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Yamareco

記録ID: 4839812
全員に公開
沢登り
志賀・草津・四阿山・浅間

短時間ながら濃かった反下川(たんげがわ)の遡行【遡行図も直しました】

2022年10月21日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
1.4km
登り
48m
下り
30m

コースタイム

日帰り
山行
2:03
休憩
0:16
合計
2:19
12:16
56
林道からピンクの目印で沢に降りて入渓
13:12
13:18
61
2本目の石英脈
14:19
14:29
6
ニセ黄金の滝から林道に上がって沢装備から着替える
14:35
スタート地点近くの林道
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車だったので岩の切り通し直後の林道左脇にデポできましたが、駐車するのは厳しいと思われます。

駐車スペースについては下の「ファイル」に添付した図をご覧ください。

先行するヤマレコの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1157384.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3202501.html

と、ブログ「沢の風 森の風」を参考にしました。
https://blog.goo.ne.jp/kayorisa2/e/23cf80482846e6995ea283cb18002069

他にCo.640-650間の林道左側の「荒地」の地図記号の辺りに草の丈の低いところがあり、誰かが駐車した跡と思われます。

なお、一つ目の先行記録の入渓点にあったという鉄パイプ製の桟道のようなものは撤去されたのか、見当たりませんでした。
コース状況/
危険箇所等
下の「ファイル」に添付した図をご覧ください(滝の名前は太字にした二つを除いて勝手につけました)。

今年4月に訪れて以来、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4348813.html
近々再訪しようと思っていた反下川です。夏の間のヒルを避けてこの時期になりました。

ピンクの目印からゴーロ帯に降りて入渓します。

4月の記録でも言いましたが、木橋から下流は旅館があるので進入禁止!m9(・∀・)ビシッ!! ここ重要なので何度でも言います。

最初のCo.610付近のゲートのような小滝からしばらくは単調です(それでも個人的にはお目当てだった石英脈の1本目を発見できました。石英脈については後にブログに載せる予定です)。

Co.620の先で沢が右に曲がる地点に、僭越ながら私が「反下ブルーの滝」と名付けた小滝があります。釜が淵につながっていて、水が碧い!そして底が見えなくて、渦巻いてる!見た目は美しいですが、落ちたらイヤです。

左岸をへつれそうに見えたので行ってみましたが、摂理のような岩が水の浸食で丸くなっていてホールドが取りづらく(後で地質図を見ると安山岩のようです)、足下は濡れていて滑る…次の瞬間にはドボンして泳いでました(ノ∀`) 気温の高い日でしたが、水は以外にちべたかったw

反下ブルーの滝の上からラウンド1の短いナメが始まると共に、左岸に小屋が見えます(よくわからないですが、水質を中和する施設ではないかと)。林道からこの小屋へのアプローチに車止めなどがないのでそこを使えると反下ブルーの滝へもラウンド1のナメへも近いのですが、小屋はなるべくそっとしておいたほうがいい気もします。

沢が左に曲がると、一旦中断していたナメが(2本目の石英脈の上で)再開します。Co.630あたりです。中断する前のナメと特徴がほぼ同じなので「ラウンド1」としてまとめました。以降ラウンド2,3,4と進むうちにナメの特徴がいかに推移していくかもこの沢の見どころです。

Co.640手前で沢が右に曲がると「°ㅁ°」みたいな顔をした堰があります。左岸を巻きます。

図では表現しきれませんでしたが、堰の上流、右に鉤の手状に曲がったところ(別の言葉でいうと少し右→少し左と連続して曲がる)で沢が二俣となり、左俣に私が「ニセ黄金の滝」と名付けた小滝があります。命名の由来はこの滝が黄金の滝だと思った方がいらしゃったからです。

入渓から二時間ちょっとでしたが、先ほどドボンしたのでちべたかったことと、目当ての石英脈を3本とも発見できて満足したのでここで終了とします(それも4月に見ていたニセ黄金の滝が3本目の石英脈に架かっていたことは発見でした)。

ちょうど林道から滝を見に来た方がいて、戻っていくルートを追ってみると踏み跡がありました。踏み跡は「唐操原国有林」の青い看板の奥にある、ピンクの目印がついている杭のところに出ました(看板の手前にももっと大きな杭があります)。
その他周辺情報 たんげ温泉は日帰り入浴不可なので、温泉は近くの四万温泉を利用するとよいと思います。下の中之条町観光協会のサイトの下の方に四万温泉の日帰り温泉マップがあります。
https://nakanojo-kanko.jp/shima/one-day/

(なお、沢渡温泉にも共同浴場がありますが、地元の人向けのもので、洗い場がありません。個人的には沢渡温泉の泉質は好きですが。)

周囲には仙人窟もあります。沢装備の上に、要ヘッドランプ。
https://bit.ly/3GqTsq1
上のリンク先で県道55号から右の「美ら寿」の板の脇の道に入って橋を過ぎ、別の道を横切って九十九折になった道の左に「仙人くつ」と書かれた木の板があるところが登山口です。その先も迷いやすい所があるので準備は不可欠。

ブログもご覧ください。しゃわ倉ちよ子が〜洞窟に入る〜♪
https://blog.goo.ne.jp/harunakodou/e/9ea4949892abe327f1cc5a458560b76e
ファイル
反下川の遡行図です。
(更新時刻:2022/10/27 17:15)

装備

個人装備
長袖インナー ズボン 日よけ帽子 着替え ザック 飲料 地図(地形図) コンパス 筆記用具 時計 タオル 渓流シューズ ルート図

感想

以前訪れた沢でも下降と遡行では別物ですし、その上、今回は石英脈を見つけるために岩に注目して歩いたので前回スルーしていたことにたくさん気づけました。

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