南八甲田 逆川岳・横岳
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
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写真
感想
午後から晴れ間も見えるとの予報に期待して山ヘ向う。雪片付けも昨日の好天を利用して終わり、2週間ぶりの入山である。風もなく静かな日和、駐車場には阿さんの車あり、既に出発した後で斜面にトレースが見える。支度していると、いつも元気な八戸山水会の7人が、石さんが、最後に奥さんが現れる。早い順に斜面のトレースを辿る。ブナの木々は、雪を“ずっぱど”着て暖かそう。一登りして体が温まり汗も噴出す。ヤッケを脱いで紅茶をすする。こんなブナの林には、心が和み、自然に笑みがこぼれ、会話が弾む。高度が上がるにつれてラッセルが深くなるが、ひざぐらい。でもトップの阿さんはもっと深かったことだろう。要所要所にフラッグも立ててくれていて、安心してトレースを辿り、くの字湿原に着く。尾根伝いに展望を楽しみながら横岳を目指す八戸グループと分かれて、我等は阿さんのトレースを進む。くの字湿原上部からは、北側に廻り込んで、湿原、湿原と平らな雪原を辿る。横岳の北尾根に人の影が見える。だれだろうと思いながらスキーを進める。トドマツの森林限界付近まで行き、ツエルトを張って昼食とする。73歳という、石さんは相変わらず達者で、遅れることが無い。スノーシューの山さんもスキーに遅れることが無く、全く馬力のある人だ。
時々ガスが晴れて、十和田市方面と猿倉岳方面の山並みが望めた。八戸グループはすぐ下山して行く。展望が望めないからかな。昼食後、ザックをデポし山頂南峰へ。雲の切れ間を待つが、遂に櫛ヶ峰方面は顔を出してくれなかった。フラッグを回収しながらくの字湿原まで下り、小休止。北八甲田の山並みを暫し展望。酸ヶ湯の湯坂には、早くも深い亀裂が走っている。ここから、シールを外して八戸グループのシュプールの後を滑降する。ブナの林間をうまい具合にターンしながら滑っている。
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