北八甲田 大岳


- GPS
- 05:48
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 645m
- 下り
- 646m
コースタイム
アクセス |
---|
感想
酸ヶ湯Pにて準備中、池氏到着。三人でまずは仙人岱を目指す。くもりなれど、南東の風で視界は良し。西の方には岩木山もはっきりと見てとれる。二度ばかり休んで、地獄湯沢手前の一本松のところで休憩。昨晩は降雪もなく、前日のトレースがはっきりと残っているのだが、今冬初めての入山に足が上がらず・フーフーする。トレースは、一時、夏道をそれて上部へ。ラッセルするよりはとそのままトレースを辿る。地獄湯沢は、ほとんど埋まっているように見えるが下には水の音が聞こえるところもあり、沢の中はまだまだ危険である。源頭の風の強いところの銚子の首のあたりでは、やはりスキーを外しツボ足で少し歩く・久しぶりの池氏との行動。例のとおり、歩くのは早い。源頭はやはり向かい風(東寄りの風のため)が強い。
清水手前のポールから南へのトレースが小屋に向かっている。外には4-5人分にポールと灯油缶がある。何故?。中に入ると阿氏と八戸山水会それにヒマ山の田氏。ツーンと灯油の匂いが少しした。奥氏の荷上げした灯油缶の底が腐っていて灯油がもれて三階から下の方まで垂れていたのだそうだ。新聞紙やペーパーで拭き取りポリ缶に詰め、余ったのはそのまま外に放置したとのこと。善意があだになってしまった。酸ヶ湯温泉にあった缶に入れてきたのだろう。酸ヶ湯は、金属が腐りやすいとのこと。きっと底までは、目が届かなかったのだろう。残念な事をした。又・小屋の利用者には迷惑をかけた。すみませんでした。こんな話のやりとりをしながら我々三人は昼食をとる。前日からの入山者阿氏等は股までのヤブこぎで五人で交代しながら五時間を要したとのこと。ご苦労様。大岳へは今朝、登って来たので、トレースがあるからと教えてくれた。
昼食後池氏は、スキーの練習をしたいと、小屋の東側へ行くとのこと。泉と二人でガスと小雪の中をトレースを辿って、大岳へ向う。お花畑をすぎた上でトレースが直登して急斜面に見えたが、滑って来たトレースと思い、我々は夏道へ向かうもトレースなし。樹林からやっと森限界を抜けると急に風が強くなり、視界も10メートル程となる。樹林を抜ける時に底なしに足をとられて仲々進めず時間を要したこともあり、時間も遅くなり、撤退とする。目印のポールを回収しながら下山する。お花畑もガスっていてホワイトアウト状態、示柱を見つけ、やっと水場へ。小屋の中は無人。池氏は視界悪くスキー練習を早々に切り上げ、下山したのだろう。
我々も、身仕度を点検して下山する。成田はゴーグルをつける。銚子の首を降りると風やガスもなく八甲田ホテルも見える。1300M以上がやはり厳しい。大岳撤退時に成田は、帽子を飛ばしてしまった。おしかった。登りの休息地一本松で単独行者に会う。池氏の伝言を聞く。やはり、早目に下山したとのこと。彼は小屋まで、と言って上へ。こんな時間に登るなんてと思いながら、シールをつけたまま下山する。帰宅後、夜に村氏からTEL有。やはり灯油は、大分前から漏れていて、奥氏のケイタイにかけたのだが、通じなかったとの事。伝えて欲しいとのことだった。今日入山し確認したことを報告しておきました。
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