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Yamareco

記録ID: 497782
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

夏の花が満開!雨でも癒される常念岳(一の沢ピストン)

2014年08月12日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.1km
登り
1,202m
下り
1,188m

コースタイム

日帰り
山行
0:10
休憩
8:40
合計
8:50
4:40
0
4:00
4:50
0
4:00
5:30
0
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6:00
0
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6:00
0
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7:20
0
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0
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0
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0
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0
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11:50
0
11:50
11:50
10
12:00
ゴール地点
0403駐車地
0410登山口0430
0450古池
0500鳥帽子沢
0520大滝
0618笹原沢
0650胸突八丁
0710最終水場
0737第三ベンチ
0800常念乗越0830
1200登山口
天候 雨!
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一の沢駐車場の案内看板はなかなか見つからないかもですが、
安曇野インター
→ベイシア堀金店
→国営アルプス安曇野公園方面(山に向かう)を突き当たりまで
→突き当たりの「北海渡」信号を右折
→三俣登山口案内、国営アルプス安曇野公園入り口をスルー
→「烏川橋」信号を左折
→烏川を渡って2つ目の角を左折です。
コース状況/
危険箇所等
●トイレ
登山口と常念小屋のテン場にあります。
髪は、便槽に捨てず、備え付けの入れ物に入れます。

●水場
最終水場、冷たくて美味しいです。

●危険箇所
よく整備された道で、危険な箇所はありませんでした。
増水時の沢の遡行と、胸突き八丁からの急登での転落などには注意が必要と感じました。
雨天時は、岩や、張り出した木の根でのスリップ事故に注意。
その他周辺情報 下山後の温泉
ほりで〜ゆ〜四季の郷
立派な登山口。
朝早くから、多くの入山者がいた。
遭対協の方が、それぞれ入山チェックをしていた。h
立派な登山口。
朝早くから、多くの入山者がいた。
遭対協の方が、それぞれ入山チェックをしていた。h
今回は、三股からの入山を天候等加味し、急きょ一ノ沢に変更したので、登山届を記入しなおして、提出。h
今回は、三股からの入山を天候等加味し、急きょ一ノ沢に変更したので、登山届を記入しなおして、提出。h
くらいよこわいよ。k
2014年08月12日 04:42撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
8/12 4:42
くらいよこわいよ。k
沢は荒れ気味であったが、よく整備されていた。h
沢は荒れ気味であったが、よく整備されていた。h
明るくなったけど雨が。k
2014年08月12日 05:12撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
8/12 5:12
明るくなったけど雨が。k
沢のぼりだね。k
ちょっと女の子ぶってみたくもなる。いや無理。k
ちょっと女の子ぶってみたくもなる。いや無理。k
ベンチが多くてうれしい。k
2014年08月12日 05:37撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
8/12 5:37
ベンチが多くてうれしい。k
ここでカッパを着用。h
2014年08月12日 06:00撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 6:00
ここでカッパを着用。h
ずいぶんハイカラで健脚な河童さんだこと。h
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ずいぶんハイカラで健脚な河童さんだこと。h
かっぱ。k
胸がつくほど急登です、という胸突八丁。そうでもないです。k
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胸がつくほど急登です、という胸突八丁。そうでもないです。k
ここのお水は本当に美味しかったです!k
下山時、未開封のいろはすを廃棄して、ここの水を詰めてもち帰りました。h
2014年08月12日 07:20撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 7:20
ここのお水は本当に美味しかったです!k
下山時、未開封のいろはすを廃棄して、ここの水を詰めてもち帰りました。h
稜線が美しい、なのに強風すぎて登れない。
晴れているようにみえますが、横殴りの雨です。k
てか、普通のビニールカッパというかポンチョみたいなので稜線登っていた人がいたけど、大丈夫だったかやぁ?h
2014年08月12日 08:36撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 8:36
稜線が美しい、なのに強風すぎて登れない。
晴れているようにみえますが、横殴りの雨です。k
てか、普通のビニールカッパというかポンチョみたいなので稜線登っていた人がいたけど、大丈夫だったかやぁ?h
ここからは、お花に癒されたいと思います。k
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ここからは、お花に癒されたいと思います。k
沢に、雪渓も少しだけ残っていました。k
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沢に、雪渓も少しだけ残っていました。k
あざみさん。k
ニッコウキスゲ!やっぱりキレイだね。k
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ニッコウキスゲ!やっぱりキレイだね。k
オニユリ〜。k
2014年08月12日 09:16撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:16
2014年08月12日 09:17撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:17
2014年08月12日 09:17撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:17
2014年08月12日 09:19撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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雪渓をバックに。k
2014年08月12日 09:21撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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雪渓をバックに。k
シシウドさん。k
2014年08月12日 09:29撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:29
シシウドさん。k
ギボウシのアルビノ。ここしか見れなかった。k
2014年08月12日 09:30撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:30
ギボウシのアルビノ。ここしか見れなかった。k
ノーマルなギボウシさん。雨つゆが美しい。k
2014年08月12日 09:30撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:30
ノーマルなギボウシさん。雨つゆが美しい。k
一面お花畑でそれはそれは、きれいでした!k
2014年08月12日 09:33撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:33
一面お花畑でそれはそれは、きれいでした!k
センジュガンピさん?
2014年08月12日 09:33撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
8/12 9:33
センジュガンピさん?
2014年08月12日 09:41撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:41
2014年08月12日 09:44撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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2014年08月12日 09:44撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 9:44
2014年08月12日 10:05撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 10:05
2014年08月12日 10:11撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 10:11
山の神。
転びましたけど、無事に下山させてもらいました。k
2014年08月12日 11:49撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 11:49
山の神。
転びましたけど、無事に下山させてもらいました。k
ネジバナさん。ねじれてるねー。k
2014年08月12日 12:08撮影 by  COOLPIX S9300, NIKON
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8/12 12:08
ネジバナさん。ねじれてるねー。k
撮影機器:

感想

いつも信州の里山を登っているhiratarahiさんと、今回は常念岳へ!
わが故郷からみえる、私の大好きな山。
前回の根子岳〜四阿山が雨天だっただけに今回は期待していたんだけど。。。
見事に雨! くぅぅ。くやしい。

安曇野インター付近の実家から一の沢登山口までは、車で30分ほど。
実家はすでに私のBCとなっているような(笑)。
まだほの暗い一の沢登山口ですが、何人かの登山者が準備しています。
案内所のテーブルの上には、お茶と、たくさんのプチトマトが♪
装備を整えて準備体操をし、いざ歩き始めます。
空がうっすら明るくなったけど、樹林帯をいくのでヘッドライトを装着。
雨がやみますようにと念じながら。
暗い登山道で、「クマさんが出ませんように」とも念じます。
対岸の三俣ではしょっちゅうクマさんがいらっしゃり、弟も遭遇しているので、こわい。
クマさんのすみかにお邪魔させてもらっているので、文句は言えません。
リンリン鳴らしながら、歩みを進めます。

ほとんどが沢沿い、もしくは沢登りかっ!と思うくらい、水と親しみながらのコース。
雨の恵みを感じる。てか、雨降りすぎだし。雨感じすぎる。
気がつけば、雨具の中は汗で服が濡れて乾きそうもない。
常念小屋までいけば、中で着替えをさせてもらって、山頂へ行けばいいか。
速乾性素材でも追いつかない汗って一体…。
と自分の発汗機能の素晴らしさを恨めしく思いながら、我慢して進む。
hiratarahiさんは地上ではよく喋る(ような気がする)のに、山では無口。
ところどころで、写真撮って欲しそうなポーズをするので、カメラをむける。
でも雨がまったく弱まらないので、カメラを出すことすら難しくなってきた。

最終水場で、ごくごく飲んだ水は、私が生まれ育った安曇野の水を濃くしたような、水の味が濃いって変かもしれないけど、とても美味しかった。
私を育ててくれた水だからかな。
この水を飲んでから、体調が激変!疲れが全部吹き飛んだようなかんじで、足がすごく軽いし、息もきれない。
面白いようにスルスルと登れるので、雨でもなんだか楽しくなってきた。
疲れが出たのか、hiratarahiさんはベンチ毎にちょっとしんどそう。
時間はまだまだたっぷりあるので、先を行くテント装備のお兄さん2人をあおらないようにしているつもりでも、すぐに追いついてしまうし、hiratarhiさんを置き去りにしがちになってきた。
第3ベンチで、「次は合戦小屋でスイカだね!」と寒いギャグを言われても、にこっとできるくらいの余裕といえば、どれくらい余裕か、わかってもらえると思う。
すごいぞ、最終水場の水!!
こわいくらい元気なまま、一気に稜線へあがる。

途端に、今までとは全くちがう強風に煽られて、前を向くのが困難なほど。
あんまりすごいので、早く小屋に避難したいんだけど、なかなか進まない。
hiratarahiさんの声もあまり聞こえない。
みるみるうちに汗で濡れている身体が冷えてくる。
登山道から小屋まですぐそこなのに、なかなかまっすぐ歩けなくて、必死にたどり着いた。
時計をみると、7時50分。
外に何人か、カッパのままの人が立っていた。少し雨をはらって、小屋の引き戸を開ける。
たすかったぁー、と泣きそうになったのもつかの間。
「外来の方の休憩スペースはありません」と、受付からの声。
えっ、、、まだ何も言ってないけど。。。
だから雨なのに、玄関の外にカッパのまま人がいたのか。
続けて
「下山される方は、ここでタクシーを呼んでください。登山道でも、下の登山口でも圏外なので、タクシーを呼ぶことができません。」
と、受付の方。
あ、、、はい。自家用車なんで、それはいいけど。
なんかもう出るしかない感じ。
引き戸を開けて、また外にでると、さっきよりも寒さを感じて、歯の根が合わなくなってきた。
なんか夢みたい。小屋につけば、なんとかなる!って思ってたから。
何がいけなかったんだろう。なんで入れてもらえないんだろう?
初めて、「低体温症」という言葉が脳裏をよぎった。
テント場のトイレをお借りすべく、また移動。
テントを撤去していたパーティのテントが飛ばされ、浮いたテントをみたらなんかさらに怖くなってきた。
トイレは快適じゃないけど、風がなくてあたたかかった。
着替えをするのは難しい。でも、着替えないまま、山頂に行くのは無理。
明日の市民タイムス(松本の地方新聞)に、安曇野出身の女性が低体温症で身動き出来ず出救助要請、とか載るのはいやだ。
トイレを出て、風を避けるために登山道へ戻ると、一気に風がなくなり、あたたかく感じた。
「どうする?」
hiratarahiさんと相談する。でも、着替えない以上、私は登る気はなかった。
ガスっているわけではないので、山頂への稜線がくっきり見えているのが、悔しさをあおる。
でも、ここで無理したくない。
もう一度、小屋に行ってみようということになった。
風を予期して、身構えて再び稜線へ出た。
途端にまたあのテントさえ飛ばした強風にさらされる。
「やめよう!!」
hiratarhiさんの声が聞こえた。たしかに、と、私も賛同してまた登山道へ戻る。
悔しい悔しい悔しい。
でも、仕方ない。
稜線には、何人かこの風雨の中を歩いている姿が見えた。
服さえ濡れていなければ。。。
しばらく人影を応援して、仕方なく、下りはじめた。

気分を変えて、こうなったらお花を楽しんでゆっくり下山することにした。
風がなければ雨くらいなんともない気がしてくる。
タオルマフラーで、防水仕様ではないカメラを拭いながら、シャッターをきりまくる。
夏の花が満開!すごい!色とりどり、至るところで咲き乱れてます。
なぐさめてもらうみたいに、花びらに触れたり、しばし時間を忘れて撮影会。
気がすむまで撮影して、お花たちにお礼をそっとして、また沢沿いを下っていく。
心がまだあきらめられず、なんで。。と思いながら、もっと受付で駄々こねたらよかったのか?とか、色んな角度から反省していたら、急に天と地が逆さまになって、気づいたらすっ転んでた。いてて。

山の神まで帰ってきて、祠に手を合わせる。
転んだくらいで良かった。
またおいで、と優しく言われた気がしたけど、おなかがぐうーと先に返事をしてくれた。

お盆休みを利用して、kecots嬢と常念の日帰りデュエットを計画。
台風13号の動きが気になっていたけど、何とか直撃は避けられそうだった。
ただ、太平洋高気圧の勢力が弱いので台風一過とは単純に行かないとは思いつつ、天気予報は、何とか持ちこたえられそうだったので、山行を決行。
当初は、三股から入山し、常念〜蝶の縦走を予定していたが、天気の事もあり、目標を常念踏破だけに絞り、一ノ沢からのアタックとした。
念のため一ノ沢コースも下調べしておいてよかった。
何とか持ちこたえるだろうと踏んでいた天気だったが、やはり山の天気は変わりやすい。途中で雨が降り出し、エボシ沢でカッパを着用。取り合えず乗越を目指したけど、稜線に乗ったら、横殴りの風雨。すでに汗と雨で、内外ともにずぶ濡れの状態で、冷たい風を受けながら乗越から山頂までの片道一時間半の登頂を続けるのは、危険と判断して、撤退を決意しました。
またいつか二人でリベンジします!その日まで、常念踏破は封印しました!

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体力レベル
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