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Yamareco

記録ID: 50051
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

北八甲田 前岳、赤倉岳、井戸岳、小岳、高田大岳

1999年03月13日(土) 〜 1999年03月14日(日)
 - 拍手
naritagajo その他4人
GPS
26:59
距離
14.6km
登り
1,471m
下り
1,276m

コースタイム

銅像P10:16→前岳鞍部13:15-20→前岳13:35→田茂萢沢源頭14:42-15:00→井戸岳16:16→仙人岱17:00(泊)
3/14テント場7:43→小岳8:10→高田鞍部8:40→高田大岳9:15-45→小岳10:40→テント場10:50-12:20→酸ヶ湯13:15
アクセス

感想

3/13
車を回送して銅像前から入山。銅像コースのスキールートを登る。丸い標識と蛍光色の明示テープがプナの樹についている。ラッセルがことの他に深い。山さんトップでバンバンとルートを開く。ヒザ上のラッセルはキツイ。しかも重い雪だ。戸さん、植さん、萩さんと続き、成田の番となる。大鳴沢を渡り短距離のラッセルで心臓が止まりそう。上から声がしてスキーヤーの一団が降りて来る。スキーヤーのトレースをたどり、ラッセルを少しでも楽にしようと。前岳のスキーヤーのトレースの見えるところで昼食とする。天気は快晴、無風。眼下に東岳、折紙山、堀子岳、青森市街が望まれる。
前岳鞍部ヘザックをデポし前岳を往復。出発しようとすると上から青森山岳会の小さんがビデオ撮影に来ているのと会う。戸さんとは古い山友だ。鳴沢台地の田茂萢沢寄りを上へ。ラッセルは浅くなる。出発時に、天気も良いし仙人岱あたりまで行けそうだと話し合ったがもはや14時過ぎている。赤倉岳の北斜面でポードをしていた男性も下山して行く。田茂萢沢の源頭を渡り、赤倉岳への尾根へ取り付く。登り出してすぐ西風が強くなり、ブリザード状態。ジグザグに登るのに向かい風になるとキビシイ。赤倉岳山頂に寄らず西側直下を巻いて井戸岳との鞍部へ出る。いや、すごい風だった。
井戸岳の東斜面をトラバースして大岳環状ルートの竹ポールに出て、あとはポールに沿って小岳との鞍部、仙人岱へ。夏道の小岳への分岐あたりにテントを設営入幕した時は6時前だった。4-5人用のテントも大の男5人ではやはり窮屈だ。早々に夕飯とする。瞬く間に時がたち11時頃か就寝したのは。空は満天の星と細い月が出ていた。
3/14
朝食を済ませテント撤収し、ザックをデポし小岳へ向かう。5時過ぎ外に出てみたら仙人岱ヒュッテから一人、二人とシャッターチヤンスを求めて写真撮影のため出て行く人の姿があった。日の出は、雲があり良くなかったが春の陽はその雲を突き破ってまぶしい。山さんトップで小岳へ。萩原さんは写真を撮りたいとのことでラストを登ってくる。小岳では、北東斜面でスキーヤーが休息していた。我々より早くヒュッテから動き出した大学生のパーティだ。小岳からの展望も素晴らしい。岩手山、田代岳の連山、藤里駒ヶ岳、白神連峰に岩木山と南八甲田の山々。尾根を高田の鞍部へ。戸さん萩さんはゆっくり降りてくるので、三人で高田へ向かう。森林限界にスキーをデポし山頂へ。やはり上は風が強い。山頂の雌岳寄りで二人を待つ。烏帽子岳、八幡岳、階上岳、十和田三山を眺め一休み。山さんは、シールを外してあっと言う間に鞍部へ降ってしまった。スキーも中々の足前だ。小岳を越えテント場へ戻り昼食とする。大岳から、滑降して来る赤いウェアーのスキーヤー。上手い。でも、奥さんはモット上手いはずだと話していたらなんと奥さんだった。しばらくして田さんも降りて来て、しばし雑談。彼らはヒュッテで昼にすると別れ、我々はシールをはずして地獄湯ノ沢経由で下山とする。雪庇の所で高さんに声をかけられる。久しぶり。写真に凝って、八甲田へしばしば入山しているとの事だった。スカユまで同行してくれた。昨日、今日と好天に恵まれ、皆の顔は日焼けして赤い。まずまずの山行でした。メンバーの皆さんありがとう。

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