箱根/冠ヶ岳・神山


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 738m
- 下り
- 936m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
4日はM子から女子供水入らずの会が藤沢である(つまりは伯母と従姉の所に遊びに行くのだ)のでパパはどこかに行ってて、と言われたので仕方なく(?)箱根に行ってきた。
前夜にどうするかと地図を見ながら考えていたが決まらずその日の気分で行き先を決めることにした。
6:32発のバスに乗って平塚から小田原へ、そして湯本へ。湯本ではまだ街道も空いている感じだったが、軌道の方が時間が読めるのでこのまま登山鉄道に乗って強羅にまで行くことにした。新緑が眩しい。Rの小さいカーブを曲がる時に赤い車体に当たる陽光も眩しい。登山電車には強羅の白百合の女学生も乗っていた。そうして登山電車にゆられながら地図を見ながら行き先を考える。行きなれた金時山にするか、それとも明神か、行ったことの無い神山にするか、と迷いつつも今まで行ったことの無い神山にしようと思い立った。強羅でケーブルに連絡してその中からM子に行き先をメールする。
早雲山駅で靴紐を締めなおして登りだすと、これが急登。金時山の一番の急登が400mの間続いた感じで、最初のうちはこりゃ行き着けないかと思うほど。早雲山の肩に届くと傾斜が緩くなってかなり楽になった。大涌谷分岐の方に回り込んでいくと富士山が右手に見えてくる。コバイケイソウも群生している。アセビも多い。さまざまな小鳥が囀っている。新緑の静かな山道を行くのは実に良い。大涌谷分岐を過ぎて冠ヶ岳に登るころからだんだんと遭う人が増えてきた。そこから神山まではすぐ。ここから駒ヶ岳に行くのも良いが、それは後日に取って置こう。何しろロープウェイで登れるのだ。道理で家族連れが多い。家族連れに遭うたびにちょっと寂しい。
行き先に箱根を選んだのは帰りに温泉に入れることとポーラ美術館に寄ってみたいという意図もあったから。そこで大涌谷に降りていったが、そこは急に世俗と言う感じ。大涌谷から上湯への道は倒木のために通れなくなっていたし、バス待ちの行列は著しいので結局姥子まで歩いていった。そこからバスでと思ったら大渋滞。ロープウェイは?と言うと改修中で大涌谷まではバス代行だと言う。団扇だけ頂戴して県道を歩いて行くことにした。バスを数台追い抜いたが結局早雲山まで一回も抜かれなかった。大涌谷の三叉路を中心に大涌谷に向かう方にそれぞれ2km位ずつ渋滞していたが、それを過ぎると不自然な程の静寂が戻る。
早雲山まではまだ良かった。そこから強羅地区だがここが一番の難所。街路は碁盤目に切れているが傾斜に対して平行な方向と直交する方向でこの直交する方向の傾斜が厳しくてくたびれた足にダメージを与える。とにかくすごい急勾配。いまさらケーブルカーに乗るのも悔しいのでいらいらしながらも何とか強羅駅まで降りきった。
町営温泉は休日だと交番で教えて貰ったので駅から一番近い吉浜旅館に行って湯に浸からせてもらう。神山に行って大涌谷から歩いてきたと話すと番頭のおばあさんが「健脚ですね」と。
着替えてさっぱりしたがのどの渇きを潤すことは出来なかった。小田原まで座れず、平塚までは座れたが、ラスカでビールを1本買ってバスの中で飲んで漸く一息ついた。
まあおかげさまでゆったりとした山行を楽しませて貰った。むこうはむこうで楽しんだようだ。
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