便ヶ島から聖岳(聖平テント泊)

2014年07月19日(土) 〜 2014年07月20日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,449m
• 下り: 2,449m

コースタイム

【1日目】
06：35　便ヶ島
07：25　西沢渡(ゴンドラ2往復所要計15分)
09：20　標高1600m付近
10：05　標高1800m付近
11：00　苔平
12：10　2120m付近(雷雨退避1時間10分）
13：35　標高2200m付近
14：05　薊畑
14：30　聖平小屋
【2日目】
04：45　聖平小屋
05：10　薊畑(荷物デポ)
06：10　小聖岳
07：15　前聖岳（3013m）※滞在20分
08：25　小聖岳
09：05　薊畑(荷物回収）
10：20　標高2000m付近
12：50　西沢渡(ゴンドラ2往復所要計15分)
13：55　便ヶ島

天候

1日目〜曇一時雷雨
2日目〜晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆便ヶ島までの路面状況は、所々で落石があり車高の低い車は要注意。
また大雨が降ると土砂が流出しそうな沢型が何カ所かありました。
◆とにかく長い。便ケ島は奥深いところですね。
◆下山後は甲斐大泉のパノラマの湯へ。

コース状況／危険箇所等

◆危険箇所はありません。強いて言えば以下の通りです。
◆便ヶ島〜西沢渡の間に崩落箇所が数か所あり、トラバース気味に通過が必要なため慎重に。
◆小聖岳を越えたあたりの稜線は痩せた岩稜となっているため躓かないよう注意が必要です。
◆西沢渡の「ゴンドラ」がある意味最も危険か。人数がいたから渡りきれましたが、疲れ切った下山者が一人で渡ろうとして腕の力が尽きると進退窮まる可能性もあります。それ程腕には厳しいアルバイトです。

写真

7/19 6:17

便ヶ島P。見えるのは聖光小屋。さあ長丁場だァ

7/19 6:36

登山道入り口の看板。車中泊は有料500円…

7/19 6:36

さあ入山！

7/19 6:43

ほどなくトンネル

7/19 6:43

涼しいです！

7/19 6:46

西沢渡までの間には、こんな崩落箇所がいくつかありました。トラバースで通過します。

7/19 6:52

滝の沢を橋で越えて

7/19 6:52

滝の沢橋

7/19 6:52

滝の沢橋から滝を見る

7/19 7:03

やや荒れ気味の昔の林道を行く

7/19 7:20

視界が開けてきました。

7/19 7:20

勢いがある。水量が多いようですね。

7/19 7:24

西沢渡のゴンドラ。上腕二頭筋および三頭筋の疲労度が半端ない。今日の水量では渡れないため、ヤルしかありません。
これ何とかなりませんかね？改善求む…。

7/19 7:25

みなさん、手を挟まないように注意です…

7/19 7:47

ゴンドラから程なく廃屋に

7/19 8:56

曇り空だが薄日が差していました。

7/19 9:19

1600m付近。ここから200m毎に標識が。

7/19 9:24

グリーン

7/19 10:03

登るにつれて、赤い石が多くなってきました。ラジオラリア板岩というらしい。
海のプランクトンの死骸だそうです。こんなところまで上がるんですね。

7/19 10:05

1800m！

7/19 10:20

ギンリョウソウ、1900m付近のみ数株だったなあ

7/19 10:32

だんだん暗くなってきて、そして雷鳴が聞こえ始めた…

7/19 11:01

この看板嘘つき。まだ2000mに達していませんよ。

7/19 11:07

ほら、2000mはここだよ。
ところで雷がやばい雰囲気に…

7/19 12:32

もうやばいんで、いったん行動停止。フライを張って雷雨をやり過ごす。なるべく広い尾根で高い木から離れて…2100m付近

7/19 13:29

雷様がおさまったので、いざ再出発

7/19 13:33

2200m！

7/19 14:04

黄色い花

7/19 14:04

標高が上がってきた。ガスか幽玄さを演出。

7/19 14:04

咲きかけのヨツバシオガマか

7/19 14:04

7/19 14:04

薊畑到着

7/19 14:06

今日はここから下って聖平へ

7/19 14:06

7/19 14:06

7/19 14:06

幻想的

7/19 14:07

何でしょうか

7/19 14:10

7/19 14:10

チングルマ？

7/19 14:11

高山植物保護柵

7/19 14:14

7/19 14:17

7/19 14:18

ガスが切れてきた

7/19 14:20

聖平が見えてきた

7/19 14:20

小屋の屋根が

7/19 14:22

2383峰

7/19 14:23

もっと咲きそう

7/19 14:25

上河内岳方面を分ける

7/19 14:25

小屋までは木道

7/19 14:26

7/20 4:39

2日目の朝、ガスっている

7/20 4:39

みなさん撤収中

7/20 4:51

厳かな雰囲気の中出発

7/20 5:12

薊畑でザックをデポし

7/20 5:32

ガスの中登る

7/20 5:46

なんかうっすら青くなってきたような

7/20 5:48

振り返ると上河内岳方面の稜線が見えてきた

7/20 5:48

キターッ、青空

7/20 5:48

華麗にキンバイ

7/20 5:53

すっかり晴れた。上河内岳〜茶臼岳〜仁田岳方面

7/20 6:00

前方左手にうさぴょんも

7/20 6:04

小聖岳手前

7/20 6:11

出たー聖岳でかすぎるー

7/20 6:13

手前の岩稜は少し細い

7/20 6:14

右後方に上河内岳

7/20 6:20

西側は切れている

7/20 6:24

イヤ、だからデカいって…

7/20 6:28

コマクサかっ

7/20 6:34

デカい壁を登ってピークを目指す

7/20 6:47

影

7/20 6:54

来し方を振り返る

7/20 6:54

7/20 6:54

7/20 7:09

もう少しで

7/20 7:09

雲も出てきた

登頂成功！

7/20 7:24

ドドーンっと赤石岳が飛び込んできた

7/20 7:26

大沢岳方面

7/20 7:26

いい天気。光岳まで遠望

7/20 7:56

さあ下山！

7/20 8:15

イワカガミ

7/20 8:26

7/20 8:26

小聖岳から聖岳。見納め。

7/20 10:08

またガスった

7/20 10:08

7/20 10:21

1000m下ってきた。あと1000m。

7/20 11:15

7/20 11:18

7/20 11:42

また日が差してきた

7/20 13:22

もうすぐ…

7/20 14:15

とうちゃーく。
超ハードでした。

撮影機器：

α NEX-3N SONY

感想

romu1333

1日目登り標高差1400m、2日目に至っては800m登って、2000m下るという超ハードな山行でした。
初日はカミナリに見舞われ聖平への到着が危ぶまれるも、少々待機時間は要しましたが無事聖平到着、2日目にかける。
2日目は薊畑からのアタック中にガスも晴れ、まさかの晴天に。
最高の状況の中、初めて姿を現した聖岳の巨大な躯体に大いに引きつつも、新たなる闘志も湧いてきた。この大きな壁を征服して辿り着いた山頂は360度の大展望。北はでーんとでっかく赤石岳、その向こうに荒川三山、振り返れば光岳までのスカイラインがくっきりと。そして東側に目を移すとうっすら富士山が…もう最高でした。
聖岳は本当に大きかった‥