山行記録: 愛鷹：赤淵川 地図読み 懸垂下降 負傷者搬送訓練 沢登り講習

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歩くペース

ゆっくり

2.1～2.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

天候	曇り
過去天気図（気象庁）	2014年08月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

感想

yukko

今回は①地図読み　②懸垂下降　③負傷者搬送　④沢登りと山の講習会としてはとても初心者とは思えないフルコースメニューで何としても参加したかった。

①地図読み
コンパスは購入したのだが、何となく使い方を聞いていただけで、実際に使ったことはなかった。
まず、CLからカラーの地図を頂く。（メールでSLが送ってくださったのに印刷してこない私ってダメですね）
桑崎林道ゲートに到着。去年の忘年山行を思い出した。
天気を心配しながら出発。（この日の予報は雨でした。）
まず、とり付きを探す。
今日の目標はともかく「時間はたっぷりあるから正確に行こう！」
地図とコンパスで現在地を把握。高度計の標高もきっちり合わせる。
そこで、CLから先頭を歩くようにスパルタ指導がある。
ペースやルートに気を使い緊張して尾根を歩くがプレッシャーに耐えられず、数分でギブアップ。
先頭を交代していただき、地図読みに集中する。地図は正確に書かれていて、たいしたものだと感心する。まともに使用したのは今回が初めてだった。

②懸垂下降　
登山道に出て、高場所に到着してハーネスとヘルメットを着用。
前の週に鷲頭山の岩で懸垂下降をしたのだが、今回は山だったのでスリル度は先週の方が上だったそうだ。　
エイトカンを使用したのは二回目だが、すぐに付けられたが、しばらくやらないと忘れそうだ。
体を後ろに倒して降りるのだが、これがなかなか難しく、体が振られてしまう。回数をこなせば上達するかも？！

③負傷者搬送
赤淵川本谷にて楽しい昼食を頂く。沢の水は冷たく涼しくて気持ちがいい。
食後に、ノコギリでCLとSL達が立ち木を調達してきてくださった。
まず、応急担架を作成するのだが、雨具やヤッケを木に通してシュリンゲを解いて木を固定する。
担架搬送の際にも担架と自分を固定する。
ザックにヤッケを巻き付けた副木を通して、背負っての搬送や、三角巾と副木で足の固定訓練も教わった。
CLから救助の体験談を聞くことができたのだが、実際は時間帯が深夜になることもある。
怪我の度合いによっては、慎重に運ばなければいけない為、担架を担ぐ人も交代人も必要である。いざというときは、ノコギリとシュリンゲを数本持っていないとダメである。
いつか、役に立つ日が来るかな

④沢登り
沢沿いを下るのだが濡れている岩は滑り慎重に歩く。
山女が居そうな川だなと思ったら、釣り糸が木からぶら下がっていた。
おしゃべりに気をとられて片足をジャボンと水の中に落としてしまった。
岩煙草の花が沢山咲いていた。
桑崎に飲料水として通水していたホースや管の跡があり、立派な水神様の石碑もあった。
強い笹の藪こぎだった。

今回は天気も良く、普段の山行ではなかなか体験出来ない訓練を教えて頂けたので貴重な体験をさせて頂き感謝です。（笹の藪は辛かったですが）会に入っていろいろ教えて頂けるので、また初心者講習会があれば参加希望してレベルアップしていきたいです。