。
ここでザックをおろしナッツ類をぽりぽりと約10分位の休憩を取り、薬師分岐・薬師岳に向かいます。
標高が1,050m程になると一挙に視界が開け薬師より南の稜線 申山方面が見えてきますがこの日は生憎の薄曇りで遠望は利きませんでした、本来ならば真昼山や遠くに鳥海山も見えるんですが今日は期待できませんね、しかしここからいろいろな花が出てきますから楽しませてくれます。
標高1,100mあたりからこのコースで最もきつい急登が薬師分岐付近まで続きます、また南斜面が崩落していて危険な箇所もあるため慎重に登りました。
薬師岳山頂へ立って和賀岳をのぞむとガス?霞がかかって山頂がよく見えません、しかしまだまだ遠いな〜といつも思ってしましますが、早く薬師平までの花畑が見たくなり、お堂にお参りもそこそこに先を急ぎます。
薬師岳の北斜面を下ると、先に白や黄色の模様が点々と見えてきます、近づくにつれて一面のイブキトラノオの白い花房の中にニッコウキスゲが点々とコントラスト良く咲いています、この光景を見たくて登ってきたんですよね〜
薬師平まで花畑が続き、そこから稜線歩きのような登りを終えると小杉分岐、東に和賀岳、西に白岩岳でそこから東方向を見ると、ずっと奥に和賀岳、手前にど〜んと小鷲倉への稜線が見えます。
ひ〜こら言って小鷲倉、やっと和賀岳の山頂がしっかり見渡せるところまできました、足元には点々と黄色のニッコウキスゲや花たち、さらにその下には和賀川の源流が、残雪もみえます、後ひと踏ん張りで和賀岳です。
山頂近くになってくると黄色の点々が見え、山頂には期待通りのニッコウキスゲの花畑が広がっていました。
ここは薬師平と違いニッコウキスゲが一面の花畑で、西、北、東の斜面と目に入るすべてに咲いています、よく見るとハクサンフウロやシャクナゲなどもちょっとずつ見られ更に楽しくさせてくれました。
ただ、山頂に着く少し前から小雨が降り始め、先着していた方々は早々に下山し始め昼食もおにぎりをぱくつく程度で、写真を撮り早めの下山となりした。
降り始めても多くの登山者とすれ違い、この時期の和賀岳の人気度がわかります、また薬師平まで降りてくるとここを目的に来られた方たちのグループも多く、写真を撮ったり食事を楽しんだりしていました。
また今年も、楽しい和賀岳のお花見でした。
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