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記録ID: 4807192
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

ヘリによる救助に遭遇した神室山(西ノ又〜神室山〜パノラマ)

2022年10月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:25
距離
13.3km
登り
1,363m
下り
1,358m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
1:37
合計
8:25
6:38
6:38
17
6:55
6:56
58
7:56
8:03
3
8:06
8:15
7
8:22
8:22
53
9:15
9:25
24
9:49
9:49
17
10:06
10:06
5
10:11
10:47
4
10:51
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14
11:05
11:06
6
11:12
11:12
12
11:24
11:43
38
12:21
12:22
5
12:27
12:37
14
12:51
12:51
30
13:21
13:21
11
14:36
ゴール地点
天候 昼前まで曇り、尾根に出るとかなりの強風とガスガス
11時過ぎから、前神室山北尾根は、風が弱まりガスが晴れた
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前神室山の北尾根を行く、パノラマコースの登山口です。周回してここに下山する予定です。
前神室山の北尾根を行く、パノラマコースの登山口です。周回してここに下山する予定です。
西ノ又コースは、林道を進みます。
西ノ又コースは、林道を進みます。
西ノ又コース入口です。ここまで車でも入れますが、歩いても1Km程度です。
西ノ又コース入口です。ここまで車でも入れますが、歩いても1Km程度です。
第1渡渉点の前に、名前のない渡渉点がありました(^^ゞ
第1渡渉点の前に、名前のない渡渉点がありました(^^ゞ
第1渡渉点の吊り橋です。
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第1渡渉点の吊り橋です。
沢沿いに進みますが、高巻くところもあります。
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沢沿いに進みますが、高巻くところもあります。
踏み跡は明瞭でしたので、古い案内板なのでしょう。
踏み跡は明瞭でしたので、古い案内板なのでしょう。
第2渡渉点も吊り橋でした。こちらの方が揺れがやや大きいようです。
第2渡渉点も吊り橋でした。こちらの方が揺れがやや大きいようです。
歩き易い水平道があってホットしますが、
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歩き易い水平道があってホットしますが、
基本的にはヘッツリが多いです。
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基本的にはヘッツリが多いです。
すぐ先には、こんな注意がありました(-_-;)
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すぐ先には、こんな注意がありました(-_-;)
レコでよく見る看板ですね(^^)/
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レコでよく見る看板ですね(^^)/
沢を渡ったり高巻いたりしながら進みます。
沢を渡ったり高巻いたりしながら進みます。
三十三尋の滝と言うようです。
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三十三尋の滝と言うようです。
また沢に降りました。
また沢に降りました。
第3渡渉点は本当の渡渉ですが、水量も多くなく難なく渡れます。
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第3渡渉点は本当の渡渉ですが、水量も多くなく難なく渡れます。
こんなところを通過すると、
こんなところを通過すると、
5分ほどで不動明王がありました。
5分ほどで不動明王がありました。
不動明王の横にも水が流れていますが、少し上には汲みやすい水場があります。
不動明王の横にも水が流れていますが、少し上には汲みやすい水場があります。
傾斜がきつくなりました。
傾斜がきつくなりました。
胸突八丁坂です。
胸突八丁坂です。
お助けロープが設置されているところもあります。
お助けロープが設置されているところもあります。
八丁坂を登り終え尾根に出ると、ガスガスでかなりの強風でした
(-_-メ)
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八丁坂を登り終え尾根に出ると、ガスガスでかなりの強風でした
(-_-メ)
こんな天気では、紅葉を楽しむ余裕は無いです(*_*;
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こんな天気では、紅葉を楽しむ余裕は無いです(*_*;
御田ノ神です。
少し下ります。
きれいに刈り払いが済んでいました。ありがとうございます
m(_ _)m
きれいに刈り払いが済んでいました。ありがとうございます
m(_ _)m
窓くぐりです。本来ならパッと景色が広がるのでしょうが、
窓くぐりです。本来ならパッと景色が広がるのでしょうが、
ガスガスで何も見えません。それに更に風が強くなりました(-_-;)
ガスガスで何も見えません。それに更に風が強くなりました(-_-;)
西ノ又コース分岐を左に、神室山方向へ進みます。
西ノ又コース分岐を左に、神室山方向へ進みます。
祠のある神室山山頂に到着しました。とても休憩できる状況ではないので、
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祠のある神室山山頂に到着しました。とても休憩できる状況ではないので、
神室山避難小屋へ向かいました。すぐ後から来た岩手の方と、しばし談笑を・・・(*^^*)
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神室山避難小屋へ向かいました。すぐ後から来た岩手の方と、しばし談笑を・・・(*^^*)
バイオトイレが設置されていました。飯豊の頼母木小屋や門内小屋のトイレも小のみ分離する構造になっていましたね。
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バイオトイレが設置されていました。飯豊の頼母木小屋や門内小屋のトイレも小のみ分離する構造になっていましたね。
天気が良くならないので先に進みます。神室山山頂に戻りました。
天気が良くならないので先に進みます。神室山山頂に戻りました。
神室山〜西ノ又コース分岐の鞍部の岩場です。来るときに、この付近で歩けなくなった女性を背負った山形県警の方とすれ違いました
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神室山〜西ノ又コース分岐の鞍部の岩場です。来るときに、この付近で歩けなくなった女性を背負った山形県警の方とすれ違いました
前神室山へ進みます。
前神室山へ進みます。
急にガスが切れ風も弱まり、鳥海山が見えました(^^)/
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急にガスが切れ風も弱まり、鳥海山が見えました(^^)/
岩手の方が、11時頃から天気が回復する予報と言っていましたが、現在11時10分です。
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岩手の方が、11時頃から天気が回復する予報と言っていましたが、現在11時10分です。
レリーフピークです。
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レリーフピークです。
下にはお地蔵様が居られました。酒飲み地蔵でしょうか(^^ゞ
下にはお地蔵様が居られました。酒飲み地蔵でしょうか(^^ゞ
紅葉と鳥海山です。
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紅葉と鳥海山です。
右が前神室山、左手前は有屋口分岐です。
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右が前神室山、左手前は有屋口分岐です。
山形県警の救助隊の方々がヘリを待っているようです。女性をヘリで降ろすようですが、すごい天気の読みですね。
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山形県警の救助隊の方々がヘリを待っているようです。女性をヘリで降ろすようですが、すごい天気の読みですね。
有屋口分岐ピークは、まだ風が強いようで、尾根の風が弱いところで救助作業をするようです。まずヘリの救助隊の方が降下しました
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有屋口分岐ピークは、まだ風が強いようで、尾根の風が弱いところで救助作業をするようです。まずヘリの救助隊の方が降下しました
負傷した女性を吊り上げています。
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負傷した女性を吊り上げています。
残った救助隊の方を吊り上げて、
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残った救助隊の方を吊り上げて、
救助作業は完了です。
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救助作業は完了です。
鳥海山が見守ってくれていたのかな(*^^*)
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鳥海山が見守ってくれていたのかな(*^^*)
有屋口分岐からレリーフピーク方向を振り返ったところです。
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有屋口分岐からレリーフピーク方向を振り返ったところです。
救助作業が完了し、尾根の通行止めが解除されたので、前神室山へ向かいます。
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救助作業が完了し、尾根の通行止めが解除されたので、前神室山へ向かいます。
紅葉と前神室山と鳥海山のコラボです。
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紅葉と前神室山と鳥海山のコラボです。
紅葉と鳥海山をアップで(*^^*)
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紅葉と鳥海山をアップで(*^^*)
台山の向こうに月山が見えました。
台山の向こうに月山が見えました。
有屋口分岐ピークを振り返ります。ここの紅葉は何故か西斜面だけなのですね('_')
有屋口分岐ピークを振り返ります。ここの紅葉は何故か西斜面だけなのですね('_')
有屋口分岐ピーク、その右奥に神室山、肩のところに避難小屋が見えます。
有屋口分岐ピーク、その右奥に神室山、肩のところに避難小屋が見えます。
水晶森分岐です。ヤマレコの地図検索では、歩かれていないようです。
水晶森分岐です。ヤマレコの地図検索では、歩かれていないようです。
前神室山が近くなりました。
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前神室山が近くなりました。
前神室山山頂に到着!
前神室山山頂に到着!
しばし展望を楽しみます。まず左の台山と中央奥の月山です。
しばし展望を楽しみます。まず左の台山と中央奥の月山です。
頭だけ見えていますが、右が虎毛山、左奥は栗駒山でしょうか?
頭だけ見えていますが、右が虎毛山、左奥は栗駒山でしょうか?
こちらは、右が山伏岳、左奥は焼石岳のようです。
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こちらは、右が山伏岳、左奥は焼石岳のようです。
中央奥が神室山で、歩いて来たパノラマコースの尾根が続いています。
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中央奥が神室山で、歩いて来たパノラマコースの尾根が続いています。
神室山のアップ、避難小屋も見えています。
神室山のアップ、避難小屋も見えています。
雲が少なくなり、鳥海山がスッキリ見えました。
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雲が少なくなり、鳥海山がスッキリ見えました。
まだ先は長いので下ります。
まだ先は長いので下ります。
前神室山を振り返って見ます。
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前神室山を振り返って見ます。
第3ピークです。登山口まで4.0Kmとなっていました。
第3ピークです。登山口まで4.0Kmとなっていました。
この尾根を下ります。
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この尾根を下ります。
ざんげ坂です。それほどの距離はありませんが、かなりの急斜面でした。
ざんげ坂です。それほどの距離はありませんが、かなりの急斜面でした。
少し登り返すと第2ピークがありました。
少し登り返すと第2ピークがありました。
ざんげ坂と第3ピークを振り返ります。
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ざんげ坂と第3ピークを振り返ります。
あそこが第1ピークでしょう。
あそこが第1ピークでしょう。
また少し登り返すと第1ピークでした。
また少し登り返すと第1ピークでした。
いっぷく平まで、一気に下りました。
いっぷく平まで、一気に下りました。
登山口のすぐ近くに沢があったので、靴などを洗って終了です。
登山口のすぐ近くに沢があったので、靴などを洗って終了です。
この鳥居からパノラマコース登山口まで2Km弱です。あまり路面の良くない砂利の林道へ車を乗り入れたくない人は、鳥居の左の駐車スペースを利用するといいでしょう。帰りに見たら、2台が停まっていました。
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この鳥居からパノラマコース登山口まで2Km弱です。あまり路面の良くない砂利の林道へ車を乗り入れたくない人は、鳥居の左の駐車スペースを利用するといいでしょう。帰りに見たら、2台が停まっていました。

感想

神室山は、今回が2回目でした。
前回は、ちょうど20年前の2002年10月13日でしたが、意識して月日を合わせたのではなく、たまたま天気予報の良い日を選んだだけです。

ヘリによる救助に遭遇しましたが、知り得た概要です。
・当該グループは、前日(10/12)に山形県側の有屋口から入山した。
・当初の計画通りなのか、負傷者が出たためか不明だが、その日は避難小屋に泊まった。
・当日(10/13)、西ノ又コース分岐〜神室山山頂間で、負傷者を背負った山形県警救助隊の方とスライドしたのが午前10時前だったので、救助隊の方は明るくなってから登って来たと思われる。
・午前10時頃の尾根上は、かなりの強風とガスガスだったので、交代で背負って下山すると思った。
・避難小屋でお会いした岩手の方から、へりで救助するらしいと聞いた。
・午前11時頃から、風が弱まり、ガスが晴れてきた。
・有屋口分岐へ向かって歩いていた11時20分頃、飛んで来るへりが見えた。
・へりは何回か旋回し、救助に適した風の弱い場所を探していたように思えた。
・当初予定していた有屋口分岐ピークでなく、前神室山への尾根の途中に救助場所を変更した。
・尾根の通行が禁止されたので、有屋口分岐ピークから救助活動を見ていた。
・あの天候でヘリでの救助を決めるとは、凄い「読み」だと思いました。
・救助隊の方々は、お疲れさまでした。
・負傷された方は、早く元気になられますように。

今回の負傷された方には同行者がいて、心強かったことでしょう。
もし、単独だったら、どうなっていたか、考えさせられます。

地元の1,000mに満たない五頭山系で、9/21に70歳の行方不明者が出ています。
10/09に登った時、菱ヶ岳山頂、五頭山三叉路などに、捜索願いが張られていました。
菱ヶ岳登山口駐車場に車が停められたままになっていたようです。

五頭山系の通常ルートは、年に何回も登っていますが、道迷いするようなところはありません。
滑落する危険個所も、ほぼ無いので、何があったのか疑問です。
もし単独登山でなかったら、行方不明までにはならなかったと思えます。

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コメント

phk55さん、こんばんは。
先週、私も神室山を同じコースで歩いたので、手に汗握る思いでレコ拝見しました。
救助された女性はタイミング良くヘリが頑張ってくれたからよかったですね。
私も北岳でヘリを呼んであげた経験があり、また、槍ヶ岳や谷川岳で救助ヘリを間近で眺めたことはありますが、これだけ一部始終を全部見ることはなかなか無い貴重な体験と思います。
山では自己責任!と簡単に言われますが、足首骨折くらいなら私もビッコで下山したことがありますが、どうにもならない状況もあるかと思います。
身につまされるシーンですね。
情報共有ありがとうございました
2022/10/18 21:58
ShuMaeさん、こんにちは。
たまたま進行方向で救助作業があり、終了まで尾根が通行止めになったので、
全部を見ることができました。幸いにもヘリは分岐点ピークより下だったので、
良く見えました。なかなか無いタイミングでしょうね。

私達も夫婦で二百、三百名山巡りをしていましたが、6山残っています。
うち3山は、日高のカムイエク、ペテガリ、神威岳です。
体力のある内に登っておけば良かったと思いますが、もう遅いようです(^^ゞ

ShuMaeさんは、既にカムイエク、ペテガリを登っておられるし、
年齢的にも二百名山完登は確実のようですね(^^)/

コメントありがとうございましたm(_ _)m
2022/10/19 11:39
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