飯豊山(大日杉小屋→地蔵岳→切合小屋→飯豊本山)ピストン
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,178m
- 下り
- 2,178m
コースタイム
7/21 4:30切合小屋→6:50飯豊本山頂→9:00切合小屋→10:30御坪→12:50地蔵岳→15:30大日杉小屋
天候 | 20日曇り雨、21日晴れ時々曇りにわか雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御坪から種蒔山を横切るルートには3つの雪渓があり、足元を注意して渡れば大丈夫ですが、切合小屋手前の雪渓は、出口に向かって斜面を直接行くのは危険です。なるべく雪渓の端を登り平坦な部分に出てから横切るようにした方が安全に渡れます。 切合小屋から本山に向かう途中、草履塚までの間にも雪渓がありますが、危険なところはありませんが踏みぬかないように左側に進むと抜けられます。 水場は地蔵岳の途中「長之助清水」と切合小屋にあります。その他は使えないようです。 |
写真
感想
梅雨が明けていない海の日三連休、19日スタートを順延、21日の晴れ予報を期待して20日スタートに。
米沢市内のホテルで5:00に合流、登山口まで1時間20分程度かかります。
大日杉小屋600mから地蔵岳1539mまではほぼ直登、地蔵岳から御坪もアップダウン多くしっかり2時間。
御坪から切合小屋までは地図上2つルートがあるが、種蒔山をトラバースするルートしかないようです。このルートも3つの雪渓があり、慎重を要します。ここで時間をロス。ここで雨が本降り。
当初本山小屋まで行こうとしていましたが、私たちには無理と観念、切合小屋に泊まることに決定。
これが正解でした。(翌日は、荷物を小屋において、雨具と非常食のみで本山往復)
切合小屋は自炊場が広く快適。トイレも新しくきれい。
翌日0時に外に出ると、晴天、三日月と満天の星空、流れ星。これは絶対見てください。
翌朝3時起床、身支度して朝食。4時30分本山頂上に向けスタート。
ほどなく御来光。やっと太陽が見えました。そして雪渓登り、注意すれば危険ではありませんが右方面に行くとコースが外れます。
草履塚から御秘所へ、ここは鎖場・岩登り。ここも慎重に。
次第に霧が晴れ、山肌が見え隠れ、テンションあがります。
意思がつまれたピークをすぎるとテント場が現れると間もなく本山小屋です。
飯豊山神社に御参りをしてから、右横を抜け頂上へ、どんどん雲が晴れ、大クラ尾根や北股岳などが見えてきます。
15分ほどで頂上、絶景を見ながらしばし陶酔。
7:20雲が出てきたので、下山開始です。
雪渓下りは慣れると楽しかったです。
9:00切合小屋に到着、荷物をまとめ、下山。1つ目の雪渓は注意が必要なるべく左上に行き、対岸についたら笹?のうえを通って降りるのが正解。
目洗清水を通過したところで突然の雨、本降りに。地蔵岳まではアップダウンがあるので試練。
地蔵岳山頂に着いたところで雨が上がり、山頂から本山が見えました。本山とはここでお別れ。
ひたすら下り、向こう側に「だまし地蔵」が見えてきます。
ここを過ぎると北方に月山、東側に蔵王、吾妻が見えます。そのとなりは磐梯山でしょうか?
立派な御田の杉、長之助清水とざんげ坂を過ぎて、谷を凝視すると大日杉小屋や駐車場が見えてきます。
ここまでくると、もう少しです。沢がみえたら大日杉小屋です。15:30
沢で泥だらけになった靴や雨具、スパッツ、ポールを洗えるので、ここで洗っていくと帰宅後の後始末が楽になります。
16:00小屋前を後に、17:00小野川温泉でまったり、18:00米沢駅で解散。
初めての飯豊山でした。評判通り雪渓美、高山植物、星空、見事でした。
登山口まで遠く、山が深いので、来るなら1泊ではもったいないです。
天気が安定した時期に、滞在日数を確保してじっくり味わいたい山ですね。
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