北八甲田 楢の木森山

コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2004年02月の天気図 |
---|
写真
感想
前岳山行の昨日よりは良い天気にみんなも期待しての入山。駐車場に苦慮していたが、標高44m地点の分岐の、雪寄せ場に二台が駐車出来た。ここから少し歩いて、三戸宅の分岐から林道に入る。山さん、忠さん、熊さんが交互にラッセルしてくれる。ひざ下ながら八甲田となんら変わらないラッセルだ。私は、ワカンを履いていたことをいいことに殿にしがみつく。スノーシューよりラッセルが大変なので躊躇していたのだ。沢山町の久須志神社の前を通り、赤川の枝沢を渡り、更にもう一本枝沢を渡ってと昔の記憶を辿りながらどうにか順調に進んできた。山頂の電波反射板は撤去されていて、途中に立っていた指導標柱も無くなっている。
明瞭な道と少しブッシュの生えている道との別れに来て、又悪い癖が出る。15年も昔から見ればブッシュの生えているのはあたり前と。後30mも歩けばどちらが正しい道か分かったものを。ブッシュ道に入り正しい道まで、またまたアルバイトをしてしまう。急な斜面の伐採地に突き当たりこれを標高差で40mほど上ると運良く正規の林道に出る。標高225mだ。両側が伐採されて昔の面影がないが、道ははっきりしている。以前は標高420m小ピークとの鞍部付近まで登って、山道に入り、背後から山頂へ登っていたのだが、遠回りになるので370m付近から左上の伐採地に入り山頂へ続いている林の中を山頂めがけて直登する。標高差100mちょっとながら急斜面の登りは応えた。交互に少し登っては交代するを繰り返す。皆のがんばりで12時前に到着。眼下に青森市街、陸奥湾、雲谷スキー場、梵珠山連峰と景色が良い。ツエルトを張り昼食を採りながらの歓談に時間の経つのを忘れる。二時間の休憩に疲れも取れたのか、下山はあっという間でどんどん麓に近づく。正しい分岐点は、145m付近だった。駐車地点から標高差450m弱のラッセル登山をこなしたことは大きな自身になったと思う。名誉同人81歳の忠さんには、たまげたの一言。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する