【那須岳】茶臼岳〜朝日岳〜三本槍 ― ガス時々絶景
- GPS
- 08:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 819m
- 下り
- 1,023m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:58
天候 | 霧・曇り・晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【那須ロープウェイ】夏季土日祝 7:30〜16:30(20分間隔)片道670円 http://toya108.jp/nrw/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・要所に明瞭な道標がありコースは分かりやすい ・剣ヶ峰〜朝日岳の肩は岩稜帯・鎖あり・崖っぷちルート有 ・1900m峰〜三本槍岳はハイマツと笹の濃密な樹林帯。背丈高で眺望きかない。 |
その他周辺情報 | ♨鹿の湯:1300年くらいの歴史がある温泉。雰囲気最高。石鹸類は使用禁止。入場17:30まで |
写真
感想
夏休み最後の週末、とはいえ家族と出掛ける予定も特段なく、むしろ夏山を満喫するには今がチャンスと相方と思い山行予定をたてたものの、週末はなんとも天気が良くない。
ホントは谷川岳に行く予定でした…しかし金曜夕方の時点で関東周辺、天気は下り坂、金曜の夜から翌日土曜の予報はほとんど雨マークになってしまい、場所変更?延期?相方と相当悩みました。
が、北に行くほど天気の崩れが少ないと雨雲の動き?から勝手に解釈し、盛り上がったテンションを抑えることができず北関東、那須岳行きを決行しました。
金曜夜、ほぼ終業同時?久々に早めに会社を切り上げ急いで帰宅、車に荷物を放り込んでほぼタッチアンドゴーで出発。その割には忘れ物は少なかったのは幸いか…
23時過ぎにほぼ予定どおり登山口駐車場に到着。
車での泊中、車の屋根を叩く雨の音に何度も起こされる…翌朝は大丈夫か?
明るくなっても雨はおさまらず!動き出しの時点でも霧雨&視界100mほど。
やはり中止・延期の選択とすべきだったか?…気が重い。
…重い足取りでロープウェイ乗り場までの下りを歩くうちに完全に雨が上がり、薄日が…ある意味今回の山行は天候の読み?がすべてでした。
ロープウェイ山頂駅に着き、歩き出してすぐ雲が切れ晴れ間が!
やった!間違ってなかった!…勝った!
そんな気分で、晴れたと思ったらすぐまた雲がかかり、の繰り返しではありましたが、天気が回復傾向であることを実感しながら、まずは茶臼岳山頂へ。
あいにく午前中早めの時間帯ではほぼ雲の中、山頂で少し時間をつぶしてみたものの視界は不良、お鉢周り?も若干ルーファイ状態でしたが、峰の茶屋に降りる頃までにはほぼ視界が開け、青空!や遠望も開けてきました…勝った⁉︎
峰の茶屋で早めの祝杯?をあげ、朝日岳方面へ…、
ここからは本格的?な登山道となります。
あいにく朝日岳山頂も視界不良、途中晴れ間もあっただけに山頂だけ?視界が悪かったのが、今思えば心残りでした。
自分的には朝日岳まででほぼ満足でしたが、まだ午前中…相方が三本槍まで足を延ばすことを強く主張、天気の回復傾向もあり、結果自分的には当初目論見以上のロングルートとなりました。
朝日岳−三本槍までのルートは、この時期は背丈以上の樹林体が大半となるので、正直強くお勧めはしませんが、なだらか?な稜線歩きと、三本槍からの北方向、福島方面の遠望は一見の価値あり!
三本槍からの復路では雲が切れて、朝日岳やこれまでなかなか全貌を現さなかった岩窟な茶臼岳も現れ、ザ!火山な絶景を垣間見ることができました!
谷川岳へ行ってたら、こんな晴天下の絶景は…あちらも天候回復したみたい…引き分けかな?
登山道明瞭、整備も行き届いており、初心者でも安心して絶景満喫できる、ヤサしい山でした。
ロープウェイを使えば山頂まで1時間足らずの行程でこれだけの充足感を得られる百名山は限られるので、初心者には強くおススメできる山ですね。
…じつはこの夏休み、家族・犬とともに初の家族山行として茶臼岳ロープウェイ往復を目論んでいたものの天候不良で実現できず…
今回の山行後の写真を家族に見せたら…険しい!怖い!くさい⁉、無理!!!
…悪天候の中強引に連れていってたら、山、嫌いになっちゃうとこだったかも…行かなくてよかった!かな?
家族山行一発目の山選び、難しいな…百名山は潔く諦めます!
どなたか家族山行デビューにおススメの山、教えてください!
いつもの相棒との山行。この週末、天気予報が悪い。くらす天気をくまなくチェック。予報から逆引きして、少しはましそうな那須岳へ決定。ホントは谷川岳の絶景を楽しむ予定だったのに。最近の山行はどうも天気に恵まれない…。
前夜遅くに駐車場入り。10台くらい先行者がいました。
夜から朝方にかけ雨となる。気分が上がらない起床となったが支度をするうちに小降りに。天気が快方に向かっていると信じてロープウェイへ。
ロープウェイはガラガラでした。木曽駒の体験があったので肩透かしの気分。ロープウェイ使う人はあまりいないのかな?足で上がっても1時間で上がれるもんねー。
数分で山頂駅。相変わらずガスだったが、よく整備された広い道を登るにつれ青空がちらほらと。茶臼も姿を現わし始めた!よくしまった砂礫の緩やかな道を体が温まり
始めたところであっけなくお鉢。
「かわいいお鉢だな〜」と横目に眺めつつほどなく茶臼の山頂。
しかし遠望は望めず、そそくさと朝日岳へ向かうことにする。
中高生の団体でにぎわう茶屋跡小屋前のベンチで一服。
朝日をこなし、駐車場に降りてもいいのだけども、今日は土曜だし、まだ物足りないし、景色堪能できなかったし‥。
ここまで来たら那須山塊で最高峰の槍まで行こう!
相棒も同じ気持ちだったようで即決の全会一致。
相棒はいつの間にか自ら鼓舞するように祝杯をあける、自分は麓に忘れたのでタバコ一献。
さあ行こう。
峰の茶屋からの朝日までのルートは鎖もあらわれ今回のルート一番の難所だろう。道は岩稜の山頂を巻くようにきられ、切り立った崖っぷちをトラバースする形となる。鎖も設置され、崖側に傾いた平たい岩を踏む箇所もあり、特に濡れているときは要注意だろう。慎重にクリアしていくと朝日岳の肩に到着。
ザックをデポし空身で身軽に5分で朝日岳山頂へ。相変わらず真っ白デス・・・。かわいらしい鳥居と祠がまつってある山頂は天気がよければ茶臼がどーんと望めるらしいが…。証拠写真を撮影してとっとと退散。
再び肩にもどり槍へ。
1900m峰をクリアすると、清水平越しに三本槍岳(の裾)を眺める。
ハイマツと笹の微妙に違う緑色のモザイク模様のまん中に銀色に輝く沼があり、素晴らしい情景を見せてくれた。
槍へは清水平の濃密な樹林をぬけるのだが、道は狭く、ほりこまれて歩きにくいし、頭の高さに張り出した枝に腰を屈めながら進まなければならない箇所も無数にあらわれ、なかなかやっかいだった。視界が開けないので黙々と進む。
北温泉分岐を過ぎてだらだらと樹林帯を登るとやがて雲中の三本槍岳の山頂へ到着。
とりあえずめし!
福島側を眺める場所を陣取りいつもの袋めんの準備。
ラーメンすすっているうちにガスがところどころとれてきた!
遠くは磐梯・安達太良まで眺められるらしいが、今回はそこまでは至らずも気持ちいい景色が広がっていく。
昼食を終え、コーヒーを相棒から一服いただき(これも自前分を麓に忘れた…)、ぼちぼち降りて風呂入るかと下山開始。
清水平あたりでガスが晴れ、朝日と茶臼が望める絶景が現れた!
ようやくヤマにご褒美もらった気分。
帰りは小ピークは巻き道で迂回させてもらい粛々と駐車場へ。
麓にある鹿の湯で熱い湯をいただきました。ここは古ーい歴史があるらしく雰囲気満点の湯でオススメ。石鹸類NG、洗い場なし、休憩所なしですが味わいありますよ。
熱い湯に入る際はローカルルールがありますので地元の方の入浴儀礼をよく見て入りましょう(笑)
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