谷川岳 一ノ倉烏帽子南稜

天候 | 晴ときどき曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
昨年、仕事と天候不順で流れた計画でしたが、今回は天候に恵まれた中で山仲間2人で南稜へ挑戦してきました。
一ノ倉出合の雪渓は既に無いと思っていましたが、豊富に残っている雪渓を利用し難なくテールリッジへ到着。
テールリッジからの岩場は乾いていたため南稜テラスまでは快適なアプローチ。
「静かな一ノ倉だなぁ」なんて思いながら南稜テラスへ向かいますが、なんとトップでテラスへ到着!
この日の南稜は、我々2人と、中年の3人パーティー、若者3人パーティーの合計3パーティーのみでした。
1P:Fまんリード
下部のカンテは問題なく通過したが、上部のチムニーは染み出しがありヌルヌルでいやらしかった。
2P:YMリード
どんなルートか記憶にないので。。。
3P:草付き
ロープを持って歩きで移動。
踏み跡はしっかりついているが、足元がぬかるんでいたら注意が必要だと思う。
4P:Fまんリード
フェースを登る。
上部の突き出た岩を左に巻いて6ルンゼに出た所のテラスでピッチを切る。
5P:YMリード
4Pの終了から2m程上へ移動したところから。
ピトンに誘われるようにリッジ左の6ルンゼ側を進むが、ヌレヌレでヨレヨレの岩場に出くわす。
途中から馬ノ背リッジへ乗り上げたら、高速道路のような乾いた岩場だった。
6P:Fまんリード
馬ノ背リッジの後半部と思われる。
そこら中に終了点らしきものがあるので何処で終了にするか悩む。
トポでは30m程のようだが感覚的に20mも登らず終了。
7P:YMリード
最終ピッチの垂直フェース。
最後がヌレヌレで嫌らしい。
YMさんは色々探りながら苦労して何とか突破。
フォローで登っても最後のヌレヌレ部は相当いやらしかった。
登攀終了後は懸垂で下山。
登りの4P終了点のところまでは6ルンゼ内を下降。
以降の南稜テラスまでは登りと同じ場所を懸垂。
懸垂が終了するたびにロープが絡まり解くのに時間が掛かってしまったため、南稜テラスへ戻るのに相当な時間を費やしました。
天候不良での急な撤退などを考えると、懸垂のロープワークが今後の課題ですね。
時折ガスが掛かることがありましたが、終始天候に恵まれた一日でした。
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