北アルプス/爺ヶ岳

1997年11月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,488m

コースタイム

0445 登山口<1350>→0830-0900 種池小屋<2420>→0945-1050 爺ヶ岳南峰<2660>→1150 JP手前<2290>→1415 夏道<1600>→1450 登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
扇沢に駐車。

写真

蓮華岳を望む。肩越しには槍も見えるのだが20mmレンズでは視認が難しい。

種池山荘にて最後の休憩。鹿島槍の絶好の展望台である。

爺ヶ岳南峰を望む。

槍を望む。表銀座の山々も重なる。

サングラスに写る鹿島槍。

JPに下る途中、岩小屋沢の尾根越しに剣岳を望む。

朝焼けの赤沢岳。

左手に針ノ木・スバリ。

夏道のトラバースが続く。

正面は針ノ木。

種池小屋が見える。

種池の斜面から。肉眼では富士も見えた。

種池小屋から鹿島槍を望む。

爺ヶ岳南峰を望む。

種池小屋から爺に向かう。

爺へはたおやかな稜線が続く。

爺ヶ岳南峰に到着。

鹿島槍が眩しい。

剣岳を望む。

蓮華の肩越しに槍を望む。

雪庇。三角点を確認する13Kさん。

サングラスに写る鹿島槍。

JPに向けて下る。

まだ踏み跡がない。途中で経路確認。

JPも間近。深いラッセル。

JPからの長い下り。Aki-CLさんがリード。

感想

tadomasa

10/30夜湘南を発って扇沢に向かう。大町までは気配が無かったものの扇沢に向かう途中から雪が目立ち始める。
扇沢に着きテントを張り休み、11/1 05:45に起床するが風雪が強く停滞と決め込む。午後は雪も弱まり、登り口の確認だけをした。夕食はテントで優雅に焼き肉である。

11/2は打って変わって快晴、登山日和であった。
ヘッドランプの灯かりを頼りに04:45に登り口から雪を踏みしめていく。結局JPへの分岐点を見極めることができず、種池小屋への夏道を行く。夏道はトレースが豊富である。

05:30過ぎには夜も白み出し、やがて赤沢から針ノ木辺りがモルゲンロートに染まっていった。実に美しい。
08:30に種池小屋に達する。種池小屋からは爺は目の前だ。
09:45に爺ヶ岳南峰に達した。

爺ヶ岳からは360度の展望が楽しめる。
北には鹿島槍の双耳峰が端正に両耳をとがらせて鎮座し、左手には剣岳が隆起している。南には槍ヶ岳が穂先を磨き、東南の方向遠くには富士山が望まれる。

ここで、疑問も在る。
地図では爺ヶ岳中峰に三角点が在ることになっているが、この三角点の所在は実は南峰ではないかと言うものだ。南峰に表示のある標高は地図上の中峰のものに一致し、三角点も在る。
これは中峰も踏んでみないと明らかではないが。

帰途は登路に考えていたJP(Junction Peak)経由にとった。
しかし、まだ冬の入り口では誰も踏んでおらず場所によっては深いラッセルを強いられた。
とにかくすんなり終わらないのはいつものことか。

13K

当時、南峰と中峰どちらが爺ヶ岳か？　で議論しましたね。　
netの国土地理院の地形図では下記の記述あるので、
　爺ヶ岳中峰2670m
　爺ヶ岳南峰2660m
やはり当時の山頂標識の誤設置（中峰用標識を南峰に誤設置）でしょう。
2014年の標識はヤマレコによると「爺ヶ岳南峰」「爺ヶ岳中峰」の記述です。