【南ア】松山沢川城の沢遡行・神宮川コタキノ沢下降
- GPS
- 04:53
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 809m
- 下り
- 819m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:54
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・松山沢川は全体的に登りやすい沢だが、終盤の4mCS滝の巻きだけは初心者向けではない。 ・コタキノ沢は、「小滝」だけの沢。沢沿いに径路もある。 |
その他周辺情報 | ・城の沢の名称は、現地銘板及び土石流危険渓流一覧表(下記)に拠る。 https://www.pref.yamanashi.jp/shobo/documents/54499867531.pdf ・コタキノ沢の名称は登山大系、「小滝」の名称は日本の滝データベース(下記)に拠る。 http://www.ne.jp/asahi/otoma/home/database/19pr.html ・両沢ともに、他の記録は未確認である。 |
写真
装備
備考 | ラバーソールで行ったが、ぬめりが強いのでフェルトソールの方が適しているかもしれない。 |
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感想
当初、ゼニイレ沢を予定していたが、天気がすぐれないので南アに転進。直前まで行先を迷ったが、初顔合わせの人もいるので難しくはなさそうな松山沢川〜コタキノ沢へ。
○松山沢川城の沢遡行
治山工事用道路跡を歩いて入渓すると、まずは堰堤の連続。最後の1つはやや面倒な巻きだった。堰堤群が終わるとすぐに小滝が連続しだし、それなりに立派な9m滝も出現。脆いが簡単なのでフリーソロ。その後も小滝は結構あり、直登に拘ればちょっと難しいものもあったが、そんな滝は簡単に巻ける。
想像通りに簡単な沢だなと思っていたが、4mCS滝は厳しそう。tamoshimaが左壁に取りついてみたが、最後のCSが乗っ越せないので、戻って巻く。右岸を選択したが、割と悪くて高度感もあり、この沢の難易度的核心であると感じた。
後は小滝を経て凡流となったので、右岸を詰めて登山道へ。
○コタキノ沢下降
時間にも体力にも余裕があるので、予定通り沢下降で下ることにする。登ってきたのと反対側の斜面を下り始めると、土の上に落ち葉が積もった斜面でとても下りやすい。
次第に水も出てくるが、右岸か左岸に続く平地を辿れるので相変わらず下りやすい。と思っていると踏み跡が濃くなってきて、径路になった。橋まで架かっている。掲示によると、ここはサントリーが手入れをしているらしい。道理で綺麗なはずだ。
滝らしい滝もなく「小滝」の上に至ったが、巻き道もしっかり整備されている。しかしこのまま道で下るのはつまらないので、小滝の滝壺へ。滝壺から見る小滝は、樋状の凹角をまっすぐ落ちる立派な直瀑で、下段も入れると約30mあり、全然小滝という感じではない。日本一立派な「小滝」かもしれない。残念ながら登れそうな滝ではないし、水量豊富で氷結することもなさそう。
小滝を暫し眺めた後、相変わらず平凡な沢を下っていくと堰堤が出てきて、巻いていくと工事用道路に出た。下山が早すぎたので、午後どうするかを考えながら車道を歩いて車に戻った。
【総評】
城の沢は全体的には容易な沢だが、小滝は多いのでそれなりに楽しめる。あまり濡れないので春や秋に行くには悪くない。
コタキノ沢は小滝以外は平凡で遡行対象にはならないが、小滝は立派なので、滝屋の観瀑対象としては一見の価値があると思う。
【感想】
アクセスが良いのに記録が見当たらないため気になっていた2本の沢を解明できたし、紅葉も綺麗だったし、初同行のメンバーとの交流もできたので、なかなか良い山行だった。
白岩と紅葉が綺麗だった。小滝はその名前に違和感大。難所は少ないが岩はどこを触ってももろもろ。下降は快適でした。
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