北八甲田 毛 無 岱 避難小屋
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2005年01月の天気図 |
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写真
感想
前さんから若い人が二人参加するとの電話にOKしていたが、昨日は夕方から雨となり、夜中雨の音がしていた。前さんには、明朝の天気が雪なら集合してくださいと二人にも連絡してもらうことにして電話を切る。雨の音もしなくなり朝には、うっすらと雪が積もっていた。全員が集まったところで、予定の猿倉岳を止め城ヶ倉コースに変更する。予報ではかなり荒れるとのことなので、雲谷スキー場、ロープウエーも考えていたが、樹林帯から湿原に出て避難小屋まで行ける城ヶ倉コースに決める。小屋まで行けなくても樹林帯での、ツエルト内生活、ラッセル、方向転換などを習得してもらうのにも雲谷よりは山中の雰囲気が味わえてよいのではと思った。二人とも始めての山歩きなので不安もあったでしょうが、ひざ上のラッセルにも遅れずに付いてきてくれたので一安心した。
初めての山行なのにアクシデント発生。私もびっくりしました。足さんのプラブーツが割れたこと、丹さんのストックのリングが片方紛失したこと。靴はヒビぐらいに見えたので、そのまま小屋まで応急手当をしなかった。リングは付近を捜したが発見できず、毛無岱の近くだったのでこれも小屋まで通してもらった。吹雪だったので、毛無岱はフラッグを挿して下山に備えた。小屋に入らず、小屋の陰にツエルトを張って昼食を採る。ビール500mlを4人で一口ずつ、各自持参のおにぎりにラーメン2個を4人で半分ずつ食べ、コーヒーを一杯ずつを飲んだあとストックのリングの代わりにペグを十字にして取り付け、テーピングテープで靴をぐるぐる巻きにして応急処置をして下山に備える。1時間半の休憩の後、全員でツエルトを撤収して下山。吹雪の中を、フラッグを回収しながら無事夏道付近に達する。あとは、指導標とテープが目印になるほか、朝のトレースも残っていたので難なく70番まで着く。ここから温泉までトレースが消えていてラッセルとなる。ラッセルが深かった割には、順当なタイムで往復できた。今日は良い教訓になった。
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