月山 東補陀落・御浜池



- GPS
- 06:55
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 603m
- 下り
- 584m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道ではなく、修験道の聖地に参拝するための踏み跡。ハシゴやロープに頼る個所もある。案内標識等は皆無。ピークに登っていないので、ピークハントとは言えないから、ジャンルをハイキングにしたが、ハイキングにしては困難だ。 御田原参籠所に来意を告げ、聖地に参拝するという気持ちで歩かせていただきたい。 |
写真
感想
月山には、東補陀落と西補陀落という聖地がある。西補陀落は、沢に有ったが崩落して、雨告山に守山神社として祭られている。雨告山には2009.9.5に登り、東補陀落が課題になっていた。そこで今回の企画にしてみた。自分が行ったこともないところに10名も連れて行くというのはちょっと安易に考えすぎたかもしれない。
前日夕方にかなり強い雨が降ったが、朝には上がるという予報を信じて出発。山形から月山ICまでは高速道を通り、庄内側は一般道で米の粉滝ドライブインでトイレ休憩。広域農道から川代・高原牧場経由で月山八合目に着く。登山者や月山参詣の白装束の方々が多数みられる。ここまでは12名だったが、調子が悪く残留する方がいて、11名での行動になる。
出発して、木道をたどりすぐに中の宮・御田原参籠所に着く。参籠所の方に御浜池への入口を聞いたら、修験道の聖地であり行ってほしくはないと言われ、さらに経験者無しでは行けないだろうとも言われたが、重ねてお願いしたところ、遊歩道からの入口まで案内してくれた。感謝。
遊歩道からロープをまたいで入ると湿原に踏み跡が続く。湿原は昨夜の雨でぬかるむが木が敷いてあり、進むにつれてしっかりした踏み跡になる。しばらく行くとガスの下に出て、御浜池や藁田禿山を見下ろすところに出て休憩。結構下り甲斐があるようだ。休憩地のすぐ先からは、ハシゴのある急降になる。ロープに頼ったり、木につかまったりしながらの急な下りから草原やヤブの中の下りを続ける。足下の岩が滑りやすく、コースに被さる木と両方に注意しながら下り、岩場の近くで分岐になる。
分岐に荷物を置いて東補陀落の岩場に向かう。欠け落ちた岩が積み重なる不安定な踏み跡を登り岩場に着く。そそり立つ大岩のさらに上の岩の隙間に仏様が安置されており、参拝して分岐に戻る。後はちょっとで御浜池に着くつもりだったが、意外に長くやっと御浜池に着く。青白い水をたたえた御浜池は流れ込む沢はあるが流れ出す沢はない。南側に回ったら、御幣や香炉があり、信仰の聖地ということが判る。昼食休憩して戻る。
いつもの登山と違い、昼食後が登りだ。最初に分岐まで行ったが、天気が回復して暑くなったことも影響してバテ気味の方が出た。ザックの中身を分担し、ザックは自分のザックの上に重ねて背負う。ゆっくり30分程度歩いて休むことにして、2回休憩して急坂を終え、御浜池から3時間で中の宮に戻れた。最初に案内してくれた方に報告感謝し駐車場に戻る。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する