赤岳主稜&石尊稜
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が少ない。 赤岳鉱泉のテント場でも草が見える。 赤岳主稜の 1 ピッチ目のチェックストーンは下から簡単にもぐれる。 石尊稜の 1 ピッチ目は草付きでした。 アイスならば今がチャンスかも。 |
ファイル |
非公開
4850.xls
計画書
(更新時刻:2010/12/09 05:00) |
写真
感想
■赤岳主稜(1 日目)
取り付き 9:50 - 終了点 13:15
1 ピッチ目。有名なチェックストーン。雪がすくなく下から潜れました。
もぐった分、余裕かと思いきや、その後がちょっと厳しい。
途中、雪が舞い、ガスってくる。
中間のルートファインディングは全く出来ない。途中ピナクルで支点をとり
ながら上がる。
上部核心
1 ピッチ目に続き岩稜らしいピッチ。ホールドはそれなりにある。
本日は他の PT なく、自分達のペースで登ることができました。
合計 7 ピッチ
■石尊稜(2 日目)
取り付き 10:00 ごろ? - 終了点 12:55
雪が少なく取り付きまで一苦労。
取り付きで 1 時間ほど待ち。
1 ピッチ目。
80 度位の壁をクライミング。完全に岩登りの世界。三つ峠に行っておいて良
かったと思いつつもきびしめ。コーノさんはよくリードしたと思う。
上がったところからコンテで高度を上げる
上部岩壁
直上後、リッジの右側へでてルンゼを 30m ほど登る。ピンを見落とす。
ルンゼの終了点でビレー、さらに 1 ピッチのばし、登攀は終了。
あとはコンテで稜線へ。
前夜に小屋で大盛ご飯を食べたせいか調子が悪く、コンテ部分でペースが上
がらなかった。11 月に歩いていない影響もあったか。
合計 3 ピッチ(あとはコンテ)
■反省点
いつものとおりの反省会。
・道具編
- カラビナ
オートロックの環付きカラビナを使いましたが、グローブをはめた状態で
は非常に扱いづらい。
買いなおしです。
- アルパインヌンチャクのスリング
スリングを長めにしたり、たたんだりするとき、幅広のスリングがカラビ
ナにひっかかる。
細いスリングへ取替えが必要。
- グローブ
落としました。主稜取り付きで用を足していたら、なぜか谷底にすべるブ
ラックダイアモンドのソロイスト。
今回初めて使ったのですが、無念。
落下防止にゴムをつけているが、それがすこし長かった模様。
- リストリーシュ
ピッケルバンドをショルダーからリストへ切り替えてみました。
しかし、いまいち。
ビレイのときに足元へ刺しておいたのですが、ときどき忘れそうになる。
いつか落としそうな不安もある。
クライミング時の邪魔になるとき、腕の周辺をブラブラしているのもい
ただけない。背中にまわして、ザックとの間に挟みこむ手もあるのです
が、これも落としそうな気がする。
バックアップ用にスリング使うのも邪魔。
なにが良い解決法は模索中。
・行動編
- ルートファインディングができていない
主稜、石尊稜ともにピンが豊富にあるようですが、全くわからず。
ピナクルでとらせてもらいました。どうもとった付近にピンがあっ
たようです。
うーん、経験のなさでしょうか。
ほしいところにピンはあるそうです。
- グローブをはめた状態での操作
思っている以上に難しいです。家で練習します。
たまには良かった点もあげておこう。
どちらも声がとおりにくい状況だったが、リード、フォローそれなりの行動
をとっていたと思う。ロープを見ながら相手の行動を想像できたのは収穫か
な。
今回はコーノさんにだいぶお世話になりました。ありがとうございます。
また修行しておきます。
赤岳主稜と石尊稜、西壁でもいいところ登ったね。
この時期登るのはシーズン初めで調子を見る上でもGood 。
良かった点として挙げていたロープの流れで
相手の行動を予想したというのはいいねぇ〜。
初めてのところでもそういう事を意識できたのは
確かに収穫だと思うよ。
ということになると、やっぱりルーファイが課題か。
これも経験、岩や氷、雪を見る目を養うべし。
ということで、今シーズンまだまだあるので
楽しみだね。
に主稜、石尊へ行き、課題やら次への妄想やらいろいろ
沸き出てきました。
西面はまだまだ行くところがたくさんあるので楽しみです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する