記録ID: 49056
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高岳・大喰岳・中岳・南岳（新穂高⇒飛騨沢⇒大キレット⇒涸沢ﾊﾟﾉﾗﾏｺｰｽ⇒上高地）初冠雪の槍穂縦走��
2009年10月10日(土) 〜
2009年10月12日(月)
ちろる
その他1人 コースタイム
【1日目：10月10日】
新穂高温泉6:00⇒(右俣林道)⇒7:50白出沢出合⇒9:10滝谷出合9:30⇒10:10槍平小屋10:30⇒12:12千丈沢分岐⇒13:32飛騨乗越⇒13:40槍ヶ岳山荘
(雪の為ﾃﾝﾄ泊断念/素泊)
・行動時間：7時間40分(休憩時間含む)
【2日目：10月11日】
槍ヶ岳山荘7:00⇒7:30大喰岳7:35⇒8:15中岳⇒9:30南岳⇒9:40南岳小屋10:25⇒12:00長谷川ﾋﾟｰｸ⇒13:50北穂高岳14:45⇒16:50涸沢キャンプ場(ﾃﾝﾄ泊）
・行動時間：9時間50分(休憩時間含む)
【3日目：10月12日】
涸沢6:30⇒(ﾊﾟﾉﾗﾏｺｰｽ)⇒8:00屏風のコル
(屏風の耳ﾋﾟｽﾄﾝ/屏風のコル8:05⇒8:25屏風の耳8:45⇒9:00屏風のコル)
屏風のコル9:20⇒10:20奥又白池分岐(奥又白谷)10:30⇒11:10新村橋⇒11:30徳沢11:40⇒12:30明神⇒(右岸散策路)⇒13:45上高地(河童橋)
・行動時間：7時間15分(休憩時間含む)
新穂高温泉6:00⇒(右俣林道)⇒7:50白出沢出合⇒9:10滝谷出合9:30⇒10:10槍平小屋10:30⇒12:12千丈沢分岐⇒13:32飛騨乗越⇒13:40槍ヶ岳山荘
(雪の為ﾃﾝﾄ泊断念/素泊)
・行動時間：7時間40分(休憩時間含む)
【2日目：10月11日】
槍ヶ岳山荘7:00⇒7:30大喰岳7:35⇒8:15中岳⇒9:30南岳⇒9:40南岳小屋10:25⇒12:00長谷川ﾋﾟｰｸ⇒13:50北穂高岳14:45⇒16:50涸沢キャンプ場(ﾃﾝﾄ泊）
・行動時間：9時間50分(休憩時間含む)
【3日目：10月12日】
涸沢6:30⇒(ﾊﾟﾉﾗﾏｺｰｽ)⇒8:00屏風のコル
(屏風の耳ﾋﾟｽﾄﾝ/屏風のコル8:05⇒8:25屏風の耳8:45⇒9:00屏風のコル)
屏風のコル9:20⇒10:20奥又白池分岐(奥又白谷)10:30⇒11:10新村橋⇒11:30徳沢11:40⇒12:30明神⇒(右岸散策路)⇒13:45上高地(河童橋)
・行動時間：7時間15分(休憩時間含む)
| 天候 | 10月10日：快晴→雪 10月11日：快晴→ガス→晴れ 10月12日：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2009年10月の天気図 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース状況などの詳しい情報はこちらにまとめてあります↓ 大キレット縦走� �http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48762.html |
写真
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48762.html の続き【12:05 長谷川ピーク出発】
長谷川ピークから先は、しばらくのあいだ細く切り立った岩場の上を下っていく
←スタンスの取りにくい所にはステップが設置されているので安心だが、その下は吸い込まれるような崖になっている
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48762.html の続き
【12:05 長谷川ピーク出発】
長谷川ピークから先は、しばらくのあいだ細く切り立った岩場の上を下っていく
←スタンスの取りにくい所にはステップが設置されているので安心だが、その下は吸い込まれるような崖になっている
【12:05 長谷川ピーク出発】
長谷川ピークから先は、しばらくのあいだ細く切り立った岩場の上を下っていく
←スタンスの取りにくい所にはステップが設置されているので安心だが、その下は吸い込まれるような崖になっている
←登山道の上部からこれから向かうナイフリッジの全体像を見下ろす。この先も切り立ったやせ尾根が続くが、要所要所は鎖などでよく整備されているので問題はない。
……が、長いこと先行者の渋滞に捕まっていた為に、ここで遥か後方にいたはずの後続グループにも追いつかれてしまった。
最終的にはこのナイフリッジの上で4パーティがダンゴ状態になってしまい、核心部通過に不安感が芽生えた。
←登山道の上部からこれから向かうナイフリッジの全体像を見下ろす。
この先も切り立ったやせ尾根が続くが、要所要所は鎖などでよく整備されているので問題はない。
……が、長いこと先行者の渋滞に捕まっていた為に、ここで遥か後方にいたはずの後続グループにも追いつかれてしまった。
最終的にはこのナイフリッジの上で4パーティがダンゴ状態になってしまい、核心部通過に不安感が芽生えた。
この先も切り立ったやせ尾根が続くが、要所要所は鎖などでよく整備されているので問題はない。
……が、長いこと先行者の渋滞に捕まっていた為に、ここで遥か後方にいたはずの後続グループにも追いつかれてしまった。
最終的にはこのナイフリッジの上で4パーティがダンゴ状態になってしまい、核心部通過に不安感が芽生えた。
←馬の背のトラバース部にかけられた鎖この鎖を掴みながら信州側に一旦乗越し、その後リッジの側面をカニのヨコバイ状態で下る。
しかし信州側に乗り越す際の第一歩……その僅かな足場の上には雪が積もっていて滑りやすくなっていた。
(鎖を掴んでいたので大丈夫だったが、足場が滑るので何度か角度を変えてポジションを確認……しかし後続の人もいるので早く行かなければと気を逸らした瞬間ちょっと宙吊りっぽくなって焦った）
←馬の背のトラバース部にかけられた鎖
この鎖を掴みながら信州側に一旦乗越し、その後リッジの側面をカニのヨコバイ状態で下る。
しかし信州側に乗り越す際の第一歩……その僅かな足場の上には雪が積もっていて滑りやすくなっていた。
(鎖を掴んでいたので大丈夫だったが、足場が滑るので何度か角度を変えてポジションを確認……しかし後続の人もいるので早く行かなければと気を逸らした瞬間ちょっと宙吊りっぽくなって焦った）
この鎖を掴みながら信州側に一旦乗越し、その後リッジの側面をカニのヨコバイ状態で下る。
しかし信州側に乗り越す際の第一歩……その僅かな足場の上には雪が積もっていて滑りやすくなっていた。
(鎖を掴んでいたので大丈夫だったが、足場が滑るので何度か角度を変えてポジションを確認……しかし後続の人もいるので早く行かなければと気を逸らした瞬間ちょっと宙吊りっぽくなって焦った）
その後なんとか気持ちを持ち直し、しばらく岩尾根の上を伝っていくと、そこから飛騨側に乗越して岩々の斜面を下っていくポイントに到着。(多分、長谷川ピーク〜A沢のコル間では一番高度感がある箇所だと思う)しかし下りはじめには手がかりとなる足場が埋め込まれているので慎重に下れば問題ない。
←下ってきた岩壁を見上げる
その後なんとか気持ちを持ち直し、しばらく岩尾根の上を伝っていくと、そこから飛騨側に乗越して岩々の斜面を下っていくポイントに到着。(多分、長谷川ピーク〜A沢のコル間では一番高度感がある箇所だと思う)
しかし下りはじめには手がかりとなる足場が埋め込まれているので慎重に下れば問題ない。
←下ってきた岩壁を見上げる
しかし下りはじめには手がかりとなる足場が埋め込まれているので慎重に下れば問題ない。
←下ってきた岩壁を見上げる
【12:27 A沢のコル到着】そしてここまでくればA沢のコルはもう目の前！
ちょっとした岩場を巻いていくと、最後に木で作られた橋が現れ、そこを渡ってほんの少し下ればA沢のコルに到着する。
←橋を渡ったあと振り返って撮影
【12:27 A沢のコル到着】
そしてここまでくればA沢のコルはもう目の前！
ちょっとした岩場を巻いていくと、最後に木で作られた橋が現れ、そこを渡ってほんの少し下ればA沢のコルに到着する。
←橋を渡ったあと振り返って撮影
そしてここまでくればA沢のコルはもう目の前！
ちょっとした岩場を巻いていくと、最後に木で作られた橋が現れ、そこを渡ってほんの少し下ればA沢のコルに到着する。
←橋を渡ったあと振り返って撮影
【12:28 A沢のコル出発】そしてコースタイムより40分も遅れてA沢のコルへ到着。
A沢のコルは唯一休憩できるポイントなのだが、ここで渋滞から脱出したかったのですぐに出発。また自分達よりも速そうな人には先に行ってもらった。が、ここから先はこれまでとは様子が一変！飛騨側から吹き付けてきた雪が吹き溜まっていて積雪量が増加！
正直「これはちょっとヤバイかも」と思いつつも、最後の北穂高岳の登りに取り付いた。結果、ここの登りがとてつもなく怖かった。
←北穂高岳北壁の取り付き
【12:28 A沢のコル出発】
そしてコースタイムより40分も遅れてA沢のコルへ到着。
A沢のコルは唯一休憩できるポイントなのだが、ここで渋滞から脱出したかったのですぐに出発。また自分達よりも速そうな人には先に行ってもらった。が、ここから先はこれまでとは様子が一変！飛騨側から吹き付けてきた雪が吹き溜まっていて積雪量が増加！
正直「これはちょっとヤバイかも」と思いつつも、最後の北穂高岳の登りに取り付いた。結果、ここの登りがとてつもなく怖かった。
←北穂高岳北壁の取り付き
そしてコースタイムより40分も遅れてA沢のコルへ到着。
A沢のコルは唯一休憩できるポイントなのだが、ここで渋滞から脱出したかったのですぐに出発。また自分達よりも速そうな人には先に行ってもらった。が、ここから先はこれまでとは様子が一変！飛騨側から吹き付けてきた雪が吹き溜まっていて積雪量が増加！
正直「これはちょっとヤバイかも」と思いつつも、最後の北穂高岳の登りに取り付いた。結果、ここの登りがとてつもなく怖かった。
←北穂高岳北壁の取り付き
というか、ここの登りは自分でもなんかいっぱいいっぱいだった。この辺りは斜度の強さとともに段差のある岩場が多く、取り付く際にはどうしてもスタンスを大きく取らなくてはならない。
通常ならば靴のフリクションを使って簡単に登れるのだろうが、この日は雪で足が滑って思うように登れないうえに、浮石が多くてホールドも殆ど無い状態
←一体何が撮りたかったんだ？と自分でも分からない写真(テンパリ具合がうかがえる一葉)
というか、ここの登りは自分でもなんかいっぱいいっぱいだった。
この辺りは斜度の強さとともに段差のある岩場が多く、取り付く際にはどうしてもスタンスを大きく取らなくてはならない。
通常ならば靴のフリクションを使って簡単に登れるのだろうが、この日は雪で足が滑って思うように登れないうえに、浮石が多くてホールドも殆ど無い状態
←一体何が撮りたかったんだ？と自分でも分からない写真(テンパリ具合がうかがえる一葉)
この辺りは斜度の強さとともに段差のある岩場が多く、取り付く際にはどうしてもスタンスを大きく取らなくてはならない。
通常ならば靴のフリクションを使って簡単に登れるのだろうが、この日は雪で足が滑って思うように登れないうえに、浮石が多くてホールドも殆ど無い状態
←一体何が撮りたかったんだ？と自分でも分からない写真(テンパリ具合がうかがえる一葉)
しかも途中バランスを崩してしゃがみ込んでしまった時には、体勢を立て直そうと体重移動する度に滑り落ちそうになるので、変な所で一時的に身動きが取れなくなってしまった。(雪がなければ何てことないただの通過地点です) とにかくここで滑落したら間違いなく命の保障は無い切り立った岩場の連続・・・
一歩一歩がロシアンルーレット状態で最後まで気が抜けなかった。
←これから向かう飛騨泣きの岩場
しかも途中バランスを崩してしゃがみ込んでしまった時には、体勢を立て直そうと体重移動する度に滑り落ちそうになるので、変な所で一時的に身動きが取れなくなってしまった。(雪がなければ何てことないただの通過地点です)
とにかくここで滑落したら間違いなく命の保障は無い切り立った岩場の連続・・・
一歩一歩がロシアンルーレット状態で最後まで気が抜けなかった。
←これから向かう飛騨泣きの岩場
とにかくここで滑落したら間違いなく命の保障は無い切り立った岩場の連続・・・
一歩一歩がロシアンルーレット状態で最後まで気が抜けなかった。
←これから向かう飛騨泣きの岩場
そしてそんな緊張状態のまま『飛騨泣き』の核心部に突入！飛騨泣きは長い長い鎖場を登り、そこから飛騨側へまわりこむ所から始まった。
しかしそれまでが悲惨な状態だったので、キレット最大の難所である『飛騨泣き』ですら、整備された鎖やステップの頼もしさに思わず安心感と安らぎを感じて、別の意味で泣きたくなった。
←飛騨泣きの核心部
そしてそんな緊張状態のまま『飛騨泣き』の核心部に突入！
飛騨泣きは長い長い鎖場を登り、そこから飛騨側へまわりこむ所から始まった。
しかしそれまでが悲惨な状態だったので、キレット最大の難所である『飛騨泣き』ですら、整備された鎖やステップの頼もしさに思わず安心感と安らぎを感じて、別の意味で泣きたくなった。
←飛騨泣きの核心部
飛騨泣きは長い長い鎖場を登り、そこから飛騨側へまわりこむ所から始まった。
しかしそれまでが悲惨な状態だったので、キレット最大の難所である『飛騨泣き』ですら、整備された鎖やステップの頼もしさに思わず安心感と安らぎを感じて、別の意味で泣きたくなった。
←飛騨泣きの核心部
そしてこの頃から山頂に建つ北穂高小屋がぼちぼち見えてきた。途中には「北ホまで200m」と書かれた岩があり、ここでやっとほっとしたというか、ふと正気に戻ったような気がした(笑
ここからは山頂に近づくにつれて登る角度もキツくなるが、最後まで気を抜かずに浮石の多い岩場を登り詰めていく。
そして最後に短めの梯子を登ってようやく北穂高小屋に到着した。
そしてこの頃から山頂に建つ北穂高小屋がぼちぼち見えてきた。
途中には「北ホまで200m」と書かれた岩があり、ここでやっとほっとしたというか、ふと正気に戻ったような気がした(笑
ここからは山頂に近づくにつれて登る角度もキツくなるが、最後まで気を抜かずに浮石の多い岩場を登り詰めていく。
そして最後に短めの梯子を登ってようやく北穂高小屋に到着した。
途中には「北ホまで200m」と書かれた岩があり、ここでやっとほっとしたというか、ふと正気に戻ったような気がした(笑
ここからは山頂に近づくにつれて登る角度もキツくなるが、最後まで気を抜かずに浮石の多い岩場を登り詰めていく。
そして最後に短めの梯子を登ってようやく北穂高小屋に到着した。
【13:50 北穂高小屋到着】そして到着した瞬間、目の前に現れた北穂高小屋の壁に思わず抱きついてしまった。
(安定した地面って素敵♪大地って素敵♪♪)
そしてこの頃にはもう、これから奥穂高岳まで縦走しようなんていう気力はこれぽっちもなくなっていた。
というわけで北穂高小屋のテラスで少し休憩してから涸沢へと下山することにした。
←北穂高小屋(屋根から雪がドサドサ落ちていたので積雪時は注意)
【13:50 北穂高小屋到着】
そして到着した瞬間、目の前に現れた北穂高小屋の壁に思わず抱きついてしまった。
(安定した地面って素敵♪大地って素敵♪♪)
そしてこの頃にはもう、これから奥穂高岳まで縦走しようなんていう気力はこれぽっちもなくなっていた。
というわけで北穂高小屋のテラスで少し休憩してから涸沢へと下山することにした。
←北穂高小屋(屋根から雪がドサドサ落ちていたので積雪時は注意)
そして到着した瞬間、目の前に現れた北穂高小屋の壁に思わず抱きついてしまった。
(安定した地面って素敵♪大地って素敵♪♪)
そしてこの頃にはもう、これから奥穂高岳まで縦走しようなんていう気力はこれぽっちもなくなっていた。
というわけで北穂高小屋のテラスで少し休憩してから涸沢へと下山することにした。
←北穂高小屋(屋根から雪がドサドサ落ちていたので積雪時は注意)
先ずは小屋前のテラスに移動し、ここでお湯を沸かして食事する事にした(とにかく寒い!)と、ここでA沢のコルから先に行ってもらったベテランさん達と再会。
途中までは彼らについていけたのだが、雪と格闘してるうちに引き離されて、彼らも心配してくれていたようだった。
そしてこれから予定通り穂高岳山荘まで行くという彼らの背中を尊敬の念をこめてここで見送った。
←ブロッケン現象
1
先ずは小屋前のテラスに移動し、ここでお湯を沸かして食事する事にした(とにかく寒い!)
と、ここでA沢のコルから先に行ってもらったベテランさん達と再会。
途中までは彼らについていけたのだが、雪と格闘してるうちに引き離されて、彼らも心配してくれていたようだった。
そしてこれから予定通り穂高岳山荘まで行くという彼らの背中を尊敬の念をこめてここで見送った。
←ブロッケン現象
と、ここでA沢のコルから先に行ってもらったベテランさん達と再会。
途中までは彼らについていけたのだが、雪と格闘してるうちに引き離されて、彼らも心配してくれていたようだった。
そしてこれから予定通り穂高岳山荘まで行くという彼らの背中を尊敬の念をこめてここで見送った。
←ブロッケン現象
実はこの時までまだ辺りはすっぽりとガスの中で視界は真っ白……展望は全くなかったのだが、しばらくすると突然ガスが晴れてきた!!←小屋前テラスからは登山者の歓声があがり急いでシャッターを切った
実はこの時までまだ辺りはすっぽりとガスの中で視界は真っ白……展望は全くなかったのだが、しばらくすると突然ガスが晴れてきた!!
←小屋前テラスからは登山者の歓声があがり急いでシャッターを切った
←小屋前テラスからは登山者の歓声があがり急いでシャッターを切った
←常念岳方面の景色ガスはどんどん晴れてきて常念方面がよく見えるようになった。
しかしキレットはガスの中で見えず……
実はここからの大キレットの景色を楽しみにしてたので残念だったが、それでも景色が見られただけラッキー！
←常念岳方面の景色
ガスはどんどん晴れてきて常念方面がよく見えるようになった。
しかしキレットはガスの中で見えず……
実はここからの大キレットの景色を楽しみにしてたので残念だったが、それでも景色が見られただけラッキー！
ガスはどんどん晴れてきて常念方面がよく見えるようになった。
しかしキレットはガスの中で見えず……
実はここからの大キレットの景色を楽しみにしてたので残念だったが、それでも景色が見られただけラッキー！
そして北穂高岳で結局1時間近くも休憩してからようやく涸沢へと下山開始！
←北穂高小屋から北穂高山頂へと登る途中からみた前穂高岳北尾根のギザギザの尾根
←北穂高小屋から北穂高山頂へと登る途中からみた前穂高岳北尾根のギザギザの尾根
【14:45頃 北穂高岳】小屋の奥の階段を登り(踏み固められているので雪が凍ってツルツル滑った）そこからほんの少し登れば北穂高岳山頂！
大キレット側にはずっとガスが張り付いていたが、穂高方面の景色はバッチリ見えて最高に景色が良かった。
【14:45頃 北穂高岳】
小屋の奥の階段を登り(踏み固められているので雪が凍ってツルツル滑った）そこからほんの少し登れば北穂高岳山頂！
大キレット側にはずっとガスが張り付いていたが、穂高方面の景色はバッチリ見えて最高に景色が良かった。
小屋の奥の階段を登り(踏み固められているので雪が凍ってツルツル滑った）そこからほんの少し登れば北穂高岳山頂！
大キレット側にはずっとガスが張り付いていたが、穂高方面の景色はバッチリ見えて最高に景色が良かった。
←北穂高岳山頂からみた前穂高〜吊尾根〜奥穂高岳
ここではみんなカメラを構えて雄大な景色を撮影しまくっていた
ここではみんなカメラを構えて雄大な景色を撮影しまくっていた
【14:47 北穂高岳出発】
山頂からの景色を楽しんだ後は、絶景に後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
←北穂高岳山頂からみた滝谷の絶壁
山頂からの景色を楽しんだ後は、絶景に後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
←北穂高岳山頂からみた滝谷の絶壁
実のところ、今夜は北穂高岳南稜のテント場に幕営しても良かったのだが、ここのテン場は小屋から非常に遠くそこまでの足場も悪い……トイレに通うのも大変そうだったので今回はパス！
テント場から見る美しい夕日と明朝の朝日に未練はあったが、それよりも山頂付近はまだ風もあって寒い……どちらかというと標高の低い所ではやく暖まりたかった。
今思うと安全地帯ではやく安心したいという心理が働いたのかもしれない。そのくらい神経が擦り減ってしまっていた。
←北穂高岳南稜のテント場(小屋から遠い所にあるが、しかし景色は最高！)
実のところ、今夜は北穂高岳南稜のテント場に幕営しても良かったのだが、ここのテン場は小屋から非常に遠くそこまでの足場も悪い……
トイレに通うのも大変そうだったので今回はパス！
テント場から見る美しい夕日と明朝の朝日に未練はあったが、それよりも山頂付近はまだ風もあって寒い……どちらかというと標高の低い所ではやく暖まりたかった。
今思うと安全地帯ではやく安心したいという心理が働いたのかもしれない。そのくらい神経が擦り減ってしまっていた。
←北穂高岳南稜のテント場(小屋から遠い所にあるが、しかし景色は最高！)
トイレに通うのも大変そうだったので今回はパス！
テント場から見る美しい夕日と明朝の朝日に未練はあったが、それよりも山頂付近はまだ風もあって寒い……どちらかというと標高の低い所ではやく暖まりたかった。
今思うと安全地帯ではやく安心したいという心理が働いたのかもしれない。そのくらい神経が擦り減ってしまっていた。
←北穂高岳南稜のテント場(小屋から遠い所にあるが、しかし景色は最高！)
【14:56 分岐通過】そして山頂から10分くらいで涸沢岳との分岐に到着。
本来ならここから涸沢岳〜奥穂高岳と縦走する予定だったが、もう時間も遅いし、ここから先も気が抜けない危険の多い縦走路……
そんななかを、またあの滑りやすい雪と格闘しながら歩く精神的余裕はなく、すごすごと涸沢キャンプ場へと下っていった。
【14:56 分岐通過】
そして山頂から10分くらいで涸沢岳との分岐に到着。
本来ならここから涸沢岳〜奥穂高岳と縦走する予定だったが、もう時間も遅いし、ここから先も気が抜けない危険の多い縦走路……
そんななかを、またあの滑りやすい雪と格闘しながら歩く精神的余裕はなく、すごすごと涸沢キャンプ場へと下っていった。
そして山頂から10分くらいで涸沢岳との分岐に到着。
本来ならここから涸沢岳〜奥穂高岳と縦走する予定だったが、もう時間も遅いし、ここから先も気が抜けない危険の多い縦走路……
そんななかを、またあの滑りやすい雪と格闘しながら歩く精神的余裕はなく、すごすごと涸沢キャンプ場へと下っていった。
・・なのに北穂高からの下山ルートには、今までの雪地獄はなんだったの？と思うくらい全く雪が無くて何だか悔しい！思わず乾いた笑いが出そうになった。
←下山途中から北穂高岳を振り返って見た
信州側を下る北穂高岳〜涸沢の登山道に雪は全然ナシ！昼のうちに融けてしまったのか、さっきまでの飛騨側の雪が嘘みたいだった!!
・・なのに北穂高からの下山ルートには、今までの雪地獄はなんだったの？と思うくらい全く雪が無くて何だか悔しい！
思わず乾いた笑いが出そうになった。
←下山途中から北穂高岳を振り返って見た
信州側を下る北穂高岳〜涸沢の登山道に雪は全然ナシ！昼のうちに融けてしまったのか、さっきまでの飛騨側の雪が嘘みたいだった!!
思わず乾いた笑いが出そうになった。
←下山途中から北穂高岳を振り返って見た
信州側を下る北穂高岳〜涸沢の登山道に雪は全然ナシ！昼のうちに融けてしまったのか、さっきまでの飛騨側の雪が嘘みたいだった!!
←山を下りながら奥穂高〜涸沢岳の稜線を見上げる穂高岳山荘の建ってる白出沢のコルに少し滝雲がかかってるものの天気は回復！
北穂高小屋で遊んでないで、すぐに出発してたら穂高岳山荘まで縦走出来たかな〜とちょっと後悔する私……
……って、安全地帯に下りてちょっと元気になったと思ったらこれだよ(笑)もうすっかりあの雪の恐怖を忘れてるしw
←山を下りながら奥穂高〜涸沢岳の稜線を見上げる
穂高岳山荘の建ってる白出沢のコルに少し滝雲がかかってるものの天気は回復！
北穂高小屋で遊んでないで、すぐに出発してたら穂高岳山荘まで縦走出来たかな〜とちょっと後悔する私……
……って、安全地帯に下りてちょっと元気になったと思ったらこれだよ(笑)もうすっかりあの雪の恐怖を忘れてるしw
穂高岳山荘の建ってる白出沢のコルに少し滝雲がかかってるものの天気は回復！
北穂高小屋で遊んでないで、すぐに出発してたら穂高岳山荘まで縦走出来たかな〜とちょっと後悔する私……
……って、安全地帯に下りてちょっと元気になったと思ったらこれだよ(笑)もうすっかりあの雪の恐怖を忘れてるしw
←眼下には涸沢キャンプ場が見えてきた。
しかしこれが、下っても下ってなかなか近くならない(笑
しかしこれが、下っても下ってなかなか近くならない(笑
梯子を過ぎても急な岩場のくだりが続くので、渋滞はなかなか解消しない
←結構急な斜面を下ってきた
←結構急な斜面を下ってきた
←明日の下山予定路(パノラマコース）方面の景色
ちょうど屏風の頭・屏風の耳に陽が差している
ちょうど屏風の頭・屏風の耳に陽が差している
その後も延々と長い下りが続くというか、半分気が抜けたような状態なので歩くペースもかなり遅かった。
←少しは近づいてきたかな〜？
それにしても涸沢にはテントがびっしり！大混雑！！
テント張る場所が空いているかなとちょっと不安になる
その後も延々と長い下りが続く
というか、半分気が抜けたような状態なので歩くペースもかなり遅かった。
←少しは近づいてきたかな〜？
それにしても涸沢にはテントがびっしり！大混雑！！
テント張る場所が空いているかなとちょっと不安になる
というか、半分気が抜けたような状態なので歩くペースもかなり遅かった。
←少しは近づいてきたかな〜？
それにしても涸沢にはテントがびっしり！大混雑！！
テント張る場所が空いているかなとちょっと不安になる
【16:50 北穂高岳登山口到着】
ぶっちゃけCT1時間40分のところちょうど2時間かかりました！もうへとへとです(笑
ぶっちゃけCT1時間40分のところちょうど2時間かかりました！もうへとへとです(笑
その後涸沢小屋に寄ってビールを調達した後、キャンプ場内の管理棟で受付をして幕営場所探しの旅へ。雪渓の近くにはまだ空き地がいくつかあったので、そこでやっとテント設営。
折角担ぎ上げたテントが無駄にならなくて良かった。
←涸沢小屋と前穂高岳〜吊尾根
その後涸沢小屋に寄ってビールを調達した後、キャンプ場内の管理棟で受付をして幕営場所探しの旅へ。
雪渓の近くにはまだ空き地がいくつかあったので、そこでやっとテント設営。
折角担ぎ上げたテントが無駄にならなくて良かった。
←涸沢小屋と前穂高岳〜吊尾根
雪渓の近くにはまだ空き地がいくつかあったので、そこでやっとテント設営。
折角担ぎ上げたテントが無駄にならなくて良かった。
←涸沢小屋と前穂高岳〜吊尾根
←涸沢から見上げた穂高岳と飛行機雲 この日は気温が低くテントの中でも吐く息が白くなる位だったが、風もなくとても穏かな夜だった。
そして緊張から解き放たれたせいか、未だかつてない程ぐっすりと眠る事が出来た。
←涸沢から見上げた穂高岳と飛行機雲
この日は気温が低くテントの中でも吐く息が白くなる位だったが、風もなくとても穏かな夜だった。
そして緊張から解き放たれたせいか、未だかつてない程ぐっすりと眠る事が出来た。
この日は気温が低くテントの中でも吐く息が白くなる位だったが、風もなくとても穏かな夜だった。
そして緊張から解き放たれたせいか、未だかつてない程ぐっすりと眠る事が出来た。
【3日目/10月12日】最終日。12日の朝はのんびりと起床。今日も昨日に引き続き快晴！
穂高の山々に囲まれた涸沢キャンプ場の朝はとても清々しかった。
【3日目/10月12日】
最終日。12日の朝はのんびりと起床。今日も昨日に引き続き快晴！
穂高の山々に囲まれた涸沢キャンプ場の朝はとても清々しかった。
最終日。12日の朝はのんびりと起床。今日も昨日に引き続き快晴！
穂高の山々に囲まれた涸沢キャンプ場の朝はとても清々しかった。
一通り涸沢からの景色を堪能した後はいよいよ下山開始！ 思えば4年前、岳沢から奥穂高岳に登った時……初めての登山だというのに登山靴のソールが剥がれるというアクシデントがあり、予定していたパノラマコースを諦めた事がありました。(あの時無謀な私を引き止めてくれた登山指導員さんには感謝してます)
なので今回はその時諦めたコースを通って下山する事にした。
←涸沢ヒュッテ前からみた涸沢小屋
一通り涸沢からの景色を堪能した後はいよいよ下山開始！
思えば4年前、岳沢から奥穂高岳に登った時……初めての登山だというのに登山靴のソールが剥がれるというアクシデントがあり、予定していたパノラマコースを諦めた事がありました。(あの時無謀な私を引き止めてくれた登山指導員さんには感謝してます)
なので今回はその時諦めたコースを通って下山する事にした。
←涸沢ヒュッテ前からみた涸沢小屋
思えば4年前、岳沢から奥穂高岳に登った時……初めての登山だというのに登山靴のソールが剥がれるというアクシデントがあり、予定していたパノラマコースを諦めた事がありました。(あの時無謀な私を引き止めてくれた登山指導員さんには感謝してます)
なので今回はその時諦めたコースを通って下山する事にした。
←涸沢ヒュッテ前からみた涸沢小屋
←涸沢ヒュッテ側からみた奥穂高〜北穂高の稜線
出発する前、涸沢ヒュッテの展望デッキから涸沢の景色を目に焼き付けた。
出発する前、涸沢ヒュッテの展望デッキから涸沢の景色を目に焼き付けた。
先ずはテントを撤収し、下山路のある涸沢ヒュッテ側へと移動しかしパノラマコースの下山路が分からずにしばらくうろうろ……そういえば以前本谷橋経由で下山する時にも下山路が分からなくて涸沢でうろうろしてたっけ……
先ずはテントを撤収し、下山路のある涸沢ヒュッテ側へと移動
しかしパノラマコースの下山路が分からずにしばらくうろうろ……そういえば以前本谷橋経由で下山する時にも下山路が分からなくて涸沢でうろうろしてたっけ……
しかしパノラマコースの下山路が分からずにしばらくうろうろ……そういえば以前本谷橋経由で下山する時にも下山路が分からなくて涸沢でうろうろしてたっけ……
【6:30 涸沢出発】どうやらパノラマコースの下山路は、涸沢ヒュッテの奥にあるトイレの脇を下っていくらしい。そしてその先で本谷橋コースの道と分岐するようだ。
そういえばここのトイレは4年前には無かったような気がする。
←涸沢ヒュッテ奥・トイレ脇の道を下っていく
【6:30 涸沢出発】
どうやらパノラマコースの下山路は、涸沢ヒュッテの奥にあるトイレの脇を下っていくらしい。そしてその先で本谷橋コースの道と分岐するようだ。
そういえばここのトイレは4年前には無かったような気がする。
←涸沢ヒュッテ奥・トイレ脇の道を下っていく
どうやらパノラマコースの下山路は、涸沢ヒュッテの奥にあるトイレの脇を下っていくらしい。そしてその先で本谷橋コースの道と分岐するようだ。
そういえばここのトイレは4年前には無かったような気がする。
←涸沢ヒュッテ奥・トイレ脇の道を下っていく
そして2〜3分下ると分岐が現れた
←パノラマコースの入口
「健脚者のみ通行してください」だそうです
←パノラマコースの入口
「健脚者のみ通行してください」だそうです
分岐から右折して右手のパノラマコースに入る
←目立つように『パノラマコース』と書いてあるので分かりやすい
←目立つように『パノラマコース』と書いてあるので分かりやすい
しかしパノラマコースに入って15分くらい行くと目の前に渋滞の列がっ！ しかもこの渋滞は全く動く気配がありません
涸沢から本谷橋を通るコースよりこちらを通る人は少ないだろうと思っていたのですで、この渋滞は全くの計算外でした。
しかしパノラマコースに入って15分くらい行くと目の前に渋滞の列がっ！
しかもこの渋滞は全く動く気配がありません
涸沢から本谷橋を通るコースよりこちらを通る人は少ないだろうと思っていたのですで、この渋滞は全くの計算外でした。
しかもこの渋滞は全く動く気配がありません
涸沢から本谷橋を通るコースよりこちらを通る人は少ないだろうと思っていたのですで、この渋滞は全くの計算外でした。
←ロープが張られているトラバース部この辺りは土が凍ってる箇所がいくつかあって、ちょっと滑りやすくなっていた。
牛歩並みの速度でしか先に進めないので、前の人との間隔に気をつけながら慎重に進んでいく
←ロープが張られているトラバース部
この辺りは土が凍ってる箇所がいくつかあって、ちょっと滑りやすくなっていた。
牛歩並みの速度でしか先に進めないので、前の人との間隔に気をつけながら慎重に進んでいく
この辺りは土が凍ってる箇所がいくつかあって、ちょっと滑りやすくなっていた。
牛歩並みの速度でしか先に進めないので、前の人との間隔に気をつけながら慎重に進んでいく
渋滞に嵌って10分経過
あまりにも暇なので写真を撮ったりして時間を潰す
←槍ヶ岳が少しずつ見えてきた
あまりにも暇なので写真を撮ったりして時間を潰す
←槍ヶ岳が少しずつ見えてきた
←渋滞の原因である梯子場を振り返ったところ 普通の登山道ではよくある梯子場ですが……
この時期は行楽シーズンという事もあって普段登山をしない人も多くいるようです。
なのでなんてことない梯子場でも渋滞が発生。
←渋滞の原因である梯子場を振り返ったところ
普通の登山道ではよくある梯子場ですが……
この時期は行楽シーズンという事もあって普段登山をしない人も多くいるようです。
なのでなんてことない梯子場でも渋滞が発生。
普通の登山道ではよくある梯子場ですが……
この時期は行楽シーズンという事もあって普段登山をしない人も多くいるようです。
なのでなんてことない梯子場でも渋滞が発生。
そして渋滞が解消したと思ったらまた次の渋滞が始まります！とまぁ、こんな渋滞箇所がいくつかあるのでその度に随分と待たされました。
追い抜かす事が出来ない狭い道が続くので、この道を下山に使うときは時間に余裕をもって出発したほうが良さそうです。
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そして渋滞が解消したと思ったらまた次の渋滞が始まります！
とまぁ、こんな渋滞箇所がいくつかあるのでその度に随分と待たされました。
追い抜かす事が出来ない狭い道が続くので、この道を下山に使うときは時間に余裕をもって出発したほうが良さそうです。
とまぁ、こんな渋滞箇所がいくつかあるのでその度に随分と待たされました。
追い抜かす事が出来ない狭い道が続くので、この道を下山に使うときは時間に余裕をもって出発したほうが良さそうです。
←ここも渋滞を抜けたところ木の根が入り組んで段差のある下りですが、こういう所でもよく渋滞してました。
(一つのロープに何人もしがみついて下ってくるので要注意！/渋滞している時はロープを使わない方がある意味安全です)
←ここも渋滞を抜けたところ
木の根が入り組んで段差のある下りですが、こういう所でもよく渋滞してました。
(一つのロープに何人もしがみついて下ってくるので要注意！/渋滞している時はロープを使わない方がある意味安全です)
木の根が入り組んで段差のある下りですが、こういう所でもよく渋滞してました。
(一つのロープに何人もしがみついて下ってくるので要注意！/渋滞している時はロープを使わない方がある意味安全です)
そして北尾根に辿り着くと、ここでやっと渋滞も解消!!この先屏風のコルまではのんびりとした尾根道が続くので、ようやく日当たりの良くなった道をお散歩気分で歩いていく。
そして北尾根に辿り着くと、ここでやっと渋滞も解消!!
この先屏風のコルまではのんびりとした尾根道が続くので、ようやく日当たりの良くなった道をお散歩気分で歩いていく。
この先屏風のコルまではのんびりとした尾根道が続くので、ようやく日当たりの良くなった道をお散歩気分で歩いていく。
【8:00 屏風のコル到着】さて渋滞を過ぎるとようやく屏風のコルに到着。
時間も随分と押してるし本当はこのまま下山するつもりだったのですが、目の前に見える屏風岩の迫力についつい登ってみたくなったので、ここにザックをデポしてちょっと寄り道・・・
←屏風のコル付近からみた北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳
【8:00 屏風のコル到着】
さて渋滞を過ぎるとようやく屏風のコルに到着。
時間も随分と押してるし本当はこのまま下山するつもりだったのですが、目の前に見える屏風岩の迫力についつい登ってみたくなったので、ここにザックをデポしてちょっと寄り道・・・
←屏風のコル付近からみた北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳
さて渋滞を過ぎるとようやく屏風のコルに到着。
時間も随分と押してるし本当はこのまま下山するつもりだったのですが、目の前に見える屏風岩の迫力についつい登ってみたくなったので、ここにザックをデポしてちょっと寄り道・・・
←屏風のコル付近からみた北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳
【8:05 屏風のコル出発】コルからは空身でピストンなので快適♪
細い道を登っていくと次第に傾斜がキツくなり大岩が折り重なる岩山に辿り着く。
そこを通過した後は傾斜も緩くなり、氷が張った池を眺めつつ、賽の河原分岐を通過して尾根道に到着
←尾根道からみた賽の河原
【8:05 屏風のコル出発】
コルからは空身でピストンなので快適♪
細い道を登っていくと次第に傾斜がキツくなり大岩が折り重なる岩山に辿り着く。
そこを通過した後は傾斜も緩くなり、氷が張った池を眺めつつ、賽の河原分岐を通過して尾根道に到着
←尾根道からみた賽の河原
コルからは空身でピストンなので快適♪
細い道を登っていくと次第に傾斜がキツくなり大岩が折り重なる岩山に辿り着く。
そこを通過した後は傾斜も緩くなり、氷が張った池を眺めつつ、賽の河原分岐を通過して尾根道に到着
←尾根道からみた賽の河原
←尾根道から見た屏風の耳
ここまで来れば屏風の耳はもうすぐ！
目の前に見えるピークを目指し最後のひと登り……すると……
ここまで来れば屏風の耳はもうすぐ！
目の前に見えるピークを目指し最後のひと登り……すると……
【8:25 屏風の耳到着】これはもう登って来て大正解！
目の前には槍穂の景色が目前に迫っていて迫力満点!!
ここまで来てこの景色を見ないなんて絶対ありえない!!!
←屏風の耳からみた前穂高岳〜北穂高岳
【8:25 屏風の耳到着】
これはもう登って来て大正解！
目の前には槍穂の景色が目前に迫っていて迫力満点!!
ここまで来てこの景色を見ないなんて絶対ありえない!!!
←屏風の耳からみた前穂高岳〜北穂高岳
これはもう登って来て大正解！
目の前には槍穂の景色が目前に迫っていて迫力満点!!
ここまで来てこの景色を見ないなんて絶対ありえない!!!
←屏風の耳からみた前穂高岳〜北穂高岳
地図上では屏風の耳まで往復50分だが、ザックをデポして空身で登れば往復30分くらいで行けた。 ここは絶対外したら損です！
←北穂高岳〜槍ヶ岳（今回歩いてきた稜線を一望）
地図上では屏風の耳まで往復50分だが、ザックをデポして空身で登れば往復30分くらいで行けた。
ここは絶対外したら損です！
←北穂高岳〜槍ヶ岳（今回歩いてきた稜線を一望）
ここは絶対外したら損です！
←北穂高岳〜槍ヶ岳（今回歩いてきた稜線を一望）
【8:45 屏風の耳出発】そしてここで最後の景色を眺めながらしばし休憩。ピークにいる人達も皆この景色には大興奮でお互いに記念写真を撮りあっていた
←屏風の耳から先の屏風の頭
登山道はあるようだった(地図上では破線）が、そちらまでは行かなかった
【8:45 屏風の耳出発】
そしてここで最後の景色を眺めながらしばし休憩。ピークにいる人達も皆この景色には大興奮でお互いに記念写真を撮りあっていた
←屏風の耳から先の屏風の頭
登山道はあるようだった(地図上では破線）が、そちらまでは行かなかった
そしてここで最後の景色を眺めながらしばし休憩。ピークにいる人達も皆この景色には大興奮でお互いに記念写真を撮りあっていた
←屏風の耳から先の屏風の頭
登山道はあるようだった(地図上では破線）が、そちらまでは行かなかった
【9:00屏風のコル到着】さて屏風のコルに戻ったら、いよいよ上高地までの下山開始！
と思ったらここで小腹が空いたので軽く食事。
どうせなら屏風の耳でゆっくり休憩すればよかった
←屏風のコルにはデポされたザックが沢山転がっている
【9:00屏風のコル到着】
さて屏風のコルに戻ったら、いよいよ上高地までの下山開始！
と思ったらここで小腹が空いたので軽く食事。
どうせなら屏風の耳でゆっくり休憩すればよかった
←屏風のコルにはデポされたザックが沢山転がっている
さて屏風のコルに戻ったら、いよいよ上高地までの下山開始！
と思ったらここで小腹が空いたので軽く食事。
どうせなら屏風の耳でゆっくり休憩すればよかった
←屏風のコルにはデポされたザックが沢山転がっている
【9:20 屏風のコル出発】
そしていよいよ出発！
ここから先は殆ど展望が無くなり、石がゴロゴロと転がって滑りやすい道をただ黙々と下って行く。
そしていよいよ出発！
ここから先は殆ど展望が無くなり、石がゴロゴロと転がって滑りやすい道をただ黙々と下って行く。
最初は緩やかだった傾斜も次第にキツくなってきて、また一段と足場も悪くなってきた。ここでも時々渋滞が発生。
追い抜ける所では追い抜き、また速い人には先に行って貰うよう、道を譲りながら下っていった。
最初は緩やかだった傾斜も次第にキツくなってきて、また一段と足場も悪くなってきた。
ここでも時々渋滞が発生。
追い抜ける所では追い抜き、また速い人には先に行って貰うよう、道を譲りながら下っていった。
ここでも時々渋滞が発生。
追い抜ける所では追い抜き、また速い人には先に行って貰うよう、道を譲りながら下っていった。
気が付くと樹林帯の中に突入していて、ふと振り返ってみると、少しだけ前穂高付近の稜線が見えた
←前穂高の稜線と白い月
←前穂高の稜線と白い月
【10:20 奥又白谷到着〜10:30まで休憩】そしてちょうど1時間下った所で奥又白谷に到着
ここは河原のように広くみんな休憩していたので思わずつられてここで休憩した。
←奥又白谷からみた前穂高北尾根
【10:20 奥又白谷到着〜10:30まで休憩】
そしてちょうど1時間下った所で奥又白谷に到着
ここは河原のように広くみんな休憩していたので思わずつられてここで休憩した。
←奥又白谷からみた前穂高北尾根
そしてちょうど1時間下った所で奥又白谷に到着
ここは河原のように広くみんな休憩していたので思わずつられてここで休憩した。
←奥又白谷からみた前穂高北尾根
【10:34 奥又白池分岐通過】そして休憩した谷から少し先に行ったところに奥又白池の分岐があった。
ここは前穂高の東壁へ通じる道。小説『氷壁』の舞台にもなりました。
ということで一応分岐の写真をパチリ いつか行く事があるかな〜？
←奥又白池への分岐
【10:34 奥又白池分岐通過】
そして休憩した谷から少し先に行ったところに奥又白池の分岐があった。
ここは前穂高の東壁へ通じる道。小説『氷壁』の舞台にもなりました。
ということで一応分岐の写真をパチリ いつか行く事があるかな〜？
←奥又白池への分岐
そして休憩した谷から少し先に行ったところに奥又白池の分岐があった。
ここは前穂高の東壁へ通じる道。小説『氷壁』の舞台にもなりました。
ということで一応分岐の写真をパチリ いつか行く事があるかな〜？
←奥又白池への分岐
そして分岐から15分程下っていくとケルンがあった。
この辺りは鬱蒼とした樹林帯になっていた
この辺りは鬱蒼とした樹林帯になっていた
ケルンを過ぎれば、鬱蒼とした樹林帯の下りもまもなくお終い。
簡素な木の橋を渡りのんびりと下っていく
簡素な木の橋を渡りのんびりと下っていく
すると白い石が眩しい河原を通過
そこから先はいくつかの堰堤を左手に見ながら下るようになる
←そして振り返ると絶景！！
そこから先はいくつかの堰堤を左手に見ながら下るようになる
←そして振り返ると絶景！！
もうここから先は殆ど林道歩きになる。後ろを振り返ると絶景が広がっているので、時々振り返りながら下っていく。
そして途中で車道と合流し、約20分も下れば『新村橋』に到着。
もうここから先は殆ど林道歩きになる。
後ろを振り返ると絶景が広がっているので、時々振り返りながら下っていく。
そして途中で車道と合流し、約20分も下れば『新村橋』に到着。
後ろを振り返ると絶景が広がっているので、時々振り返りながら下っていく。
そして途中で車道と合流し、約20分も下れば『新村橋』に到着。
【11:10 新村橋通過】最初の登山でパノラマコースを諦めてからずっと、この橋を渡って徳沢の林道に合流するのが夢でした。
ということで、まるで凱旋門をくぐるような気持ちで新村橋を渡る。
【11:10 新村橋通過】
最初の登山でパノラマコースを諦めてからずっと、この橋を渡って徳沢の林道に合流するのが夢でした。
ということで、まるで凱旋門をくぐるような気持ちで新村橋を渡る。
最初の登山でパノラマコースを諦めてからずっと、この橋を渡って徳沢の林道に合流するのが夢でした。
ということで、まるで凱旋門をくぐるような気持ちで新村橋を渡る。
そして新村橋を渡りきった所で少し休んでから徳沢へと向かう事に。
←新村橋から振り返ってみた前穂高の景色
←新村橋から振り返ってみた前穂高の景色
【11:30徳沢〜11:40休憩】そしてここからは毎度おなじみの上高地までの林道歩き
徳沢で名物(?)のソフトクリームを買ってちょっと休憩。
(前回来た時には機械の故障でアイスが食べられなかったのでそのリベンジ成功(笑
ここからは半分観光気分で上高地を目指した。
【11:30徳沢〜11:40休憩】
そしてここからは毎度おなじみの上高地までの林道歩き
徳沢で名物(?)のソフトクリームを買ってちょっと休憩。
(前回来た時には機械の故障でアイスが食べられなかったのでそのリベンジ成功(笑
ここからは半分観光気分で上高地を目指した。
そしてここからは毎度おなじみの上高地までの林道歩き
徳沢で名物(?)のソフトクリームを買ってちょっと休憩。
(前回来た時には機械の故障でアイスが食べられなかったのでそのリベンジ成功(笑
ここからは半分観光気分で上高地を目指した。
←徳本峠への道
いつか時間がある時にでも一度通ってみたい。
時代と共に通る人が少なくなってしまったクラシックルートに何故か心惹かれます。
いつか時間がある時にでも一度通ってみたい。
時代と共に通る人が少なくなってしまったクラシックルートに何故か心惹かれます。
【12:30 明神通過】そして明神からは右岸の自然観察路を通って行く事にした。
いつも梓川左岸ばかり通ってるのでちょっと飽きていた事と、初めて登った岳沢の登山口が懐かしくなって見てみたくなったから……
というわけで梓川に架かる橋を渡り明神池の方へ向かった。
【12:30 明神通過】
そして明神からは右岸の自然観察路を通って行く事にした。
いつも梓川左岸ばかり通ってるのでちょっと飽きていた事と、初めて登った岳沢の登山口が懐かしくなって見てみたくなったから……
というわけで梓川に架かる橋を渡り明神池の方へ向かった。
そして明神からは右岸の自然観察路を通って行く事にした。
いつも梓川左岸ばかり通ってるのでちょっと飽きていた事と、初めて登った岳沢の登山口が懐かしくなって見てみたくなったから……
というわけで梓川に架かる橋を渡り明神池の方へ向かった。
←明神池へ向かう橋と明神岳
明神池は有料なのでそこには寄らずにそのまま上高地へ
明神池は有料なのでそこには寄らずにそのまま上高地へ
←ここから上高地までは散策路のような木道が続いている
以前来たときはサルの群れが沢山いたんだけどな……
以前来たときはサルの群れが沢山いたんだけどな……
散策路の木道は延々と続きます。ここからは観光客が殆どなので、大荷物な登山者はちょっと肩身が狭い……気がする……
カメラ片手にのんびりと観光客の列に続き、私達も散策気分で歩いていった。
散策路の木道は延々と続きます。
ここからは観光客が殆どなので、大荷物な登山者はちょっと肩身が狭い……気がする……
カメラ片手にのんびりと観光客の列に続き、私達も散策気分で歩いていった。
ここからは観光客が殆どなので、大荷物な登山者はちょっと肩身が狭い……気がする……
カメラ片手にのんびりと観光客の列に続き、私達も散策気分で歩いていった。
そしていよいよ岳沢登山口に到着 記憶通りの登山口の様子にあの時の思い出がよみがえる
うん、またここから奥穂高岳に登ってみたい
←思い出の岳沢登山口(ここから私の山旅は始まった……な〜んてね）
そしていよいよ岳沢登山口に到着
記憶通りの登山口の様子にあの時の思い出がよみがえる
うん、またここから奥穂高岳に登ってみたい
←思い出の岳沢登山口(ここから私の山旅は始まった……な〜んてね）
記憶通りの登山口の様子にあの時の思い出がよみがえる
うん、またここから奥穂高岳に登ってみたい
←思い出の岳沢登山口(ここから私の山旅は始まった……な〜んてね）
←岳沢登山口近くの池(?)の様子も記憶とピッタリと一致した
結構覚えているもんだな〜を我ながら感心！
結構覚えているもんだな〜を我ながら感心！
【13:45 河童橋到着】そして最後に一番楽しみにしていた上高地の河童橋へ!!
実は上高地には何度も来てるのに、あの有名な『河童橋からの吊尾根の景色』を未だかつて一度も見たことがない！
いつもガスガスな景色ばかり…実際上高地のライブカメラの映像でしかその姿を見た事はなく、その映像をPCの壁紙にしてしまうほど。
でも今日は文句のつけようもない大快晴！まさに千載一遇のチャンス!! 高まる期待と興奮に足取りも軽くいよいよ上高地に到着！
そして今、万感の想いをこめて振り返る!!!
………………………………
【13:45 河童橋到着】
そして最後に一番楽しみにしていた上高地の河童橋へ!!
実は上高地には何度も来てるのに、あの有名な『河童橋からの吊尾根の景色』を未だかつて一度も見たことがない！
いつもガスガスな景色ばかり…実際上高地のライブカメラの映像でしかその姿を見た事はなく、その映像をPCの壁紙にしてしまうほど。
でも今日は文句のつけようもない大快晴！まさに千載一遇のチャンス!! 高まる期待と興奮に足取りも軽くいよいよ上高地に到着！
そして今、万感の想いをこめて振り返る!!!
………………………………
そして最後に一番楽しみにしていた上高地の河童橋へ!!
実は上高地には何度も来てるのに、あの有名な『河童橋からの吊尾根の景色』を未だかつて一度も見たことがない！
いつもガスガスな景色ばかり…実際上高地のライブカメラの映像でしかその姿を見た事はなく、その映像をPCの壁紙にしてしまうほど。
でも今日は文句のつけようもない大快晴！まさに千載一遇のチャンス!! 高まる期待と興奮に足取りも軽くいよいよ上高地に到着！
そして今、万感の想いをこめて振り返る!!!
………………………………
キタ━━━ヽ(ヽ(゜ヽ(゜∀ヽ(゜∀゜ヽ(゜∀゜)ノ゜∀゜)ノ∀゜)ノ゜)ノ)ノ━━━!!!!
やっと念願のこの景色を生で……この目で観れた!!!
やっと念願のこの景色を生で……この目で観れた!!!
当たり前だけどライブカメラの映像で観るよりもずっと緻密な岩肌に思わず鳥肌！
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全部の写真とコメントをざっと拝見しました（すみません、ちゃんと読んではいません
本一冊にできそうなボリュームですね（笑）
びっくりしました。
私は大キレットは行ったことが無いのですが、できれば今後も行きたくないかな、というのが正直なところです
ホント、大キレットの様子がよく分かりました。
パノラマコース、あんなに人が多かったんですね
私が去年8月に歩いたときは、全然人がいなかったんですけどね。
こんばんは
こちらの方にもコメントありがとうございます
ちょこちょこ加筆はしてますが、mixi日記と書いてる事は殆ど同じなのでサラッと読んで頂いても全然OKですよ
私も雪の大キレットはもう行きたくないかな、というのが本音です
でも天気が良くてコンディションが良い時だったらまたチャレンジしたいかな……
今回は慣れない雪でいっぱいいっぱいだったので、もっと気持ち的に余裕がある時に登り直してみたらまた違った印象になると思うんですよね……それをちょっと試してみたいです!
パノラマコースの渋滞は本当シャレにならない位でしたよ
私もこのコースは空いていると思っていたのでちょっとビックリしました
今回は行楽シーズンで登山慣れしてない方も沢山いたので、たまたまその渋滞に引っかかっただけかもしれません。
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