道の駅にしねを出発。
ツ「今日も徒歩旅だっぺ」
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道の駅にしねを出発。
ツ「今日も徒歩旅だっぺ」
予報に反して朝はどんより曇りだったが少しずつ雲が晴れて青空がのぞいてきた。
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予報に反して朝はどんより曇りだったが少しずつ雲が晴れて青空がのぞいてきた。
いこいの村岩手に向かう。
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いこいの村岩手に向かう。
いこいの村岩手と三森山と岩手山。
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いこいの村岩手と三森山と岩手山。
いこいの村から少し行った先に自然歩道の看板があった。まずは「溶岩流へのみち」を歩いていく。
ツ「がんばるます!」
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いこいの村から少し行った先に自然歩道の看板があった。まずは「溶岩流へのみち」を歩いていく。
ツ「がんばるます!」
勇んで歩き始めたはいいが、いきなり道が判然としない。
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勇んで歩き始めたはいいが、いきなり道が判然としない。
自然歩道が制定された後に開通した車道によって道がぶつ切りになっているようだ。
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自然歩道が制定された後に開通した車道によって道がぶつ切りになっているようだ。
結局、焼走り溶岩流のすぐ近くまで車道歩きできてしまった。一応、道標通りに歩いたと思うのだが…。
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結局、焼走り溶岩流のすぐ近くまで車道歩きできてしまった。一応、道標通りに歩いたと思うのだが…。
溶岩流の近くに宮沢賢治詩碑と展望台がある。
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溶岩流の近くに宮沢賢治詩碑と展望台がある。
では溶岩流の中に歩みを進めて行こう。
光量とした景色はまるで岩石砂漠か、あるいは月面か何かのようだ。
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では溶岩流の中に歩みを進めて行こう。
光量とした景色はまるで岩石砂漠か、あるいは月面か何かのようだ。
この溶岩流は今から250年ほど前に岩手山が「小規模」な噴火をした時に流れ出たのだという。
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この溶岩流は今から250年ほど前に岩手山が「小規模」な噴火をした時に流れ出たのだという。
1kmほどの溶岩流遊歩道を歩き終え、いつもの登山口駐車場までやってきた。
ツ「焼走りコースは何度も登ったけど、溶岩流を歩いたのは初めてだったー」
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1kmほどの溶岩流遊歩道を歩き終え、いつもの登山口駐車場までやってきた。
ツ「焼走りコースは何度も登ったけど、溶岩流を歩いたのは初めてだったー」
焼走りの湯の前を通過。食堂や売店があるので飲食物の補給が可能だ。
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焼走りの湯の前を通過。食堂や売店があるので飲食物の補給が可能だ。
温泉から少し行ったあたりで細い道に入る。自然歩道のパンフでは一本道を道なりに進んでいくように書かれているが、ここでも後から新しい道ができて地形が変わったようだ。
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温泉から少し行ったあたりで細い道に入る。自然歩道のパンフでは一本道を道なりに進んでいくように書かれているが、ここでも後から新しい道ができて地形が変わったようだ。
旧道にあたる道の両側は広く伐採されていた。おそらく自然歩道として整備された頃の景色とは様変わりしていることだろう。
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旧道にあたる道の両側は広く伐採されていた。おそらく自然歩道として整備された頃の景色とは様変わりしていることだろう。
途中から未舗装の林道に入っていくが、ここにも道標はない。ほんとに今日は欲しいところにまったく道標がない。
ツ「いらんところには有るのにね」
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途中から未舗装の林道に入っていくが、ここにも道標はない。ほんとに今日は欲しいところにまったく道標がない。
ツ「いらんところには有るのにね」
緑の牧草が目に鮮やかだ。秋色の景色の中、ここだけ夏に戻ったようだ。牧草は枯れないのだろうか。
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緑の牧草が目に鮮やかだ。秋色の景色の中、ここだけ夏に戻ったようだ。牧草は枯れないのだろうか。
新道が林道をぶった切る。
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新道が林道をぶった切る。
その後は穏やかな林道本来の姿となった。岩手山林道はその名の通り岩手山の裾野をひっそりと進んでいく。
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その後は穏やかな林道本来の姿となった。岩手山林道はその名の通り岩手山の裾野をひっそりと進んでいく。
時折、牧草地の真ん中を横切ったりするのも面白い。景色に変化がって飽きのこない良い道だ。
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時折、牧草地の真ん中を横切ったりするのも面白い。景色に変化がって飽きのこない良い道だ。
再び車道に出た。結局、溶岩流への道はどこが終点だったのかよくわからないままだった。
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再び車道に出た。結局、溶岩流への道はどこが終点だったのかよくわからないままだった。
ここからしばらく「岩手山パノラマライン」と名付けられた車道を通る。真っすぐで眺めが良い道だが、いかんせん歩きで通るには冗長過ぎた。
ツ「15分で飽きた」
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ここからしばらく「岩手山パノラマライン」と名付けられた車道を通る。真っすぐで眺めが良い道だが、いかんせん歩きで通るには冗長過ぎた。
ツ「15分で飽きた」
歩けど歩けど景色が変わらないのに耐えること1時間、ようやく八幡平温泉郷入り口の十字路に到達。
ツ「長かった…」
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歩けど歩けど景色が変わらないのに耐えること1時間、ようやく八幡平温泉郷入り口の十字路に到達。
ツ「長かった…」
このあたりから「県民の森」に入っていく。久々の未舗装路が足に優しい。
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このあたりから「県民の森」に入っていく。久々の未舗装路が足に優しい。
ロッジ風の建物は八幡平マウンテンホテル。八幡平リゾートホテルが改名してこの名前になった。リニューアルされたらしいが行ってないなぁ。
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ロッジ風の建物は八幡平マウンテンホテル。八幡平リゾートホテルが改名してこの名前になった。リニューアルされたらしいが行ってないなぁ。
県民の森の中は小道があちこちに分岐している。しかし道標はことごとく朽ちていてどっちに行ったらいいのかわからない。
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県民の森の中は小道があちこちに分岐している。しかし道標はことごとく朽ちていてどっちに行ったらいいのかわからない。
うーん…。一応、事前に調べてきたルートとGPSとをにらめっこしながら進んだのだが…。
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うーん…。一応、事前に調べてきたルートとGPSとをにらめっこしながら進んだのだが…。
ついに道が消滅してしまった…。藪こぎをする趣味は無いので別の道に迂回してこの区間をやり過ごすことにした。
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ついに道が消滅してしまった…。藪こぎをする趣味は無いので別の道に迂回してこの区間をやり過ごすことにした。
道に迷っているうちに日が陰ってきたなぁ…。
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道に迷っているうちに日が陰ってきたなぁ…。
県民の森をさまよっていると自然歩道の看板を見つけた。なんか略地図と手元の地図が一致しないなぁ。やはり色々と改変があったようだ。
ツ「ともかく県民の森を訪ねてみるっぺ」
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県民の森をさまよっていると自然歩道の看板を見つけた。なんか略地図と手元の地図が一致しないなぁ。やはり色々と改変があったようだ。
ツ「ともかく県民の森を訪ねてみるっぺ」
森の中の林道をウロウロ。途中でさっきまで歩いていた「岩手山林道」に行き遭う。
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森の中の林道をウロウロ。途中でさっきまで歩いていた「岩手山林道」に行き遭う。
そこから先は「鬼ヶ城林道」へ。刈払こそされているが、次第に頼りなくなってくる林道。嫌な予感がする…。
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そこから先は「鬼ヶ城林道」へ。刈払こそされているが、次第に頼りなくなってくる林道。嫌な予感がする…。
嫌な予感は的中。水害で路盤がごっそり無くなっていた。通れるのか、ここ。
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嫌な予感は的中。水害で路盤がごっそり無くなっていた。通れるのか、ここ。
幸い、足場はそれほど悪くなく崩壊地は越えることができた。しかし問題はその先がどうなっているか…。
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幸い、足場はそれほど悪くなく崩壊地は越えることができた。しかし問題はその先がどうなっているか…。
数十メートルの藪っぽい区間を抜けると向こう側から車の轍が迎えに来ていた。どうやら通過可能なようだ。これで延々と戻らなくて済むなぁ…。
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数十メートルの藪っぽい区間を抜けると向こう側から車の轍が迎えに来ていた。どうやら通過可能なようだ。これで延々と戻らなくて済むなぁ…。
暫く進むと地図に無い林道と合流。これ、いつも野鳥観察舎に行く時通る道だな。おそらくさっきの崩壊地を避けるために後年になって新たに作られた道なのだろう。
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暫く進むと地図に無い林道と合流。これ、いつも野鳥観察舎に行く時通る道だな。おそらくさっきの崩壊地を避けるために後年になって新たに作られた道なのだろう。
おなじみ、野鳥観察舎に着いた。いつも葉が生い茂っている時期にしか来ないから、小屋の全貌を見たのは初めてな気がする。
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おなじみ、野鳥観察舎に着いた。いつも葉が生い茂っている時期にしか来ないから、小屋の全貌を見たのは初めてな気がする。
あとは登山道を下ればゴールのフォレストアイまで一本道だ。
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あとは登山道を下ればゴールのフォレストアイまで一本道だ。
さくっと下る。途中、二組ほどのパーティとすれ違ったが、今から入山するのか? 大丈夫かな…。
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さくっと下る。途中、二組ほどのパーティとすれ違ったが、今から入山するのか? 大丈夫かな…。
登山口から5分ほどでフォレストアイだ。なんとか暗くなる前にゴールできた。
ツ「お疲れ!」
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登山口から5分ほどでフォレストアイだ。なんとか暗くなる前にゴールできた。
ツ「お疲れ!」
バスの時間まで間があったので岩手山を眺めながら珈琲で一服。岩手山の御鉢には雪が粉砂糖のようにまぶされていてガトーショコラみたいになっていた。
ツ「美味そうだっぺ」
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バスの時間まで間があったので岩手山を眺めながら珈琲で一服。岩手山の御鉢には雪が粉砂糖のようにまぶされていてガトーショコラみたいになっていた。
ツ「美味そうだっぺ」
ロングトレイルが静かなブームになってきていますし、再整備してもいいと思うんですよね。みちのく潮風トレイルみたいに地域住民を巻き込んで観光資源にできれば尚良しかなと。
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