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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

猛反省の油断登山【六甲山】

2013年08月11日(日) [日帰り]
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天候 8/11…晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
お盆の東北山行きの準備運動も兼ねて、標高差もそこそこある六甲山に登ることに。学生時代にロープーウェイで何度も来たけど、徒歩で登るのは初めて。まずは阪急/芦屋川駅をスタートし、閑静な高級住宅街の中をテクテク。
お盆の東北山行きの準備運動も兼ねて、標高差もそこそこある六甲山に登ることに。学生時代にロープーウェイで何度も来たけど、徒歩で登るのは初めて。まずは阪急/芦屋川駅をスタートし、閑静な高級住宅街の中をテクテク。
やがて住宅街も抜け、段々山らしくなってきた! 手ぶらで下ってくる人がたくさんいる。ちょっと登ったところで、朝2回、みんなでラジオ体操をやっているそう。
やがて住宅街も抜け、段々山らしくなってきた! 手ぶらで下ってくる人がたくさんいる。ちょっと登ったところで、朝2回、みんなでラジオ体操をやっているそう。
行先表示も分かりやすく、駅から15分ほどで登山道入り口の茶屋に到着! 朝の8時から営業ですが、自販機もあるので、飲み物の補充だけは早朝でもできちゃいます。トイレ(24時間使用可)もキレイ。
行先表示も分かりやすく、駅から15分ほどで登山道入り口の茶屋に到着! 朝の8時から営業ですが、自販機もあるので、飲み物の補充だけは早朝でもできちゃいます。トイレ(24時間使用可)もキレイ。
茶屋のすぐ傍にある"高座の滝"を抜け…
茶屋のすぐ傍にある"高座の滝"を抜け…
さっそく登山開始!
さっそく登山開始!
と、ここでいきなり、イノシシ注意の看板が。でも特に驚かない。住宅街の中とか、大学の構内とか、普通に街中でも見かけるし。刺激をしなければ大丈夫。
と、ここでいきなり、イノシシ注意の看板が。でも特に驚かない。住宅街の中とか、大学の構内とか、普通に街中でも見かけるし。刺激をしなければ大丈夫。
「多くは崩壊した」コースはホントに中級レベルなのか… ここは無難に一般コースを進む。
「多くは崩壊した」コースはホントに中級レベルなのか… ここは無難に一般コースを進む。
一般コースと言えど、ここを登っていく。ストック持参の人も見かけるけど、まともに使える場所はあまりないような… 自らの手足を使って身を持ち上げていくのが正解かなぁ。
一般コースと言えど、ここを登っていく。ストック持参の人も見かけるけど、まともに使える場所はあまりないような… 自らの手足を使って身を持ち上げていくのが正解かなぁ。
この鎖は補助的な感じで。身軽な人なら自力で登れるくらい、手ががりと足がかりはたっぷり。
この鎖は補助的な感じで。身軽な人なら自力で登れるくらい、手ががりと足がかりはたっぷり。
私が進んだのは最も歩きやすいコースだけど、隣接していろんなレベルのコースがある。この界隈で半日も遊べば、自然に岩登りの練習ができちゃいそう。
私が進んだのは最も歩きやすいコースだけど、隣接していろんなレベルのコースがある。この界隈で半日も遊べば、自然に岩登りの練習ができちゃいそう。
途中、看板のところでちょこっと休憩。
途中、看板のところでちょこっと休憩。
周囲の眺めもいい感じ。
周囲の眺めもいい感じ。
だんだん道も緩やかになってきて…
だんだん道も緩やかになってきて…
「風吹岩」に到着。巨大すぎて、全容が写らない!
「風吹岩」に到着。巨大すぎて、全容が写らない!
岩の天辺からの眺めが、またよいのです。
岩の天辺からの眺めが、またよいのです。
麓からの標高差は400m強。君はどうやって登ってきたの???
麓からの標高差は400m強。君はどうやって登ってきたの???
来た道と同じくらいの高さを登れば山頂かなぁ。お昼までには着きたい。さっそくGO!
来た道と同じくらいの高さを登れば山頂かなぁ。お昼までには着きたい。さっそくGO!
ここからの道は、グッと楽になりました。
ここからの道は、グッと楽になりました。
水辺も見られるように。
水辺も見られるように。
六甲のおいしい天然水☆
六甲のおいしい天然水☆
と、喜んでたら、こんな注意書きが。「水質調査の結果、汚染がひどく、飲料には適しません」 手を洗いまくった後だったので、左端のアルファベット2文字については見なかったことにする。飲んじゃう前で、ホントによかった…
と、喜んでたら、こんな注意書きが。「水質調査の結果、汚染がひどく、飲料には適しません」 手を洗いまくった後だったので、左端のアルファベット2文字については見なかったことにする。飲んじゃう前で、ホントによかった…
途中、イノシシ避けのゲートを抜け…
途中、イノシシ避けのゲートを抜け…
ここで空腹に耐えきれず、かなり早めのお弁当タイム(笑)
ここで空腹に耐えきれず、かなり早めのお弁当タイム(笑)
でも、もう後ちょっと頑張れば「雨ヶ峠」でした。ここはベンチや東屋が点在する広々した広場になっていて、沢山の人が休憩中。周りのムードに流されて2度目のランチを取っていると、隣にアスリート並みのおみ足をしたお婆さんが!
でも、もう後ちょっと頑張れば「雨ヶ峠」でした。ここはベンチや東屋が点在する広々した広場になっていて、沢山の人が休憩中。周りのムードに流されて2度目のランチを取っていると、隣にアスリート並みのおみ足をしたお婆さんが!
毎年この時期、地図に載っていないマイナールートに、シキビを取りに来ているそう。誘われて、同行させてもらうことにしました。直感ですが、この人なら大丈夫という気がしたので。自己責任ですが。踏み後とリボンは充実していましたが、結構、道が崩れている箇所も多いルートでした。
毎年この時期、地図に載っていないマイナールートに、シキビを取りに来ているそう。誘われて、同行させてもらうことにしました。直感ですが、この人なら大丈夫という気がしたので。自己責任ですが。踏み後とリボンは充実していましたが、結構、道が崩れている箇所も多いルートでした。
後で地図で調べたら、七曲りルートと蛇谷北山ルートの間にある黒岩谷を一軒茶屋に向けて直進したことが分かりました。険しい道ですが、お婆さんの足取りは確実。
後で地図で調べたら、七曲りルートと蛇谷北山ルートの間にある黒岩谷を一軒茶屋に向けて直進したことが分かりました。険しい道ですが、お婆さんの足取りは確実。
これがお目当てのシキビ。葬儀やお盆の時によく目にする葉っぱです。今回、初めてその匂いを嗅ぎました! 何だろう、すごく爽やかで、青く瑞々しい香り !! 匂い袋に入れるといいとのことで、私もお土産に持って帰ることに。
これがお目当てのシキビ。葬儀やお盆の時によく目にする葉っぱです。今回、初めてその匂いを嗅ぎました! 何だろう、すごく爽やかで、青く瑞々しい香り !! 匂い袋に入れるといいとのことで、私もお土産に持って帰ることに。
目的も達成したところで、サクッと頂上を目指します。
目的も達成したところで、サクッと頂上を目指します。
…と、いきたいところが、いくつかの堰堤を超えなくてはならず、けっこうハードな道のりでもはやヘロヘロ。
…と、いきたいところが、いくつかの堰堤を超えなくてはならず、けっこうハードな道のりでもはやヘロヘロ。
取りあえず冷たい川の水に癒されながら頑張る。さすがに飲んだらマズイとのことで、顔や手を洗ったりタオルを浸したり。
取りあえず冷たい川の水に癒されながら頑張る。さすがに飲んだらマズイとのことで、顔や手を洗ったりタオルを浸したり。
いよいよ終盤。写真は分かりにくいけど、かなり急でずるずる滑る足場。誰かが残していてくれたロープがなければ登れなかったかも。
いよいよ終盤。写真は分かりにくいけど、かなり急でずるずる滑る足場。誰かが残していてくれたロープがなければ登れなかったかも。
一軒茶屋を経てようやく頂上へ。
一軒茶屋を経てようやく頂上へ。
展望はご覧のとおり。とりあえずガーデンテラスまでテクテク歩きます。
展望はご覧のとおり。とりあえずガーデンテラスまでテクテク歩きます。
ここまではロープーウェイ&バスでも来れちゃう。というか、山頂直下もマイカーで来れちゃう。登山者:観光客比は2:8くらい?? 小奇麗な人が多く、私たちはそそくさと下山モードに…
ここまではロープーウェイ&バスでも来れちゃう。というか、山頂直下もマイカーで来れちゃう。登山者:観光客比は2:8くらい?? 小奇麗な人が多く、私たちはそそくさと下山モードに…
下山ルートの一つが実家のすぐ近所に繋がっていると知り、チャレンジしてみることに。お婆さんは、ホントは宝塚に抜ける予定だったのですが道案内をしてくれました。
下山ルートの一つが実家のすぐ近所に繋がっていると知り、チャレンジしてみることに。お婆さんは、ホントは宝塚に抜ける予定だったのですが道案内をしてくれました。
13時過ぎ。下山開始。
13時過ぎ。下山開始。
登りとは打って変わり、普通の山道な「石切道ルート」
登りとは打って変わり、普通の山道な「石切道ルート」
ルート名の由来にもなっているかつての石切り場。分岐もあちこちに。
ルート名の由来にもなっているかつての石切り場。分岐もあちこちに。
いよいよ人家が見えてきて、お婆さんとはお別れです…
いよいよ人家が見えてきて、お婆さんとはお別れです…
連絡先を交換し合い、次回はガーデンテラスのジンギスカンを食べに行こうと約束。この約束、いつか果たせるといいなぁ〜
連絡先を交換し合い、次回はガーデンテラスのジンギスカンを食べに行こうと約束。この約束、いつか果たせるといいなぁ〜

感想

今回の山行でご一緒したお婆さん(トキさん)に、今まで何回くらい登ったのか訪ねたところいろいろな事実が判明 ↓↓↓

・六甲山は毎月最低3回は登っている
(冬は軽アイゼンをつけて)
・何十年来の習慣なので、登山回数は不明
・往路は速足、復路は駆け足が基本
・難しい山、冬山はほとんど若い頃に踏破した。
・百名山は簡単な山が数山残っているのみ。
・私と出身中学・高校が一緒!

校歌や制服の話で盛り上がりました〜 帰りは、かなりの家の近所に出たけど、後日、さらに近所からも登山道が伸びていることが判明。六甲山…奥が深い! リピ決定!!

【反省ポイント】
実はこの日、地図を持ってきていなかった。後日、六甲山のルートはホントに複雑なんだと知りました。黒岩谷には遭難碑もあったし、タキさんも最難関の熟練者コースに行きたいけど、同行者が見つからないので未だ足を運んでいないとのこと。ロープーウェイでも登れる地元の山だと油断していた自分、大反省。

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