長野の休日その3 霧ヶ峰八島湿原一周 筋肉痛の緩和と花に出会いに


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 50m
- 下り
- 58m
コースタイム
天候 | 晴れ 歩いていると汗ばむ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一周コースは木道が主、他にも基本的に整備されている。 |
その他周辺情報 | ソフトクリームを食べようと思ったが高くて手を出さず・・・。 |
写真
感想
長野で山と触れ合って3日目である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-497821.html
(長野の休日その1 仙丈ケ岳 紆余曲折による場所決定→女王様の微笑に感謝)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-497898.html
(長野の休日その2 木曽駒ケ岳 天気予報は外れるが花撮影は楽し)
その後私は温泉に入り次の日は唐松岳ピストンを目的に白馬で車中泊するのであるが、両足の筋肉痛と闘っていたのである。休みは23日まである。しかし、別に途中で止めてもよいのだ(結局21日に戻ってきてしまい22日はヤマレコ書きに精を出しているのだから・・・。)
痛み止めを飲み、両足に湿布を張り付けテーピング、できることはやった。あとは朝の筋肉痛の状況、天気の状況で臨機応変に対応しよう、ということで仮眠に入った。
で、起きたら霧雨・・・。とたんに唐松岳に行く気が萎える。まずは北アルプスから離れようと南下し、今日は休養日かなと思う。
そこで思い出したのが次の山行である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-366409.html
(霧ヶ峰(車山) 霧を見る旅・・・短時間でも山行なのだ)
昨年11月に霧ヶ峰に行っているのである。そして雨で車山ピストンのみで止めてしまった、友人からは「なぜ11月に霧ヶ峰?普通ニッコウキスゲを見に行くんじゃろう・・・」とバカにされる。そうか、霧ヶ峰は花の百名山ということもあるし、花の季節に再訪するのもいいかなあと思っていたのである。
決めた、「今日は霧ヶ峰、しかも車山を外して花ヴァージョン!!」
これを決めたところ、気分はノリノリに。「今日は登る山じゃなくて遊ぶ山、写真をたくさん撮ろう!!」インターバルにこういう楽しみ方もいいなあと思った。
霧ヶ峰にたどり着くと、さすが1500越えでそこそこ涼しい、八島湿原周回を目標に、痛みが激しい足を引きずるように歩き出す。そしていつも使っているコンパクトデジカメではなくEOS7D(一眼)を引っ張り出してくる。
そう、止まっては撮り、止まっては撮る、本当に花いっぱいだ、しかも表示が充実していていちいちインターネットで同定をしなければならないということもない。ほとんどの花の表示があるのである。
そして、今日は蝶が多かった。特に、オオムラサキと国蝶の座を争ったアサギマダラがたくさんいてシャッターチャンスに事欠かない、本当にいつまでも撮影していたい。(結局300枚以上の写真を撮影した。)
アサギマダラは高山帯に住む蝶で、遠くまで渡っていくことが知られている。秋に日本から台湾の方に渡るものが見られ、逆に初夏には台湾から日本に渡ってくるそうである。直線距離で1500kmを移動したり1日で200km移動したという記録もあるようだ。人懐っこく逃げようとしない、白いタオルによく停まるらしい。人気の蝶である。
そして、歩いていると足の筋肉のこわばりが取れてきて、「おおっ、歩ける、歩けるぞ!!」もう「クララが立った!!」状態である。明日はまた軽い登山ならできそうだ。
さて、驚いたのは鹿の食害から植物を守るために柵があるのだが、その中と外で一気に花の量が変化しているのである。鹿恐るべし。
そうこうしているうちに、ヒュッテみさやまにたどり着く。霧ヶ峰は遊ぶ人が多いんだろう、結構たくさんの山小屋がある。ジュース類に定評があるらしく近くの人はリンゴジュースを美味しそうに飲んでいた。
その奥には御射山神社があった。ここは、諏訪大社のもとになる所があったところで、非常に由緒ある所なのだそうだ。写真を撮った後はお祈りし、八島湿原一周に戻る。
後半になると足も快調になり、近くの人と話しながら、写真で遊びながらのんびりと歩いてくる。高原なので24度ぐらいでじんわりと汗をかいてくるがそれもご愛嬌、頭は何も考えず(どこに足を置くか、滑るか否か等)にゆるふわトレッキングである。ピークは一つも(車山すら)登っていないのだけれども妙に充実感があり、気持ちがリフレッシュされるようであった。
その後車で「霧の駅」に出没し、霧ヶ峰クリアファイルを手に入れる。そして八ヶ岳と南アルプスをカメラに収める。
すると、一気にスコールのように雨が降り、20分ほどで止む。そのあとをカメラで追っていくと、八ヶ岳の方に雨雲が動いていくのを追うことができた。これは珍しい・・・。
元気が出た私は次の日の山行のために車を走らせる、そう自家用車アプローチが長い3000m峰の登山口駐車場に向かっていったのである。
次の日はこうなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-498172.html
(長野の休日その4 木曽御嶽山 気を引き締め登る信仰の山)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する