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Yamareco

記録ID: 48442
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積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

烏帽子岳(上北烏帽子岳)

2003年12月23日(火) [日帰り]
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コースタイム

第4橋 9:18―夜泣き石―自動車道分岐9:23―木橋―急駐車場9:29―あずまや9:37~44―ブナ林(430m)10:20―南尾根(615m)11:07―東北町分岐(710m)11:29―山頂11:37~45―休憩小屋11:50~13:02―分岐13:50―小烏帽子(615m)14:15―尾根道(440m)−林道横断(340m)14:48―スキー場(340m)14:55―登山道(275m)15:00―あと1キロ(210m)15:08―馬門温泉P 15:25
過去天気図(気象庁) 2003年12月の天気図
2009年10月11日 20:33撮影
10/11 20:33

感想

馬門温泉に山さんは既に到着していた。小さんもすぐ着く。彼のランドクルーザーで枇杷野川林道から入山し、縦走することに決める。馬門スキー場は雪皆無なので、持参したスノーシュー、ワカンを車において出発。
ところが、林道が枇杷野川沿いに入ったところで雪が路面を覆っているではないか。うーんどこまで入れるかな。先日の轍もあるが、無理をせずに第4橋の手前に駐車する。小さんとは二人は初対面なので準備する前に互いに挨拶を交わす。小さんにワカンを持参してもらう。
トップを山さんにやってもらう。春の固雪のとき猿倉温泉から乗鞍岳までご一緒してその健脚ぶりを知っていたのと、初めての山のルートを知ってもらうために。登り口に湿原でもないのに木道があったりして戸惑うが、いつもぬかるんでいる道なので敷き設したものらしい。滑って転ぶ。小沢を渡り尾根に取り付く。冬にスキーで登った時はあずまやから南側の尾根を登った記憶があり、数十年ぶりの夏道は新鮮であった。ところどころに明示テープがついていて登山路がようやっと分かる程度で、雪の深さに驚く。スノーシュー、ワカンを車においてきたのが残念。なんてこった。こんなに雪の積もり具合に違いがあるとは。だまされた。
ヒバ林から、ブナ林に入り、小さんがワカンをつけてラッセルを開始。青空に葉っぱを一枚もつけないブナの木々、その足元真っ白い雪の上を登って行く。心のうちまですっきりと明るくなる。私たち、初心者パーテイに好天気を与えてくれてありがとう。結構きつい斜度を登り、尾根の休憩所に到着。西風が強い。頂上をバックに記念写真。更に西側から回り込んで山頂に。360度の展望を短い時間だったが楽しんで休憩小屋に入る。
山頂からの下りは、雪は720メートルの高度と西風の強いことからか乾燥雪で深く吹き溜まっていた。小屋の中には、今年の2月と違い、高さんが言ったように、仙人岱避難小屋にあるようなだるまストーブがありました。12月1日に来た時余裕がなく見過ごしたのでしょう。今回は利用させてもらい暖かく過ごせました。山さんはおニューのガスコンロで、お湯を沸かしラーメン、コーヒーと体を温めていました。昼食時、男女パーテーが私たちの後登ってきて下って行く姿を見ました。やはりツボ足でした。山なれた地元の方のようでした。
自動車道をラッセルし小烏帽子に75分で到着。山頂から馬門温泉までのほぼ半分を歩いたことになっていました。あとは下るだけですから、しかも雪も浅くなるだろうからと足は自然に動きます。丸太の階段は滑りますので、脇へそれて雪やぶの中を歩きました。520メートル地点、東西尾根の分岐から東側の馬門温泉の方への尾根を下り始めて程なく雪が全くなくなりました。西尾根に雪雲が取られてしまい、東尾根に雪が積もらないのでした。こんなに雪の量がはっきり違うとは。小烏帽子からは、太陽を背に受けて下るので、下山は、日陰になりヒバの林では薄暗く感じます。でも道はしっかりわかりますので安心です。下山は一度も休むこともなく無事予定時間通り下山できました。山さん、熊さんは先に帰宅。私は小さんと小さんの車を回収に行き散会しました。
ワカン、スノーシューの練習が出来ませんでしたが、雪山のツボ足歩きと縦走するという二つを体験できてよかったのではないでしょうか。それにしても、雪の道を長距離学校に通った山さんが、ツボ足歩きに難儀していたのにはびっくりしました。三人より体重が重いのも原因かも。これもあとは経験次第ですぐ慣れるでしょう。もともと雪国育ちですから。

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