【マルチ】小川山 大貧民ルート(5.7/4P)
- GPS
- 06:27
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 410m
- 下り
- 405m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://goo.gl/maps/x4Sq18HDu1618sk38 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
グローブ
防寒着
靴
行動食
飲料
トポ
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
サングラス
ナイフ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
カム
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感想
小川山の大貧民ルートでマルチピッチの練習をしてきました。
私以外の2人はガッツリアルパインな方々。
うち1人と来年に北岳バットレスを登攀しようと目標を立てているため、その修行です。
私は、フリークライミングはそこそこやりますが、マルチピッチはまだ1回しかやったことのないまったくの初心者🔰
それも、フォローでリードのビレイをした程度のことしかしておらず、リードもなければセカンドビレイもなし。
それができないと、登攀グレード5.5程度とは言え、バットレスの長いルートをペアで登るのはいくらなんでもムリ。
なので、最低限の実力を身に着けないといけない、ということで、修行することになりました。
まずは取り付きまでさんざんうろついた挙げ句(GPSログ参照)、スタートまで40分もかかってしまいました。
まあこの日はマルチ1本登るだけのマッタリクライミングなので、影響はなかったのですが。
取り付きのすぐ下にある「イムジン河11c/d/スーパーイムジン12b/c」のぶっ飛んだフェイスに恐れ慄きながら、その脇から上がって取り付き開始。
1P目はサード。リードのベテランがハンド/フットジャムをキメて上がっていきますが、私はモタモタ。。。
テンションやフォールはなかったものの、やっとこさ這い上がってピッチを切ります。ここが核心だそう。
2P目はセカンド。開始から10m近いトラバースのランナウトがあり、リードは緊張を強いられます。しかし、リーダーは冷静に対処して難なくクリア。セカンドで登りましたが、スタンスは安定しており、高さにビビらなければノーテンでクリア。右側が垂直の崖なので、緊張します。
3Pもセカンド。急傾斜のスラブですが、先月に谷川の西ゼンで散々絞られたせいか特に怖さは感じず、これは僅かなスタンスさえあれば、私の古いシューズ、ファイブテン・スパイアでも特に問題なく登ることができました。
トポには3Pと書いていますが、実質的にはもう1Pあります。スラブの上のテラスから50cmほどの切れ目を跨いで小さいトンネルへとトラバースし、中の狭い空間をくぐり抜けます。トンネルが左右に分かれているところを左に出ますが、出口は垂直の壁で、おまけに狭くてザックが通らないため、トンネル途中にザックをデポして頭だけ出し、その上のガバを引っ掴んでカラダを引っ張り出し、チムニーっぽいところから上のテラスに這い上がって終了です。ビレイポイントは、テラスの下の大岩。後続者はそのままテラスまで這い上がった後、デポしたザックを引っ張り上げます。
テラスからは20mの懸垂下降で終了です。
その後は、ブナ林の中でセカンドビレイの練習をして帰路につきました。
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