ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4959093
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

台高、大峯 抜群の展望! 大杉国見山

2022年11月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:39
距離
9.8km
登り
1,118m
下り
1,107m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
1:09
合計
7:39
7:20
8
8:53
8:59
18
9:17
9:20
5
9:25
51
10:16
43
10:59
11:01
4
11:05
11:14
26
11:40
12:24
30
12:54
12:55
34
13:29
13:30
4
13:34
11
13:45
68
14:58
14:59
0
14:59
ゴール地点
天候 晴れ、弱風
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大和谷橋の手前、駐車スペース。
7時で2番目。
コース状況/
危険箇所等
ルート全般にテープがあります。
登山口から標高1020mまで780mほど登る中電高圧鉄塔までは一応巡視路です。
中盤まで人工林をつづら折りに進みますが、落葉多め、倒木の急斜面がルートだったりします。
中電鉄塔以降は基本尾根筋を進みますが、迂回する所もあり現地確認をしながら登りました。
尾根を塞ぐような大岩や木の間を抜けるヤセ尾根ピークもあり、私には難易度高めでした。
特に落葉が堆積している急傾斜面の下りは木を掴みながら苦戦、何とかコケズに降りられました。
その他周辺情報 道の駅 奥伊勢おおだい(登山口から50分ほど)でトイレをお借りしました。
登山口側に近い、からすき谷公園にもトイレがあるようです。
今日は大杉国見山へ。
宮川ダム堰堤を渡り左折、大和谷橋の手前、駐車スペースからスタート。
今日は大杉国見山へ。
宮川ダム堰堤を渡り左折、大和谷橋の手前、駐車スペースからスタート。
大和谷橋を渡り、右折数十mで
大和谷橋を渡り、右折数十mで
中電鉄塔巡視路の黄色標識から山道へ。
登山口の案内はありません。
ちなみに標高280m。
中電鉄塔巡視路の黄色標識から山道へ。
登山口の案内はありません。
ちなみに標高280m。
150mほど登った所の大岩は、tategami21さんがフィールドメモされてた所。
道幅が狭いのに気を取られ岩側に寄り過ぎるとバックパックが当たってバランスを崩すとサヨナラ〜。
150mほど登った所の大岩は、tategami21さんがフィールドメモされてた所。
道幅が狭いのに気を取られ岩側に寄り過ぎるとバックパックが当たってバランスを崩すとサヨナラ〜。
200mほど登ると宮川貯水池の展望が抜群!
大杉谷は周囲の山並みが切り立ってるので、7:45でも湖面に陽ざしは届かず。
200mほど登ると宮川貯水池の展望が抜群!
大杉谷は周囲の山並みが切り立ってるので、7:45でも湖面に陽ざしは届かず。
ココまでつづら折りでルート明瞭だったけど、1時間ほど登った所で倒木銀座に。
草川さん、ルート確認いつも有難うございます。
ココまでつづら折りでルート明瞭だったけど、1時間ほど登った所で倒木銀座に。
草川さん、ルート確認いつも有難うございます。
自然林に変わりました。
自然林に変わりました。
巡視路でよく見かける樹脂製の階段が所々にあり、
巡視路でよく見かける樹脂製の階段が所々にあり、
さらに急傾斜を頑張ると、
さらに急傾斜を頑張ると、
P1184がお出迎え。
大杉国見山は、まだ見えないのかぁ?
地図で見ると、さらに奥のようです。
P1184がお出迎え。
大杉国見山は、まだ見えないのかぁ?
地図で見ると、さらに奥のようです。
二個目の6号鉄塔まで2時間弱かかりました。
こんな山奥の鉄塔は初めて。
二個目の6号鉄塔まで2時間弱かかりました。
こんな山奥の鉄塔は初めて。
毎回思うけど、どうやって建てたんだろう?
資材はヘリ運搬だろうけど、組み立ては人力、何日かかったの?、通うだけでも大変、小屋を建てたのかな?等々。
毎回思うけど、どうやって建てたんだろう?
資材はヘリ運搬だろうけど、組み立ては人力、何日かかったの?、通うだけでも大変、小屋を建てたのかな?等々。
tategami21さんがフィールドメモされてた熊檻。
ゲートが落ちて錆びついてる。
そもそもこんな所にあるのはナゼ?
昔は猟師さんが通ったのかなぁ?
鉄塔建設時にこの辺りに小屋を建てたけど、クマが出没、資材と一緒にヘリで上げた?
それとも昔に木材を切り出していた頃にクマがよく出没していたのかな?
tategami21さんがフィールドメモされてた熊檻。
ゲートが落ちて錆びついてる。
そもそもこんな所にあるのはナゼ?
昔は猟師さんが通ったのかなぁ?
鉄塔建設時にこの辺りに小屋を建てたけど、クマが出没、資材と一緒にヘリで上げた?
それとも昔に木材を切り出していた頃にクマがよく出没していたのかな?
この幅広の尾根には存在感抜群の大木がいくつも。
この幅広の尾根には存在感抜群の大木がいくつも。
サルノコシカケ?
ここまで巨大&白黒ツートンはお初。
大きくなり過ぎたせいか地面に落ちてました。
帰路の目印に最適。
サルノコシカケ?
ここまで巨大&白黒ツートンはお初。
大きくなり過ぎたせいか地面に落ちてました。
帰路の目印に最適。
進路を塞ぐ大岩、まるでジャンダルムのようだ。
初見では、どう通り抜けたらいいのか極めて分かりにくい。
tategami21さんのフィールドメモで 「間を通っていける」と読んでいたので進むと、ルートがありました。
ただ手前の急傾斜に落葉がたっぷり堆積し、帰路は苦戦しそう。
進路を塞ぐ大岩、まるでジャンダルムのようだ。
初見では、どう通り抜けたらいいのか極めて分かりにくい。
tategami21さんのフィールドメモで 「間を通っていける」と読んでいたので進むと、ルートがありました。
ただ手前の急傾斜に落葉がたっぷり堆積し、帰路は苦戦しそう。
またまた存在感抜群の大木が。
もうアートにしか見えない。
またまた存在感抜群の大木が。
もうアートにしか見えない。
アップダウンがいくつも。
この木の根がいっぱいのヤセ尾根ピークを越えると、
アップダウンがいくつも。
この木の根がいっぱいのヤセ尾根ピークを越えると、
ようやく国見山を捉えました!
1
ようやく国見山を捉えました!
標高1200mにも残置ワイヤーが。
こんな山奥からも切り出していたって昔の人は本当にすごいなぁ。
錆び具合が熊檻と同じなので、やはり木を切り出していた頃に熊檻が置かれたのかなぁ?
標高1200mにも残置ワイヤーが。
こんな山奥からも切り出していたって昔の人は本当にすごいなぁ。
錆び具合が熊檻と同じなので、やはり木を切り出していた頃に熊檻が置かれたのかなぁ?
強風と大雪に耐えた大木。
ガッチリと岩を抱え込まないと生き残れないんだろうなぁ。
強風と大雪に耐えた大木。
ガッチリと岩を抱え込まないと生き残れないんだろうなぁ。
鈴鹿の稜線のような感じ。
鈴鹿の稜線のような感じ。
でも、コチラの方が秘境感たっぷり。
仙千代ヶ峰方面。
でも、コチラの方が秘境感たっぷり。
仙千代ヶ峰方面。
大台ケ原方面。
国見山(1283m)に到着。
プレートに大杉谷山荘の名前が。
たしか以前に台風被害で廃業されたけど、その後も大杉谷の仙人、Verde大台でガイドをされる巽さんのベースだったはず。
1
国見山(1283m)に到着。
プレートに大杉谷山荘の名前が。
たしか以前に台風被害で廃業されたけど、その後も大杉谷の仙人、Verde大台でガイドをされる巽さんのベースだったはず。
今日のメンバーで記念写真。
今日のメンバーで記念写真。
ノンアルビールで乾杯!
ノンアルビールで乾杯!
昼食はおにぎりとカップ麺、デザートに柿。
チョコ、珈琲で大展望を楽しんだ後、
昼食はおにぎりとカップ麺、デザートに柿。
チョコ、珈琲で大展望を楽しんだ後、
断崖の端まで行きパチリ。
断崖の端まで行きパチリ。
断崖はこんな感じ。
草川さんに撮ってもらいました。
断崖はこんな感じ。
草川さんに撮ってもらいました。
草川さんは、tategami21さんがフィールドメモされていた水場へ。
草川さんは、tategami21さんがフィールドメモされていた水場へ。
大普賢岳が特徴的な大峯の稜線を目に焼き付けて、さて下山。
2
大普賢岳が特徴的な大峯の稜線を目に焼き付けて、さて下山。
さっき恐々と先端まで行った断崖を横からパチリ。
さっき恐々と先端まで行った断崖を横からパチリ。
下山も序盤はアップダウンの繰り返し。
まあこのぐらいなら昼食後でも何とか歩けます。
下山も序盤はアップダウンの繰り返し。
まあこのぐらいなら昼食後でも何とか歩けます。
間違えやすいポイントはテープが強調されてました。
草川さんのナビもありクリア。
間違えやすいポイントはテープが強調されてました。
草川さんのナビもありクリア。
一つ目の7号鉄塔まで降りてきました。
一つ目の7号鉄塔まで降りてきました。
江股ノ頭、池木屋山方面。
山日和の一日でした。
1
江股ノ頭、池木屋山方面。
山日和の一日でした。
無事下山しました。
無事下山しました。
古ヶ丸山方面
陽ざしを受け、朝よりもクッキリ。
古ヶ丸山方面
陽ざしを受け、朝よりもクッキリ。
無事帰着。
tategami21さんも追いつかれ同時でした。
無事帰着。
tategami21さんも追いつかれ同時でした。

感想

誠一さんからのお誘いで大杉国見山へ。
「数年前から訪れたい」と思われてたそうで、メンバーは草川さんと3名。

調べたら yamap地図にルートが有り、レポも少なめだけどあがってる。
標高280mから1283mへ標高差1000m、距離4.5kmを4時間で登り、累積標高1200mのボリューム。
皆さんのレポを見せてもらうと、標高1000mまで中電鉄塔巡視路だけど、標高差700mも登る巡視路は初めて。

実際歩いてみると、
◇つづら折りだけど谷側に傾斜した路面に落葉が積もり、スベリやすい
◇大岩の出っ張りやヤセ尾根ピークに木が根を張り、道幅がかなり狭い箇所がある
◇倒木の急斜面がルートだったり、支尾根に引っ張られやすい箇所がある
◇大岩がルートを塞いでるように見える、まるでジャンダルム?
◇急斜面に落葉がたっぷり積もっていてズルズル
等々、私には難易度高めでした。

大杉谷の一帯にあり、標高1283mからの展望は素晴らしい。
西に池木屋山から大台ヶ原に続く台高山脈、その奥に大普賢岳、八経ヶ岳の大峯山脈の大展望。
大杉谷の千尋・ニコニコ・七ッ釜・堂倉滝に注ぐ流れが、どこから来るの?の答えが一望できて大満足な山行きになりました。

レポのカバー写真は山頂から少し下った所の断崖にしました。
台高、大峯の展望も抜群でしたが、大杉谷一帯の谷底から一気に立ち上がる山様が印象的。
毎回カバー写真は、その山行きを直ぐ想い出せるものにしています。

今回 yamapで大杉国見山を調べていて、何度も登られてる tategami21さんのお名前が。
前々からフォローさせてもらってるチキートさんのレポでお名前は知っていて、UL(Ultra Light)を追求されていて、とてもマネは出来ないけど活動域も近いのでフォローさせてもらいました。

当日、偶然にも道の駅奥伊勢おおだいに寄った時にお見かけし、声がけさせてもらった。
私達が登りで休憩中に追いつかれ、何とHAYATEさんとご一緒されていました。
HAYATEさんは以前からフォローさせてもらっている方で、世界は狭いなぁと。

ランチ中にお邪魔して私が40年前に購入した「山と高原地図」とHAYATEさんの最新版と見較べて、お話させてもらいました。
国見山に高圧送電線が記載されてないのは、40年前には建設されてなかったからと思ってたけど、最新版にも未掲載(登山ルートも未掲載でした)なのは意外。

下山でもクルマに到着するタイミングが同じになり、またどこかでお会いできるのを楽しみにしていますと。
静かな山をお楽しみ中に賑やかしましたが、気軽にお話してもらい、どうも有難うございました。
これ、yamapのいいところ、楽しみの一つだと思います。

◎ルート定数
 26 ※スマホのデータで計算してますので、正確ではありません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:278人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら