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記録ID: 4849787
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

【南ア】松山沢川城の沢遡行・神宮川コタキノ沢下降

2022年10月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:53
距離
8.4km
登り
809m
下り
819m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:00
合計
4:54
7:35
284
スタート地点
12:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松山沢川沿いの工事用道路分岐付近に駐車
コース状況/
危険箇所等
・松山沢川は全体的に登りやすい沢だが、終盤の4mCS滝の巻きだけは初心者向けではない。
・コタキノ沢は、「小滝」だけの沢。沢沿いに径路もある。
その他周辺情報 ・城の沢の名称は、現地銘板及び土石流危険渓流一覧表(下記)に拠る。
https://www.pref.yamanashi.jp/shobo/documents/54499867531.pdf
・コタキノ沢の名称は登山大系、「小滝」の名称は日本の滝データベース(下記)に拠る。
http://www.ne.jp/asahi/otoma/home/database/19pr.html
・両沢ともに、他の記録は未確認である。
「城の沢」の記載のある堰堤銘板
2022年10月29日 07:53撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 7:53
「城の沢」の記載のある堰堤銘板
この沢最大の9m滝:脆いが容易
2022年10月29日 08:15撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 8:15
この沢最大の9m滝:脆いが容易
岩の積み重なり方が荒々しい5m滝
2022年10月29日 08:33撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 8:33
岩の積み重なり方が荒々しい5m滝
登れず、巻きもやや面倒な4mCS滝:TRなら登れるかも
2022年10月29日 09:27撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 9:27
登れず、巻きもやや面倒な4mCS滝:TRなら登れるかも
「小滝」:小滝という名称なのに30m程度あり、立派。直登できそうにないが、右のワイドクラックは登れるかも。
2022年10月29日 11:37撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 11:37
「小滝」:小滝という名称なのに30m程度あり、立派。直登できそうにないが、右のワイドクラックは登れるかも。
「小滝」の下段も含めた写真
2022年10月29日 11:41撮影 by  SO-02J, Sony
10/29 11:41
「小滝」の下段も含めた写真
遡行図
2022年11月18日 08:14撮影
11/18 8:14
遡行図

装備

備考 ラバーソールで行ったが、ぬめりが強いのでフェルトソールの方が適しているかもしれない。

感想

当初、ゼニイレ沢を予定していたが、天気がすぐれないので南アに転進。直前まで行先を迷ったが、初顔合わせの人もいるので難しくはなさそうな松山沢川〜コタキノ沢へ。

○松山沢川城の沢遡行
治山工事用道路跡を歩いて入渓すると、まずは堰堤の連続。最後の1つはやや面倒な巻きだった。堰堤群が終わるとすぐに小滝が連続しだし、それなりに立派な9m滝も出現。脆いが簡単なのでフリーソロ。その後も小滝は結構あり、直登に拘ればちょっと難しいものもあったが、そんな滝は簡単に巻ける。
想像通りに簡単な沢だなと思っていたが、4mCS滝は厳しそう。tamoshimaが左壁に取りついてみたが、最後のCSが乗っ越せないので、戻って巻く。右岸を選択したが、割と悪くて高度感もあり、この沢の難易度的核心であると感じた。
後は小滝を経て凡流となったので、右岸を詰めて登山道へ。

○コタキノ沢下降
時間にも体力にも余裕があるので、予定通り沢下降で下ることにする。登ってきたのと反対側の斜面を下り始めると、土の上に落ち葉が積もった斜面でとても下りやすい。
次第に水も出てくるが、右岸か左岸に続く平地を辿れるので相変わらず下りやすい。と思っていると踏み跡が濃くなってきて、径路になった。橋まで架かっている。掲示によると、ここはサントリーが手入れをしているらしい。道理で綺麗なはずだ。
滝らしい滝もなく「小滝」の上に至ったが、巻き道もしっかり整備されている。しかしこのまま道で下るのはつまらないので、小滝の滝壺へ。滝壺から見る小滝は、樋状の凹角をまっすぐ落ちる立派な直瀑で、下段も入れると約30mあり、全然小滝という感じではない。日本一立派な「小滝」かもしれない。残念ながら登れそうな滝ではないし、水量豊富で氷結することもなさそう。
小滝を暫し眺めた後、相変わらず平凡な沢を下っていくと堰堤が出てきて、巻いていくと工事用道路に出た。下山が早すぎたので、午後どうするかを考えながら車道を歩いて車に戻った。

【総評】
城の沢は全体的には容易な沢だが、小滝は多いのでそれなりに楽しめる。あまり濡れないので春や秋に行くには悪くない。
コタキノ沢は小滝以外は平凡で遡行対象にはならないが、小滝は立派なので、滝屋の観瀑対象としては一見の価値があると思う。

【感想】
アクセスが良いのに記録が見当たらないため気になっていた2本の沢を解明できたし、紅葉も綺麗だったし、初同行のメンバーとの交流もできたので、なかなか良い山行だった。

白岩と紅葉が綺麗だった。小滝はその名前に違和感大。難所は少ないが岩はどこを触ってももろもろ。下降は快適でした。

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