備前楯山
- GPS
- 07:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 639m
- 下り
- 620m
コースタイム
- 14:27舟石峠駐車場(登山口)- 15:56古河橋 - 16:54間藤駅
天候 | 晴れ。 気温は10℃前後。 風が冷たい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はナシ。 わたらせ渓谷鐡道の終着駅・間藤(まとう)駅に登山ポストあり。 |
写真
感想
昨年9月14日に足尾銅山へ観光で訪れ、間近に見る山々に魅了されてから
山歩きを始めた。
それから1年ちょっと。
「いろいろな山に行ってきました」と山々に報告するため
足尾銅山そのものである備前楯山へ向かった。
前日は、森高千里の歌で知られた「渡良瀬橋」を探そうと、足利の町へ行ったが
方向を間違えて2時間ほど歩きまわった。
ホテルに戻って、寒い部屋でビールを飲んで体が冷えてしまった。
そのせいだろう、翌日は少し風邪気味。喉と鼻の調子が悪い。
体調が不安な状態だったが、「行ける所まで行こう」と思い定めて
わたらせ渓谷鐡道で終着駅の間藤(まとう)まで。
観光客と本格的な自転車乗りなど10名ほどが下車。
(他の10名ほどは、足尾銅山観光のある2つ手前の通洞駅で下車した。)
登山者は私ひとり。
間藤の駅から歩きだす。
30分ほどで日本最初の鉄橋であるという古河橋。
そこから渡良瀬川の向こう側に向かい、山々へ続く舟石林道へ。
緩やかな上り坂で疲れることはないが、風邪気味であることを考えて
何度も休憩しながら進む。
かつての煙害のため今も木が生えない山もある。
だが多くは植林作業が進んだのだろう、木々が生き生きとして気持ちのいい山々だ。
間藤駅から登山口のある舟石駐車場までは、ガイドブックでは1時間半だと
いうが、休憩を多くしたため2時間で到着。
10分ほど休んでから、さっそく登山口から山に入る。
背の低い笹が生い茂り、道にはドングリが沢山落ちている。
公害のため「今も木が生えない山」と思っていたが、むしろ「実り豊かな山」と
感じて楽しくなった。
途中、木の根が多くなる場所もあるが、概して歩きやすい。
休憩を多くとった林道歩きが、力をセーブしたことになったのか
快調に歩くことができ、休憩なしで歩き続ける。
急な登りがあり、そこを超えた途端、一気に眺望が開けた。
登りきったすぐ先は、ほとんど絶壁。
その向こうには山々が連なり、一番奥には堂々たる男体山。
西の方角に目をやると、庚申山、皇海山(すかいさん)。
さらに西に谷川連峰。近い所には赤城山か。
とにかく展望が素晴らしい。
先客の家族連れが下りて行ってからは、大パノラマを独占できた。
コメント
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kobaさんこんばんは!
ヤマレコを見ていると。どうしても100名山などの有名な
山のレポに目が行きがちですが・・・
備前楯山・・・いいですね〜!!
穴場やお勧めスポット、これからもドシドシ投稿してくだ
さい。楽しみにしていますね!
コメントとお気に入り登録、ありがとうございます!
ここのところ、私もいくつか有名な山へ行きましたが
特に100名山にこだわりはないので
面白そうな山にどしどし突き進もうと思っています。
備前楯山はメジャーではないけれど、私に山へのきっかけを
作ってくれた所なので、すごく思い入れがありますね。
今回は、いくらか風邪気味でも駅から歩きぬいたことも
だいぶ自信になりました。
想像していたより、ずっと木々が多いのにも驚きました。
それも植林に尽力されている人たちのおかげですが。
(当日も林道沿いで木を植えている人たちがいました。)
山を歩き始めたころ、低山でも地元の人にすごく愛されている山が
沢山あることに気づきました。
そういう超マイナー(?)な山もどんどん行きたいですね!
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