南八甲田 城ヶ倉コース

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
写真
感想
連日の雪降り、しかも低温続きで屋根の雪も降り積もったままで落ちてこない。山沢さんが酸ヶ湯に湯治に来ているとのことで、行動できる日に城ヶ倉コースを案内したいとのこと。
オーケーして先ずは、ロープウエー駅で待ち合わせる。バスから降りてきた山沢さんを乗せ城ヶ倉温泉まで逆送。支度していざホテルの裏から入山しようとしたが、なんとナント雪が深くてにっちもさっちも行かない。山崎さんがスノーシューを履いて、ラッセルで進もうと手前の雪を足元に崩して固めて固めてから進まねばならないため後ろのメンバーはやきもきするし、寒いしで、“交代交代”とコールがかかる。2番手成田がスキーでラッセルするが、これまで経験のないほどの深い雪にこれも15メートルほどラッセルして、鳥滝沢を渡ったところで交代。そんなこんなで、4人で交代交代ラッセルを続ける。城ヶ倉ゲレンデの下部の□70番までで、早くも1時間が経過する。ブナには雪がのっそりと今にも落ちそうに付いているので頭上にも気を使いながらラッセルをして行く。勾配はほとんど無いようなコースなのだが、少しでも斜面になると、胸を超えるほどのラッセルとなり、とても毛無岱避難小屋までどころでない。やっと3時間かかって着いたところは□57番のだだっ広い沢の中だ。ここまでとしてツエルトを張って昼食とする。
山沢さんから、高級銘酒とワインが差し出される、今さんは、カツ丼をすばやく鍋にかける。山崎さんからは愛妻の手料理がパックごと出されるという具合。私は、コンビニのおにぎりだけ。お酒に惣菜と一切をご馳走になる。
午後行動しても埒が明かないのは明白。ゆっくり休憩して下山とする。雪を踏む靴がキュッキュッと音を立てている。ひざを痛めているという山沢さんがまた降り積もって埋まりそうになったトレースを辿って無事城ヶ倉温泉までラッセルしてくれた。駐車した雪の上には、4、50センチの新雪が積もっていた。
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