高雄から保津峡へ、清滝川沿いに冬の清流ハイク

2022年12月30日(金) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 11.1km
• 登り: 253m
• 下り: 327m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:46
• 休憩: 1:32
• 合計: 4:18

9:25 栂ノ尾バス停
9:25 9:38 高山寺
9:43 9:43 峰山登山口
9:49 9:50 高山寺
9:56 9:56 槙ノ尾バス停
10:02 10:02 西明寺
10:11 10:11 清滝ー嵐山
10:15 10:15 高雄神護寺下公衆トイレ
10:21 10:56 神護寺
10:59 11:03 清滝ー嵐山
11:04 11:05 高雄神護寺下公衆トイレ
11:53 11:56 東海自然歩道分岐
12:08 12:37 愛宕神社二の鳥居
12:39 12:40 嵯峨清滝公衆トイレ
12:43 12:46 渡猿橋
13:13 13:13 東海自然歩道分岐
13:14 13:14 落合橋
13:26 13:28 トロッコ保津峡駅
13:38 13:38 愛宕山登山口
13:42 13:42 保津峡駅
13:43 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：京都市バス8番「栂ノ尾」バス停下車
帰り：JR嵯峨野線保津峡駅乗車

コース状況／危険箇所等

■ 高雄の3つの古刹（高山寺・西明寺・神護寺）を参拝した後、清滝川沿いに清滝集落を経て保津峡まで歩きます。保津峡までは緩やかな下り。

■ 高山寺と神護寺は国宝・重要文化財多数。それぞれ40分間は拝観時間を取りたいところ。

■ 神護寺から清滝集落の手前までは未舗装ながら幅員が広く、2人で並んで歩くことも可能。

■ 清滝集落にはいくつか飲食店あり。ちょうど正午に到着するよう時間を調整すれば、昼食スポットに最適。

■ 清滝集落から落合橋までは、神護寺〜清滝集落間と違って、傾斜は緩やかながら渓谷の石をつたって歩く箇所が多くなります。小さなロープ場も1か所ありました。

■ トロッコ保津峡駅に渡る吊橋から眺める保津峡の眺めは見応えあり。トロッコで嵐山方面に出るのは風情があります。一方、JR嵯峨野線保津峡駅も保津川に架かる鉄橋の上にあって、なかなかスリリングです。

その他周辺情報

■ 高山寺　https://kosanji.com
■ 西明寺　https://www.saimyoji.or.jp
■ 神護寺　http://www.jingoji.or.jp

写真

12/30 9:18

京都の街中から、市バス8系統栂ノ尾行きに約50分間乗車。終点栂ノ尾バス停下車。まずは高山寺へ。

12/30 9:24

裏参道の階段を上がって数分で高山寺に到着。

12/30 9:29

高山寺の宝物といえば鳥獣人物戯画。模写が展示してあった。ウサギとカエルとサルの表情の面白さに、時間を忘れて見入ってしまう。

12/30 9:32

国宝・石水院。板敷の中央に置かれた小さな善財童子（ぜんざいどうじ）像が庭を見ている。

12/30 9:55

高山寺を後にして槙ノ尾の西明寺へ。高雄神護寺交差点まで、しばらく自動車が行き交う周山街道を歩く。歩道がないので注意。

12/30 9:58

清滝川に架かる指月橋を渡って西明寺へ。

12/30 10:03

槙ノ尾の西明寺に到着。高雄では高山寺・神護寺に比べると小ぶりな寺院だが閑静な雰囲気。境内を抜けて神護寺方面へ。

12/30 10:14

西明寺から10分ほどで神護寺への参道に到着。傾斜のある石の階段が続く。

12/30 10:19

神護寺の楼門に到着。紅葉の季節はものすごい人出となる。

12/30 10:24

神護寺の金堂に参拝。須弥壇中央に国宝・薬師如来立像が安置されている。模写ではあるが有名な源頼朝像が見どころ。

12/30 10:46

かわらけ投げの場所。これから歩く保津峡方面への清滝川の渓谷が一望できる。

12/30 10:47

厄除けのかわらけ投げは3つで200円。2022年の厄落としに投げてみた。

12/30 11:03

神護寺を後にして、高雄観光ホテル前から本格的なハイキング開始。

12/30 11:08

清滝発電所取水堰を通過。明治時代に建設された滝水力発電所の施設の一つ。

12/30 11:08

右側は切り立った崖。崖の上は神護寺の境内。

12/30 11:12

清滝川沿いの道は未舗装だが軽自動車が通れるほどの幅があり、歩きやすい。

12/30 11:18

約200メートルごとに道標が立っていた。

12/30 11:20

冬の渇水期だからか、清滝川の水量は比較的少なかった。

12/30 11:23

杉林の回廊が現れた。

12/30 11:30

この石橋で清滝川の左岸から右岸に渡る。神護寺下から30分間ほど歩いたので、ここで10分休憩。コースのほとんどが渓谷のため日光が届かない場所が多いが、ここは日が差して暖かかった。

12/30 11:44

神護寺からここまではマウンテンバイクが走れる幅員だったが、先ほどの石橋を渡るとぐっと狭くなった。

12/30 11:56

舗装路に出た。清滝を目指して左に進む。右に進むと月輪寺・空也の滝へ。

12/30 12:06

清滝に到着。橋を渡って右手に公衆トイレあり。愛宕山への登山口でハイカーが多い。駐車場もあり。

12/30 12:08

ちょうど正午になったので、愛宕神社二の鳥居近くの喫茶店『智楽庵』で昼食。オムライス、ぶっかけうどん・そば等の軽食あり。

12/30 12:43

清滝集落を抜けて、清滝川に架かる橋を一度左岸に渡る。川沿いをしばらく歩くと再び小さな橋を渡って右岸へ。

12/30 12:51

清滝集落から落合橋までは、傾斜は緩やかながら途端に道が険しくなる。小さなロープ場もあった。

12/30 13:01

川の両幅が狭くなり、流れが急に。

12/30 13:02

沢を渡る小さな橋があり、右手に清流が。

12/30 13:08

エメラルドグリーンの川底に落ち葉が堆積していた。紅葉の名残り？

12/30 13:10

落合橋の手前。ぐっと川幅が狭くなる。

12/30 13:14

落合橋に到着。保津峡へは橋の先にあるトンネルをくぐる。トンネルの逆側に進むと嵐山・化野念仏寺に出る。

12/30 13:16

トンネルを出ると左手に保津川と清滝川の合流点が見える。ここから先は舗装路だけど幅員は狭隘。

12/30 13:26

嵯峨野トロッコ列車の保津峡駅に渡る吊橋。トロッコ列車で嵐山に帰りたかったが、年末年始は運行を休止していた。

12/30 13:26

トロッコ保津峡駅への吊橋の上から北東の眺め。青空が川面に映える。

12/30 13:27

こちらは吊橋から南西の眺め。

12/30 13:35

嵯峨野トロッコ列車のトロッコ保津峡駅から、JR嵯峨野線保津峡駅に向かう。壁岩の下のトンネルをくぐる。

12/30 13:36

トンネルをくぐると保津峡に架かる鉄橋が見えた。鉄橋の上がJR嵯峨野線保津峡駅。バンジージャンプ台が作れそうな駅。

12/30 13:39

県道京都日吉美山線からJR嵯峨野線保津峡駅へ特設？の鉄橋を渡ってアクセス。

12/30 13:43

JR嵯峨野線保津峡駅に到着。ちょうど京都駅行きの上り列車が到着したので飛び乗った。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

編集者Asanao

30年ぶりに高雄・神護寺から保津峡まで歩いてみました。清滝川は相変わらずエメラルドグリーンで美しい。30年前、山陰本線保津峡駅は現在のトロッコ保津峡駅だったので、最後に吊橋を渡ってゴールしましたが、今回はJR嵯峨野線の新しい保津峡駅まで歩きました。ゴールまでの距離がえらく延びたように感じました。

高山寺では鳥獣人物戯画（模写）に見入ってしまいました。そして神護寺といえば源頼朝像と文覚上人。文覚上人は、どうも大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で市川猿之助さん演じた鮮烈なイメージがついてしまった…。