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Yamareco

記録ID: 4811460
全員に公開
ハイキング
剱・立山

下ノ廊下(黒部ダム〜欅平)

2022年10月21日(金) 〜 2022年10月22日(土)
 - 拍手
GPS
09:54
距離
29.3km
登り
4,474m
下り
5,382m

コースタイム

1日目
山行
5:36
休憩
0:09
合計
5:45
8:15
17
8:32
8:33
40
9:13
9:14
52
10:06
10:06
34
10:40
10:43
28
11:11
11:11
36
11:47
11:48
45
12:33
12:33
27
13:00
13:02
13
13:15
13:15
4
13:19
13:19
2
13:21
13:21
23
13:44
13:45
15
2日目
山行
3:45
休憩
0:08
合計
3:53
6:00
68
宿泊地
7:08
7:09
7
7:16
7:17
21
7:38
7:41
33
8:14
8:15
27
8:42
8:42
35
9:17
9:17
33
9:50
9:52
1
9:53
ゴール地点
天候 初日、快晴。2日目、曇りぎみ。
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿〜扇沢間のバスは週末のみ運行で以下のように刻む。
・前夜、東京から松本へ中央道高速バス。
・松本駅最寄りのカプセルホテル(松本BTから徒歩3分)、ホテルMマツモト2980円。
・初日、JR始発で、松本(5:56)から信濃大町(7:02)。
・バスで、信濃大町(7:10)から扇沢(7:50)。
・アルペンルート電気バスで、扇沢(8:00)から黒部ダム(8:16)。
・2日目、欅平から黒部峡谷鉄道など乗り継いでJR黒部宇奈月温泉駅まで。
・黒部宇奈月温泉駅から北陸新幹線で東京へ。
・ホテル代を除く交通費総額20670円。
コース状況/
危険箇所等
・ログの標高差は明らかにおかしい。累積上りは500-600m程度(感覚的に100-200の登りが3-4回)。2日目、朝イチ、小屋から200mの登りが一番ツラい笑。
・よほどのアクシデント(気を失う、蜂の大群に襲われる、熊が出るなど)がない限り、黒部川へは転落しない。谷側は崖地形ではあるが、ほぼ全線で手摺番線があり、過度に怖がる必要はない。
・旧日電歩道、水平歩道ともに、足元は前後左右に水平で、道幅もかなり広く、ほとんどの区間ですれ違い、追い抜きも問題なく出来る。大太鼓のような区間は実際にはほとんどない。今回はすれ違いはほぼなかった。逆コースでは多数すれ違いがあった様子。
・移動距離はやや長いが上り下りが大きくなく登山に求められる体力もそれほど必要ない(アルプス登山できる人なら問題ないレベル)。
・志合谷のトンネルは150m、真っ暗で足元にはかなりの水が流れている。ローカットだと間違いなく浸水する。
・初日、欅平から日帰りで黒部ダムへという登山者とすれ違った。いろんな事情があるとは思うが、このルートを日帰りなんてもったいなすぎる。阿曽原温泉は絶対に外せない。
その他周辺情報 ・阿曽原温泉小屋キャンプ場1000円。温泉代800円。
草地でペグ刺さりやすく平らで(空いていれば)快適。水場、トイレも近くてトイレは水洗(紙なし)。奥黒部ヒュッテも水洗だったが汚水はどこへ行くのだろう。
・小屋から温泉は5分ほどの下り。短いが足場の悪い結構な急斜面なので登山靴で行った方がいい。サンダルなどではとても歩きにくく足が痛いと思う。
・下山後は欅平駅そばの猿飛温泉がおすすめ。500円で露天風呂からは河原が一望でき解放感ありすぎ(念のため向こうからこちらは見えない)。1つだけ洗い場があり体を洗える。
9月10日以来、今年4回目の扇沢。いま、この高さが紅葉のピーク。
2022年10月21日 07:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
10/21 7:45
9月10日以来、今年4回目の扇沢。いま、この高さが紅葉のピーク。
前回、9月10日の扇沢と比べると別世界。
2022年09月10日 05:34撮影 by  SH-M15, SHARP
1
9/10 5:34
前回、9月10日の扇沢と比べると別世界。
電気バス下りたら左には入らずまっすぐ。
2022年10月21日 08:14撮影 by  SH-M15, SHARP
2
10/21 8:14
電気バス下りたら左には入らずまっすぐ。
外へ出てまず200m下って黒部川へ。
2022年10月21日 08:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
10/21 8:22
外へ出てまず200m下って黒部川へ。
黒部川に下り立つ。初めて黒部川から見上げる黒部ダム堰堤。
2022年10月21日 08:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
10/21 8:33
黒部川に下り立つ。初めて黒部川から見上げる黒部ダム堰堤。
この川を欅平まで下っていく。楽しみだな〜。
2022年10月21日 08:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/21 8:33
この川を欅平まで下っていく。楽しみだな〜。
日が歩く後ろから射し込み、ひたすらに紅葉が美しい。
2022年10月21日 08:54撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
10/21 8:54
日が歩く後ろから射し込み、ひたすらに紅葉が美しい。
日に輝くカエデの葉。
2022年10月21日 08:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/21 8:55
日に輝くカエデの葉。
まさに黒部峡谷。
2022年10月21日 08:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
10/21 8:57
まさに黒部峡谷。
このような滝はいたるところに。
2022年10月21日 09:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/21 9:05
このような滝はいたるところに。
ダムからしばらくは紅葉がきれいすぎてなかなか進まない。
2022年10月21日 09:19撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/21 9:19
ダムからしばらくは紅葉がきれいすぎてなかなか進まない。
まだ川そばを歩けてイワナも見える。
2022年10月21日 09:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
10/21 9:40
まだ川そばを歩けてイワナも見える。
この青い実は何だろう?
2022年10月21日 10:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:07
この青い実は何だろう?
新越の滝。
ピントが手前にあってしまった。
2022年10月21日 10:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:08
新越の滝。
ピントが手前にあってしまった。
黒部川にかかる巨大なスノーブリッジ。標高わずか1000m、冬の始まりにこの膨大な残雪。恐るべし黒部。
2022年10月21日 10:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:19
黒部川にかかる巨大なスノーブリッジ。標高わずか1000m、冬の始まりにこの膨大な残雪。恐るべし黒部。
このアーチ状の残雪下を通る。
2022年10月21日 10:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:22
このアーチ状の残雪下を通る。
触るとカチカチ。
2022年10月21日 10:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:23
触るとカチカチ。
抜けてこの絶景。
2022年10月21日 10:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:27
抜けてこの絶景。
大文字草。リンドウもけっこう咲いていた。
2022年10月21日 10:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:31
大文字草。リンドウもけっこう咲いていた。
たまーにあるこの程度の登り。
2022年10月21日 10:36撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:36
たまーにあるこの程度の登り。
黒部別山谷。
2022年10月21日 10:41撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/21 10:41
黒部別山谷。
谷を渡る。
2022年10月21日 10:41撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/21 10:41
谷を渡る。
このようにほぼ全区間に手摺番線という強固な針金がありこれを使って歩く。
2022年10月21日 10:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:47
このようにほぼ全区間に手摺番線という強固な針金がありこれを使って歩く。
これを見るとヒヤヒヤするが足場は平坦でとても歩きやすい。
2022年10月21日 10:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:47
これを見るとヒヤヒヤするが足場は平坦でとても歩きやすい。
見上げると美しい岩峰群。
2022年10月21日 10:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 10:48
見上げると美しい岩峰群。
激しく流れ下る黒部川。この流れで下流の多数の水力発電所が関西に電気を送っている。何で関西?
2022年10月21日 11:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:03
激しく流れ下る黒部川。この流れで下流の多数の水力発電所が関西に電気を送っている。何で関西?
黒部ダムでは足元にあった流れの弱い黒部川はもう激流となり近づけない。
2022年10月21日 11:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:04
黒部ダムでは足元にあった流れの弱い黒部川はもう激流となり近づけない。
たくさんの滝が合流し川が太くなる。
2022年10月21日 11:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:05
たくさんの滝が合流し川が太くなる。
このあたりが白竜峡。
2022年10月21日 11:10撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:10
このあたりが白竜峡。
見飽きない景色が延々と続く。
2022年10月21日 11:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:42
見飽きない景色が延々と続く。
十字峡。左右から劔岳と爺ヶ岳からの沢が黒部川に合流する。
2022年10月21日 11:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
10/21 11:49
十字峡。左右から劔岳と爺ヶ岳からの沢が黒部川に合流する。
合流直前の劔沢にかかる吊り橋。
2022年10月21日 11:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:49
合流直前の劔沢にかかる吊り橋。
吊り橋真下はこんな激流。
2022年10月21日 11:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:49
吊り橋真下はこんな激流。
名もなき三段の滝。
2022年10月21日 11:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 11:50
名もなき三段の滝。
はるか下方を流れる黒部川。ここはS字峡。
2022年10月21日 12:36撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 12:36
はるか下方を流れる黒部川。ここはS字峡。
来ました!関西電力黒部第四発電所。風の中のすばる〜♪砂の中のぎんが〜♪
2022年10月21日 12:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 12:47
来ました!関西電力黒部第四発電所。風の中のすばる〜♪砂の中のぎんが〜♪
標高差550m、10km上流の黒部ダムの水を地下に掘った水路から流れ落とし発電するのだとか。人間はスゴすぎ。
2022年10月21日 12:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 12:47
標高差550m、10km上流の黒部ダムの水を地下に掘った水路から流れ落とし発電するのだとか。人間はスゴすぎ。
東谷吊橋。
2022年10月21日 13:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:01
東谷吊橋。
仙人ダム。
2022年10月21日 13:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:14
仙人ダム。
仙人ダム観光放水。ではない。
2022年10月21日 13:17撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:17
仙人ダム観光放水。ではない。
仙人ダム施設内に進入。
2022年10月21日 13:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:18
仙人ダム施設内に進入。
熱気むんむん。
2022年10月21日 13:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:19
熱気むんむん。
タイミングよく目の前を関西電力黒部専用鉄道が通過。
2022年10月21日 13:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:20
タイミングよく目の前を関西電力黒部専用鉄道が通過。
これが2024年、黒部宇奈月キャニオン鉄道となり一般開放される。
2022年10月21日 13:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:20
これが2024年、黒部宇奈月キャニオン鉄道となり一般開放される。
黒部ダムから欅平までを結ぶ新鉄道。これに乗ると登山者しか通れない黒部ダム〜欅平が観光客でも往来できるようになる。
2022年10月21日 13:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/21 13:20
黒部ダムから欅平までを結ぶ新鉄道。これに乗ると登山者しか通れない黒部ダム〜欅平が観光客でも往来できるようになる。
14時、阿曽原温泉小屋に到着!
2022年10月21日 14:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
10/21 14:02
14時、阿曽原温泉小屋に到着!
テントを張って、14-15時が男性タイムなのでさっそく温泉へゴー!
2022年10月21日 14:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/21 14:06
テントを張って、14-15時が男性タイムなのでさっそく温泉へゴー!
ひゃー。タマランチ!
偶数時間が男性。20時から混浴OK。
2022年10月21日 14:49撮影 by  SH-M15, SHARP
3
10/21 14:49
ひゃー。タマランチ!
偶数時間が男性。20時から混浴OK。
最高の温泉から上がってきて、あとは至福のカップ麺、ビールタイム。
2022年10月21日 15:06撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/21 15:06
最高の温泉から上がってきて、あとは至福のカップ麺、ビールタイム。
窓からの風景もグッド。
2022年10月21日 15:07撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/21 15:07
窓からの風景もグッド。
18時、また温泉に来た。見上げると満天の星。
こんな温泉、なかなかないね。
2022年10月21日 18:12撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/21 18:12
18時、また温泉に来た。見上げると満天の星。
こんな温泉、なかなかないね。
のんびり6時に出発。
標高が830mと里山並みに低く、夜はまったく寒くなかった。
2022年10月22日 06:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 6:01
のんびり6時に出発。
標高が830mと里山並みに低く、夜はまったく寒くなかった。
平和な水平歩道。
2022年10月22日 06:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 6:53
平和な水平歩道。
折尾谷を越えていく道、まさに水平歩道。
2022年10月22日 07:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 7:03
折尾谷を越えていく道、まさに水平歩道。
折尾ノ大滝。
2022年10月22日 07:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 7:27
折尾ノ大滝。
ここが水平歩道で最も有名なスポット、大太鼓。よくこんなの掘削したものだ。しかも何kmにもわたって。
2022年10月22日 07:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 7:59
ここが水平歩道で最も有名なスポット、大太鼓。よくこんなの掘削したものだ。しかも何kmにもわたって。
ここは奥鐘山。この幅1km高さ800mの西壁、黒部三大岩壁とのこと、最上級のクライミングコースらしい。
2022年10月22日 08:01撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 8:01
ここは奥鐘山。この幅1km高さ800mの西壁、黒部三大岩壁とのこと、最上級のクライミングコースらしい。
志合谷。ここは標高900mしかない。
2022年10月22日 08:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 8:04
志合谷。ここは標高900mしかない。
そこにこの大量の雪塊。いったいピーク時、何十mの雪が積みあがるんだ?なお、この谷は当然渡れないので、この下に150mのトンネルがある。
2022年10月22日 08:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/22 8:04
そこにこの大量の雪塊。いったいピーク時、何十mの雪が積みあがるんだ?なお、この谷は当然渡れないので、この下に150mのトンネルがある。
ここがそのトンネル。まっくらでかなり長く、さらに足元は結構な水があり、半端な靴だと簡単に浸水するレベル。
2022年10月22日 08:08撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/22 8:08
ここがそのトンネル。まっくらでかなり長く、さらに足元は結構な水があり、半端な靴だと簡単に浸水するレベル。
白馬岳が奥に見える。営業終了した白馬山荘も見える。
うっすらと白いのは雪だろうか。
2022年10月22日 08:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 8:57
白馬岳が奥に見える。営業終了した白馬山荘も見える。
うっすらと白いのは雪だろうか。
鹿島槍ヶ岳もまだらに白い。
2022年10月22日 09:06撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
10/22 9:06
鹿島槍ヶ岳もまだらに白い。
水平歩道も終わりに近づく。
2022年10月22日 09:10撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
10/22 9:10
水平歩道も終わりに近づく。
10時前、すでに観光客でいっぱいの欅平駅に到着。
10時、始発のトロッコに間に合うが1本遅らせる。
2022年10月22日 09:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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10/22 9:48
10時前、すでに観光客でいっぱいの欅平駅に到着。
10時、始発のトロッコに間に合うが1本遅らせる。
駅から3分、猿飛の湯。源泉かけ流し、男湯は目の前が黒部川で最高の開放感。
2022年10月22日 09:56撮影 by  SH-M15, SHARP
4
10/22 9:56
駅から3分、猿飛の湯。源泉かけ流し、男湯は目の前が黒部川で最高の開放感。
出発前の欅平駅でお勉強タイム。
2022年10月22日 10:32撮影 by  SH-M15, SHARP
1
10/22 10:32
出発前の欅平駅でお勉強タイム。
家族観光で来て以来、10年ぶりの黒部峡谷鉄道。午前の便は空いていて快適。The鉄道という感じで楽しい!
2022年10月22日 10:41撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/22 10:41
家族観光で来て以来、10年ぶりの黒部峡谷鉄道。午前の便は空いていて快適。The鉄道という感じで楽しい!
富山地鉄を乗り継いで黒部宇奈月温泉駅から新幹線で東京へ。
快適すぎる新幹線登山。
2022年10月22日 13:32撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/22 13:32
富山地鉄を乗り継いで黒部宇奈月温泉駅から新幹線で東京へ。
快適すぎる新幹線登山。
お弁当をいただいてビールを飲んで昼寝して17時前に帰宅。
楽しい黒部ハイキングでした。
2022年10月22日 13:36撮影 by  SH-M15, SHARP
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10/22 13:36
お弁当をいただいてビールを飲んで昼寝して17時前に帰宅。
楽しい黒部ハイキングでした。

感想

北アルプスにはしばらく来ないと思っていたが、また北アルプス界隈に。ただ、今回は、山にはまったく登ってないから北アルプスに来たとは言わないか?
この夏秋、歩いてみたいシリーズ第4弾(1から3はどこだ?)、黒部、下ノ廊下。ずっと前から行ってみたいと思っていたこの下ノ廊下は通行可能期間が非常に短く、そして、紅葉期にあたるとすごい混雑するので、今回はその期間を外し、秋晴れの金曜にも絡めて黒部川へ。夏に、黒部源流域の薬師沢小屋から鷲羽岳、そして、読売新道を黒部ダムまで下ってきたので、その続きにもなる。
朝、今年、4度目、紅葉が美しい扇沢からバスで黒部ダムへ。ほとんどの場合、この先、まだまだアルペンルートを乗り継いでいくが、今回は乗り物はここで終わり、黒部川へ下りていく。始めてのコース、ワクワクして楽しみだ。
ほとんどがダム堰堤へ向かう中、一人だけ日電歩道方面へ。建物の外へ出るといきなり眼前に広がるピークの紅葉が素晴らしい。そこから黒部川まで200m下り、その先はほぼひたすらまさに水平に歩いていく。その間、道中、黒部峡谷の美しさ、迫力に圧倒されっぱなしだ。立山の称名川もそうだが、黒部川が悠久の時間をかけて刻んできたその深い峡谷を静かに歩いていると、人類史がいかに短いかを思い知る。ただ、こんな険しい山の中、そして、こんな特殊な登山道を歩けるのは、そんな人類が築いてきた黒部川電源開発の歴史があり、また、関西電力や阿曽原小屋の絶え間ない整備のおかげであり、整備されなければ夏が来ても誰も歩けない。本当に感謝だ。
白竜峡、十字峡、S字峡と次々と現れる渓谷美を堪能。そして、黒四発電所が見えてきて、ここでスマホから中島みゆき、地上の星を流してみる。今回、自分の中ではこれが一番の楽しみ。狙いどおり、この場にピッタリ笑。プロジェクトXの中にワープしたような感覚、テンション爆上がりで最高だった笑。
その後、しばらくで14時過ぎに小屋に到着。テントを張って、タイミングよくお風呂が男性時間だったのでさっそく露天風呂へ。
ふわぁー、たまらん!土日なら湯船は隙間がないほどらしいが、今日は広い湯船に7人ほど。石鹸もあり顔を洗ってさっぱり。温泉登山はたまらない。
テントに戻ってビールを飲んで、あとはまったり。夜になりまた、温泉に行き、足の指先までポカポカになり、快適な夜を過ごせた。
翌日は欅平まで4時間の行程なので朝、ゆっくり出発。
小屋から先は水平歩道と呼ばれ、下の廊下を象徴する大太鼓が見どころ。日本最大の岩壁、奥鐘山の西壁などを楽しみながら歩いていく。途中から眼下に欅平駅が見え始める。小屋から欅平まではわずか4時間。もう少し歩きたいと思いつつも、10時前、あっという間に欅平駅に到着してしまった。温泉ポイントはいくつもあるが、一番、空いていそうな欅平駅最寄りの猿飛の湯へドボン。狙い通り、誰もいない開放感あふれる露天風呂であったまり、その後は10年ぶりの黒部峡谷鉄道、富山地鉄、新幹線を乗り継いで17時前に帰宅。楽しかった黒部の遠足はおしまい。
次はいつ北アルプス来るかな〜。あと、いつか、上ノ廊下も歩きたいがあっちは超上級コース。行ける日が来るのか?!

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コメント

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今年の下ノ廊下の状況がとてもよくわかりました ありがとうございます😊
私も火曜日から行く予定ですが、アイゼンまたは軽アイゼンは必要でしょうか?
2022/10/23 7:46
HartnoAceさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。ご質問の件ですが、雪の上を歩くことはまったくないので滑り止めは不要だと思います。厳密にはほんの1ヵ所だけ雪の上に乗りましたが泥で汚れていて気がつかないのと一瞬で終わるので心配ありません。レコに記載しましたが150mのトンネルは足元が本当に川のようになっているのでそこの対策(ハイカットなら大丈夫)だけはした方がよいと思います。特に逆コースで序盤で浸水すると最悪なので。
お天気よいといいですね!ぜひ、お気をつけて行ってらしてください!
2022/10/23 8:26
murphyさん、ご返信ありがとうございます。
私もレコを拝見していて150mのトンネルの水が気になっていました笑 靴はアプローチシューズのハイカットなのでなんとか行けるかもです。今回、初めての下ノ廊下なので楽しんできます。ありがとうございました!
2022/10/23 12:40
お疲れ様です。

いつの間に下ノ廊下行かれてたのですか!紅葉に当てようと思うとタイミングが難しく、、阿曽原のHPの残雪みて今年もまた諦めてました。良いなあ、、やっぱり良いですね🤗

上ノ廊下行かれる際はご一緒させて下さい。
2022/10/27 23:18
taksizmさん、おはようございます。
下ノ廊下、素晴らしかったですよー!
普段登山している人なら登りがほとんどなくて注意さえ怠らなければ、疲れるところはほとんどなくてこの満足感は他にはなかなかないですね!
今週末と、小屋閉まるけどテントなら来週末まで行けますよ!
おぉ!マジですか!上ノ廊下、一緒してくれるんですか!それは心強い!
私、まともな沢登りすらほぼしたことないですけどね笑。そんなやつが上ノ廊下行けるのかと思いますが笑。
さっそく、冬のスキーの時に打ち合わせしましょう!あと、北鎌尾根もやりたいんで、そちらもお願いします🙇‍♂️。
ところで、最近、全然レコないですけど山行ってないんですか?
2022/10/28 7:45
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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