2度目の熊野古道中辺路⑵

2022年11月28日(月) 〜 2022年11月30日(水)

• GPS: 06:10
• 距離: 15.4km
• 登り: 872m
• 下り: 729m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:11

8:23 霧の郷たかはら
9:15 9:15 高原池
9:24 9:36 大門王子
10:01 10:02 十丈峠
10:39 10:39 小判地蔵
10:50 10:51 悪四郎屋敷跡
12:10 12:15 大坂本王子
12:38 13:52 道の駅 熊野古道中辺路
14:00 14:00 なかへち美術館
14:34 ゲストハウスＭＵＩ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

熊野古道中辺路ルート"高原"からの続きです。

コース状況／危険箇所等

特に問題ありません。

その他周辺情報

ゲストハウス"ＭＵＩ"

写真

宿の朝食は7時半からと遅め。
結局、歩き始めたのが8時半と随分ノンビリだ。

熊野古道中辺路ルートは比較的なだらかに続くが
一里塚跡からは緩やかな登り坂。
やがて右側に高原池。
江戸時代に高原地区の農業用水確保のために築かれたもの。

高原池から階段道を登れば大門王子(だいもんおうじ)
高原集落から十丈峠へ向かう山道にあり、かつて付近に熊野本宮の大鳥居があったのが名の由来。

大門王子から僅かに登れば一転下り坂に変わる。
やがて林道と出合いますが熊野古道中辺路ルートは林道を横断します。

林道出合からは少し急な下り坂で右手に東屋が見えれば十丈王子(重點・じゅうじょうおうじ)
江戸時代には付近に数戸の家があり、氏神として祀られていたが、明治末期の神社合祀で廃社になった。

十丈王子から小さくup:downを繰り返し小判地蔵・悪四郎屋敷跡・上多和茶屋跡等と≒3km程辿れば大坂本王子(おおさかもとおうじ)
王子跡には石造の笠塔婆がみられる。
後鳥羽院御幸記に大坂本王子に参ると・・・

大坂本王子から緩やかに下ると左下に旧国道が見える。
やがて前方に国道311号。

国道311号を通過する車に注意しながら横断すれば道の駅"熊野古道・中辺路"
此処で遅めのランチタイム。
処が此処でアクシデント。
何とトレッキングシューズのソールが一部剝がれた。
応急措置は施したがこのままでは今夜の宿迄の残り≒5kmを歩き切れないと判断し仕方なしに野中の一方杉バス停迄バスに乗車します。
幸い明日の天気予報は大雨^^)何が幸いするのか判りませんね。

野中の一方杉バス停からは再び歩き出します。
勿論、ソールの剝がれたトレッキングシューズを庇いながらゆっくりと辿ります。
先ずは近畿の名水百選の野中の清水へ

野中の清水から更に辿れば←継桜王子への登り口。

階段道を僅かに登ればとがの木茶屋。
辺りの紅葉は今が見頃？

とがの木茶屋に荷物を置かせて頂き継桜王子へ

継桜王子の境内には野中の一方杉。
野中の一方杉の特徴は南向きだけに枝を伸ばしていること。
樹齢は推定800年とも言われる巨木で和歌山県の天然記念物に指定されています。

野中の一方杉の上部に継桜王子(つぎざくらおうじ)
国の史跡「熊野参詣道」の一部に指定されています。

参拝を済ませ一旦、とがの木茶屋に戻れば温かいお茶の接待、ありがとうございました。
とがの木茶屋辺りは山茶花と紅葉のコラボ。

とがの木茶屋を後にして古道を歩けば秀衡桜。
平安末期、奥州の武将・藤原秀衡が妻と熊野詣でをした際、生まれた子の無事を願って杖にしていた桜の木を地に突き刺しそれが成長したものと伝えられています。
和歌山県天然記念物に指定されます。

秀衡桜から古道を僅かに歩けば今夜の宿"ゲストハウス・MUI"
部屋数は僅かに二部屋と小さな宿で貸し切りでした。

此方の宿も夕食は地産地消型の小鉢料理。
オーナー様は東京からの移住だそう。

朝食は奥様手作りの料理が並びます。
特に自家製パンに手作りジャムが秀逸でした。
今日は天気予報通り昨夜未明から大雨。
歩くのは断念して御主人に野中の一方杉バス停迄送って頂きました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ぶらっと

思わぬアクシデントで歩き切れませんでしたが
平均年齢67歳のシルバー隊には丁度良かったかも^^)
翌日は大雨、さて、続きは・・・？？？