真紅の紅葉に染まった高野山ぶらぶら歩き

2022年11月06日(日) [日帰り]

• GPS: 09:35
• 距離: 20.5km
• 登り: 152m
• 下り: 151m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:04

8:20 根本大塔
9:02 9:14 根本大塔
9:29 9:51 金剛峯寺
10:28 10:36 徳川家霊台
10:55 10:59 女人堂
11:07 11:08 徳川家霊台
11:17 11:17 金剛峯寺
11:31 12:22 霊宝館駐車場
12:35 12:36 金剛峯寺
12:50 12:51 千手院橋
13:08 13:09 千手院橋
14:24 14:31 奥の院
14:53 14:53 中の橋
15:17 15:17 千手院橋
15:51 15:52 千手院橋
16:09 16:09 根本大塔
16:26 16:38 大門
16:52 16:52 霊宝館駐車場
17:03 17:06 千手院橋
17:14 17:15 金剛峯寺
17:21 17:21 根本大塔
17:24 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早朝7時半、紅葉の季節ですが壇上伽藍駐車場に停められました。

コース状況／危険箇所等

奥の院を除き、ほとんど舗装路。

その他周辺情報

大賑わいのメインストリートを外れるだけで、ずいぶんと人も少なくなります。

金剛三昧院の多宝塔（国宝）はNHK大河ドラマ（鎌倉殿の13人』放送に伴い初層を特別御開帳中（12/18までの土日祝日）、快慶作の五智如来像を見ることが出来ます。
https://shojoshinin.jp/2021/05/01/kongousanmai/

写真

11/6 6:33

前泊した「道の駅當麻」から南下。
遠く大峰まで見える秋晴れ。

11/6 6:47

目指す高野山が一瞬だけ見えた。

11/6 7:33

標高を上げていく。緑の山並みが雄大。
「まだ、緑…？」

11/6 7:41

朝7時半、壇上伽藍前に車を止めると、目の前の中門前の樹々は色づいている。
心配は無用でした。

11/6 8:04

色づいたかとの心配どころか、これは…

11/6 8:04

真っ赤。凄くないか？

11/6 8:05

桜と紅葉…どちらも前景にあるだけで日本の古い建築は絵になる。

11/6 8:06

蓮池。

11/6 8:09

朝早いのでまだ人も少なく静かに紅葉を楽しめます。

11/6 8:12

素晴らしい紅葉のリフレクション。

11/6 8:16

見上げると、真っ赤に色づいた紅葉シャワー。

11/6 8:16

この鮮やかな紅葉、前日の冷え込みのおかげでしょうね。

11/6 8:19

国宝の不動堂を彩る紅葉。

11/6 8:28

足元の小さな秋。

11/6 8:29

東塔の前でした。

11/6 8:32

壇上伽藍への蛇腹道は、両側に真っ赤な紅葉の間を行く。

11/6 8:35

もみじのシャワーが降りそそぐ道。

11/6 8:40

六時の鐘も赤い紅葉に囲まれて。

11/6 8:43

根本大塔。

11/6 8:50

秋が深まり最高の紅葉になりました。

11/6 8:52

紅葉越しに見る根本大塔と御堂。

11/6 8:56

中門前。

11/6 9:00

伽藍の隅で目立たない六角経蔵も紅葉越しに見ればこんなに素敵。

11/6 9:03

金堂。

11/6 9:04

キミが前に立つと厳かな仏塔もオモチャの家に見えてくる…こうやくん！

11/6 9:07

大会堂の向こうに真っ赤な紅葉。

11/6 9:09

空の青、大塔の朱色、紅葉の赤のトリコロールカラー。

11/6 9:09

不動堂前の紅葉はひときわ赤かった。

11/6 9:21

誰もが歓声を上がる紅葉の蛇腹道。

11/6 9:25

東塔にも陽があたってきた。

11/6 9:27

移動して金剛峯寺境内へ。

11/6 9:31

門から見下ろす。
みんな見上げて紅葉を見てる。

11/6 9:50

自分も見上げてしまう。

11/6 9:59

金剛峯寺からは女人堂を目指す。
浪切不動尊南院。

11/6 10:01

本院の前には見事な銀杏の木。

11/6 10:04

浪切不動尊の隣、宿坊・西室院の前の灯篭脇はまっ赤っ赤。

11/6 10:07

境内に少し入ってみます。

11/6 10:08

紅葉に囲まれた宿坊、この季節に一度ぜひ泊まってみたいですね。

11/6 10:15

大通りから外れた西南院は紅葉の穴場かも。
女人堂に行く人は少ない上にバスを使ってしまうので人がほとんどいません。

11/6 10:20

道を挟んで反対側の金輪塔。

11/6 10:20

金輪塔側から西南院側を見る。

11/6 10:26

南院の境内へ。ここはお庭がすばらしいです。

11/6 10:23

徳川家霊台の入口。

11/6 10:29

ここは外せません。

11/6 10:29

右側が初代将軍・家康、左側に二代将軍・秀忠が祀られています。

11/6 10:30

彫刻と装飾が見事、の一言に尽きる。

11/6 10:40

黄金色に輝くのは五坊寂静院の門。

11/6 10:42

明治まで金輪塔の横には今、壇上伽藍にある不動堂がありました。

11/6 10:46

宿坊・蓮華定院の境内。

11/6 10:47

ここから紅葉越しに見る西南院も素晴らしいです。

11/6 10:50

蓮華定院から先、女人堂に至る不動坂。

11/6 10:54

ひと登りで折り返し地点の女人堂。
このまでバスでも来れてしまいます。

11/6 10:58

登ってきた坂を見下ろす。
往時、ここから先は女人禁制。つまり結界ですね。

11/6 11:04

再び戻ってきた西南院。

11/6 11:06

何度も写してしまう、石灯篭と紅葉。

11/6 11:07

徳川家霊台入り口の樹も真っ赤に色づいています。

11/6 11:10

銀杏が綺麗な浪切不動尊にあるのは高野山最大の秘仏（もちろんお不動様）。平将門の乱や元寇を鎮めた言い伝えまであるそうで見てみたいのですが、年に1度、6月8日だけの御開帳…残念。

11/6 11:35

浪切不動尊からはいきなりとんで霊宝館。
これも大事な目的の一つ。じっくり高野山の至宝類を鑑賞しました。

11/6 12:21

霊宝館前、ここも素晴らしい色づきの紅葉でした。

11/6 12:23

7年前、家族3人で語り部の方と一緒に町石道を1日かけて登りました。宿坊まであと少し、夕方ヘトヘトになってこの像にへたり込んで抱きついてしまったのを思い出しました。

11/6 12:25

大師教會の敷地内にある庭園。

11/6 12:26

ここも意外と穴場。

11/6 12:29

赤地蔵尊。

11/6 12:29

中には本当に真っ赤なお地蔵様。

11/6 12:30

中を除く。『ほとけのみ手』？
座ると縁起が良いらしい。

11/6 12:33

さて、これからは奥の院と金剛三昧院へ。

11/6 12:34

再び金剛峯寺前。

11/6 12:37

お昼時で人が少し減りました…シャッターチャンス。

11/6 12:46

『上がイチョウで下がカエデ？』
絶妙に生えた2本の樹ですが、見事な美しさ。

11/6 12:47

小田原天神社そばにあるこの季節限定の不思議な景色はちょっとした人気撮影スポットになってました。

11/6 12:55

メインストリートを外れて金剛三昧院へ向かいます。

11/6 12:58

しばらくして山門に到着。

11/6 12:59

金剛三昧院。国宝の多宝塔御開帳も今回の目的の一つですが、多宝塔は山影の中。夕方に期待し、後回しにしてまずは奥の院へ。

11/6 13:18

国道沿いに植えてある樹々が紅葉して続いています。

11/6 13:19

遠くからひときわ目立つ真っ赤な紅葉を見つけました。

11/6 13:29

上を見上げてしまいますが…

11/6 13:30

…その下には可愛いお地蔵さんが。
紅葉に合わせた赤いよだれかけが似合うね。

11/6 13:31

このあたりで格段に目立つ成福院の塔と紅葉。7年前、町石道を登った時の宿はここでした。

11/6 13:34

刈萱堂。

11/6 13:35

地蔵院前。

11/6 13:37

大明王院近くで。

11/6 13:38

大明王院境内。

11/6 13:43

恵光院。

11/6 13:47

山の稜線が見えますが、今回は紅葉が素晴らしすぎて、わざわざ緑の杉林の中に入ろうとする気は全く起来ませんでした。

11/6 13:48

寺社と紅葉を見てるだけで幸せ…

11/6 13:51

清浄光院の山門。

11/6 13:58

大乗伽藍をはさんで反対側にも町石が続く。

11/6 14:01

一の橋を渡り奥の院へ。

11/6 14:23

今でも御大師様（空海）が祈りを唱える奥の院へ参りました。幾多もある墓石の撮影は遠慮しました。

11/6 14:46

英霊殿前の紅葉も素敵。

11/6 14:47

中の橋への道はカエデの彩り。紅葉とはまた違う風情。

11/6 15:06

清浄光院のカエデもいい感じです。

11/6 15:10

一の橋に戻って来ました。

11/6 15:13

一の橋から成福院までの道も紅葉が素晴らしい。
さて、最後に金剛三昧院へ。

11/6 15:31

あはは…この季節、位置から見て金剛三昧院の多宝塔が順光になるのは逆に午前中なのか。しかも短時間。
それでも快慶の仏像を見ることが出来たのでよしとしよう。

11/6 16:00

如意輪寺。
色の対比がいいね。

11/6 16:02

六時の鐘を彩る紅葉も夕照でより輝きを増す。

11/6 16:04

西陽の時間は黄色が黄金色に変わる時間。

11/6 16:09

まだ新しい塔ですが、とにかく大きな根本大塔。

11/6 16:14

町石1番石。7年前は案内がなく、まさか囲いの中とは思わずどこにあるのかウロウロ探したのでした。

11/6 16:20

湯屋谷弁天で見かけた、これ以上ない原色のコラボ。

11/6 16:24

夕照の大門へ。

11/6 16:27

近くには7年前歩いた町石道への下り口。

11/6 16:29

夕陽をうけて輝く大門。

11/6 16:30

大門前から暮れなずむ山々。

11/6 16:36

杉の巨木と紅葉。高野山ならではです。

11/6 16:38

心がとろけそうな瞬間。

11/6 17:15

町中に戻ると閉門した金剛峯寺が幻想的でした。

11/6 17:22

月が登る根本大塔に後髪引かれる思いで高野山を後にしたのでした。

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 GPS 保険証 携帯 時計

感想

kenny

真紅の紅葉に染まった標高800メートルにある仏教都市、高野山を歩いて来ました。
鬱蒼とした杉林の中に慰霊の石塔が並ぶ高野山のイメージは自分の中で今回見事に変わってしまいました。
これ以上ない秋晴れの青空の下、燃えるような赤い樹々がいくつも並ぶ塔頭寺院の建物と相まって、素晴らしい景観でした。
どこを見ても赤、朱、紅… !!

日が暮れるまでどっぷりと山の上の伽藍の空気を吸った、4日間にわたる車中泊の旅の最終日。