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Yamareco

記録ID: 5039500
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ハイキング
甲信越

茅ヶ岳、金ヶ岳 時計回り

2022年12月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:06
距離
12.8km
登り
1,147m
下り
1,144m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:59
休憩
1:06
合計
6:05
7:17
21
7:38
7:38
36
10:21
10:33
14
10:47
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2
10:49
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20
11:09
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14
11:23
12:11
5
12:16
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44
13:00
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17
13:17
13:20
2
天候
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道韮崎ICで降りて深田記念公園駐車場を利用。20台程度駐車可能な広さで7、8台の利用率でした。駐車場にはキレイなトイレと飲み物の自販機がありました。
コース状況/
危険箇所等
この山域を最近歩いた方のレポートを拝見すると、北側斜面の凍結道の下降がリスクを伴うようでしたので、北斜面を降りでなく登りで歩ける、金ヶ岳→茅ヶ岳の時計回り周回コースで行くことを計画しました。

結果から言うと、前日から気温が高かった今日は凍結道はなく、北斜面のリスクは軽微でした。ただ、金ヶ岳山頂前の300m続く難所を登りで歩けたことが、時計回りで正解だったかな、という印象です。

もっと言うと周回でなく、先に茅ヶ岳へ行く金ヶ岳ピストンでも良いコンディションでしたが、行かないとわからないので、これは結果論だと思います。

1.深田公園駐車場〜金ヶ岳登山口
舗装された林道をかなり歩きました。かなり下ってから登り返して、金ヶ岳の尾根と林道が交差するポイントが登山口でした。

2.金ヶ岳登山口〜金ヶ岳山頂
急登が連続します。標高1500mくらいから落葉の積もった岩々しい道になりました。
そして、山頂の300m前に猟友会の署名がついた「危険」の表示が表れます。それは1点ではなく、そこから山頂までロープ場、手を使う岩場が続きました。この難所の存在は知らなかったので、この先どうなるのだろう?という緊張感がありました。
なお、金ヶ岳山頂までチェーンスパイク不要でした。

3.金ヶ岳山頂〜金ヶ岳南峰〜茅ヶ岳山頂
金ヶ岳山頂でチェーンスパイクを履きました。この区間の大半は、やや険しい下りでした。所々雪のついた岩々しい道を降りて、ボトムからの登り返しは雪が多い日陰の北側斜面になります。
今日は北斜面に凍結は無くて、ここを降りることも、それぼど難ではない印象でした。

4.茅ヶ岳山頂〜深田公園駐車場
茅ヶ岳山頂でチェーンスパイクは外しました。
ここでゆっくりランチのあと、山頂からは、女岩コースと尾根道コースの二者択一になります。女とは言え、もう岩はいいな、と、私たちは尾根道コースを降りました。
落葉の積もったザレ場もありましたが基本的には歩きやすい快適な尾根道でした。
しかしながら、ここで致命的なミスをしていました。女岩へ向かわなかったため、深田先生終焉のポイントをスルーしてしまったのです。茅ヶ岳へ来てそこへ寄らないとはなんと言う失策。下山後は、自戒の念と敬虔な心持ちをもって深田記念公園を訪問しました。
その他周辺情報 今日も、日野駅近くのホルモン焼居酒屋のときわ亭で反省会&今年の納会。
深田記念公園駐車場をスタートします。右側に男女分別の清潔なトイレ。左奥に自販機です。今朝も寒み〜。
2022年12月30日 07:09撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 7:09
深田記念公園駐車場をスタートします。右側に男女分別の清潔なトイレ。左奥に自販機です。今朝も寒み〜。
出発。深い落葉や積雪に備えて今日は3人ともゲイター着用です。
2022年12月30日 07:17撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 7:17
出発。深い落葉や積雪に備えて今日は3人ともゲイター着用です。
金ヶ岳登山口を目指して舗装路を歩いてゆきます。おいおい、結構下るじゃないかぁ。
2022年12月30日 07:42撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 7:42
金ヶ岳登山口を目指して舗装路を歩いてゆきます。おいおい、結構下るじゃないかぁ。
約1時間20分ほど歩いて、ようやく金ヶ岳登山口に着きました。
2022年12月30日 08:34撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 8:34
約1時間20分ほど歩いて、ようやく金ヶ岳登山口に着きました。
なだらかな稜線に見えたのですが、歩き始めると、なかなかの急登でした。
2022年12月30日 08:54撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 8:54
なだらかな稜線に見えたのですが、歩き始めると、なかなかの急登でした。
このような岩の小ピークはピンクテープを目印に右に巻きつつも、結局は横からよじ登ることを何回か繰り返しました。
2022年12月30日 09:16撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 9:16
このような岩の小ピークはピンクテープを目印に右に巻きつつも、結局は横からよじ登ることを何回か繰り返しました。
2022年12月30日 09:25撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 9:25
パノラマが開けてきました。
2022年12月30日 09:58撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 9:58
パノラマが開けてきました。
不規則な雲をまとって、富士山はうっすらでした。
2022年12月30日 09:59撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 9:59
不規則な雲をまとって、富士山はうっすらでした。
八ヶ岳や南アルプス方面の視程はくっきり。
2022年12月30日 10:01撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:01
八ヶ岳や南アルプス方面の視程はくっきり。
少し険しくなってきました。
2022年12月30日 10:02撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:02
少し険しくなってきました。
ロープが出てきました。
2022年12月30日 10:03撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:03
ロープが出てきました。
このへんに猟友会の署名のついた「危険」という標識がありました。後ろ向きで降りる岩場、人の身長程度の落差ですが降りる先は崖の細い足場です。慎重に降りました。
2022年12月30日 10:05撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:05
このへんに猟友会の署名のついた「危険」という標識がありました。後ろ向きで降りる岩場、人の身長程度の落差ですが降りる先は崖の細い足場です。慎重に降りました。
危険というのは、先ほどのポイントだけではなく、しばらく難所が続くようでした。
2022年12月30日 10:09撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:09
危険というのは、先ほどのポイントだけではなく、しばらく難所が続くようでした。
これがどこまで続くのかわからないので、緊張感がありました。
2022年12月30日 10:09撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:09
これがどこまで続くのかわからないので、緊張感がありました。
2022年12月30日 10:11撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:11
まだポール出しています。この先でポールをしまいましたが、もっと早くしまうべきでした。
2022年12月30日 10:12撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:12
まだポール出しています。この先でポールをしまいましたが、もっと早くしまうべきでした。
そんな間に、富士山のコンディションが良くなっているようです。これは期待が高まります。
2022年12月30日 10:14撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:14
そんな間に、富士山のコンディションが良くなっているようです。これは期待が高まります。
2022年12月30日 10:15撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:15
結局、難所は金ヶ岳山頂直前まで続きました。
2022年12月30日 10:16撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:16
結局、難所は金ヶ岳山頂直前まで続きました。
ふう〜。金ヶ岳山頂に着きました。
2022年12月30日 10:22撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:22
ふう〜。金ヶ岳山頂に着きました。
2022年12月30日 10:23撮影 by  SHV44, SHARP
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2022年12月30日 10:24撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:24
良いですねえ。キラキラした盆地の向こう雲に浮かぶ富士山。
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良いですねえ。キラキラした盆地の向こう雲に浮かぶ富士山。
金ヶ岳山頂でチェーンスパイクを履いて金ヶ岳南峰、さらに茅ヶ岳へ向かいます。
2022年12月30日 10:38撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:38
金ヶ岳山頂でチェーンスパイクを履いて金ヶ岳南峰、さらに茅ヶ岳へ向かいます。
2022年12月30日 10:43撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:43
今日は富士山の表情が、見るたびに良くなってくれていました。珍しいことです。
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今日は富士山の表情が、見るたびに良くなってくれていました。珍しいことです。
金ヶ岳南峰に到着です。
2022年12月30日 10:44撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:44
金ヶ岳南峰に到着です。
雲に浮かぶ富士山に、お正月だよと松が主張してきて、逆光で黒いのですが、これから向かう茅ヶ岳の山塊です。
2022年12月30日 10:45撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:45
雲に浮かぶ富士山に、お正月だよと松が主張してきて、逆光で黒いのですが、これから向かう茅ヶ岳の山塊です。
2022年12月30日 10:48撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:48
ここからの下りは、危険と言うほどではありませんが、少し険しかった印象です。
2022年12月30日 10:49撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 10:49
ここからの下りは、危険と言うほどではありませんが、少し険しかった印象です。
2022年12月30日 10:58撮影 by  SHV44, SHARP
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2022年12月30日 11:03撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 11:03
くぐり岩。インスタスポットですね。
2022年12月30日 11:09撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 11:09
くぐり岩。インスタスポットですね。
くぐり岩を振り返って。
2022年12月30日 11:10撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 11:10
くぐり岩を振り返って。
くぐり岩からさらに降りてボトムに着いて、そこから茅ヶ岳への登り返しは長くはありませんでした。今日は北斜面も凍っていませんでした。
2022年12月30日 11:17撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 11:17
くぐり岩からさらに降りてボトムに着いて、そこから茅ヶ岳への登り返しは長くはありませんでした。今日は北斜面も凍っていませんでした。
茅ヶ岳山頂です。360°のパノラマが拡がります。風もなく穏やかでした。ここでランチにしました。
2022年12月30日 11:32撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 11:32
茅ヶ岳山頂です。360°のパノラマが拡がります。風もなく穏やかでした。ここでランチにしました。
格好良い八ヶ岳です。その東にある、この金ヶ岳〜茅ヶ岳の山構えは、遠くから見ると八ヶ岳に似ているので、ニセ八ヶ岳の愛称があるそうですね。
2022年12月30日 11:24撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 11:24
格好良い八ヶ岳です。その東にある、この金ヶ岳〜茅ヶ岳の山構えは、遠くから見ると八ヶ岳に似ているので、ニセ八ヶ岳の愛称があるそうですね。
こんなところで年中、露天にさらして良いのかい?と感じる、博物館スペックの精巧な方位盤。
2022年12月30日 11:35撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 11:35
こんなところで年中、露天にさらして良いのかい?と感じる、博物館スペックの精巧な方位盤。
似たような写真を何枚も撮っていますが肉眼だと、それぞれに表情が異なりました。
2022年12月30日 12:10撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 12:10
似たような写真を何枚も撮っていますが肉眼だと、それぞれに表情が異なりました。
茅ヶ岳山頂でチェーンスパイクを外して尾根道コースを下山しました。
2022年12月30日 12:19撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 12:19
茅ヶ岳山頂でチェーンスパイクを外して尾根道コースを下山しました。
下山路は明るい開放的な道でした。良い選択だと思っていましたが、しまった!深田先生終焉のポイントを通れないではないか!という失策をしてしまいました。
2022年12月30日 12:39撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 12:39
下山路は明るい開放的な道でした。良い選択だと思っていましたが、しまった!深田先生終焉のポイントを通れないではないか!という失策をしてしまいました。
登山口へ降りてきました。
2022年12月30日 12:59撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 12:59
登山口へ降りてきました。
駐車場へ向かいます。
2022年12月30日 13:02撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 13:02
駐車場へ向かいます。
2022年12月30日 13:08撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 13:08
謹んで深田記念公園を訪問しました。
2022年12月30日 13:15撮影 by  SHV44, SHARP
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12/30 13:15
謹んで深田記念公園を訪問しました。
「百の頂に百の喜びあり 深田久弥」と刻まれています。最後をここで締めて、今日がこのパーティーでの2022年登り納めです。
2022年12月30日 13:16撮影 by  SHV44, SHARP
12/30 13:16
「百の頂に百の喜びあり 深田久弥」と刻まれています。最後をここで締めて、今日がこのパーティーでの2022年登り納めです。
帰りの中央道からの富士山も見事、今日は登り納めにふさわしい絶景富士を堪能しつくした日になりました。ありがとうー!!
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帰りの中央道からの富士山も見事、今日は登り納めにふさわしい絶景富士を堪能しつくした日になりました。ありがとうー!!

感想

ことしの山歩きも今日でおしまい、最後を飾るにふさわしい絶景を楽しむことができて感謝です。「百の頂に百の喜びあり」を沢山体感できるよう、自分を甘やかさず、せっせと山にでかけたいと思います。

隊長のhayaxの車で茅ヶ岳へ行きました。先日の三ッ峠が登り納めかと思っていましたが、天気も安定しているので行くことにしました。

最近、完全な富士山を拝めることが多く、それも良いけど雲をまとった色っぽい富士山も見たいよね、等と贅沢を言っていたのですが、それがこの年の瀬でかないました。

コースも眺望も変化に富んで楽しみましたが、金ヶ岳山頂前の難所の連続は、何も知らなかったので私個人的には、乾徳山の岩場より緊張しました。d5さんが几帳面に撮影してくれたので、このレポートでコース紹介ができたら幸いです。なお、写真を見て私が反省した点は、もっと早くポールをしまって最善を尽くそうということです。

「家に着くまでが登山」という言葉の主旨とは少し意味が違いますが、帰りの中央道上り車線からも、素晴らしい富士山を楽しみました。

今年の締めくくりの最高の富士見登山でした。また、雪をまとった綺麗な八ケ岳をこれ程間近で見れて感激でした。
今年から山行を始めて、自分では行こうという発想にならないような場所に連れていってもらい大感謝です!休日が大変充実した一年でした。
今日は反省会で飲み過ぎて、家に帰ってお風呂で居眠りして湯船から洗い場に滑落し、大きな音で家族が駆けつける事態になりました。
来年も楽しんで山行を続けましょう。良いお年を!

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