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Yamareco

記録ID: 505770
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沢登り
東海

奥美濃 板取川明石谷支流ナラ谷〜セイ谷

2014年09月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
9.4km
登り
965m
下り
973m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
板取キャンプ場方面から南下して舗装路がダートに変わる地点の谷がナラ谷。
手前の広い空き地の脇の林道がセイ谷林道なので周回にちょうどよい。

なお、キャンプ場方面以外からは車での通行は不可でした。
(地理院地図では峠越えして来られそうですが、実際には無理です。)
コース状況/
危険箇所等
ナラ谷(ナラ谷大滝まで)
危険個所はなく基本的に平流。
大滝への分岐前後はゴーロ帯。

ナラ谷大滝
滝のクラックを登った記録がありましたが、私は巻きました。
しかし滝の右側(左岸)の階段状を登って行くと次第に傾斜の増したスラブとなり、結果的に悪い草付きを泣きながら登るハメになった。

ナラ谷大滝以降
滝上は滑滝、釜付きの後に二俣。
左又は2段滝で、その上はナメが数百メートル続きます。
右又は何個か小滝で後は植林に消えます。

セイ谷
特に何もなく、踏み跡のわかる作業道を経て林道に至り、さらに下れば駐車した広場に戻ります。
ナラ谷前の広い空き地に駐車
2014年09月07日 09:52撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 9:52
ナラ谷前の広い空き地に駐車
すぐに取水堰堤への道がある。
ここに入って取水堰堤を巻いたほうがいいです。
2014年09月07日 09:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 9:54
すぐに取水堰堤への道がある。
ここに入って取水堰堤を巻いたほうがいいです。
ナラ谷の橋から降りて入渓したけど…
2014年09月07日 09:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 9:57
ナラ谷の橋から降りて入渓したけど…
すぐに取水堰堤です。
2014年09月07日 10:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 10:01
すぐに取水堰堤です。
ナラ谷はかなりの区間がこのような感じ。
魚影は全く見なかったけどなんでかなぁ
2014年09月07日 10:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 10:03
ナラ谷はかなりの区間がこのような感じ。
魚影は全く見なかったけどなんでかなぁ
右岸の林道の終点(?)に架かる橋か
2014年09月07日 10:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 10:13
右岸の林道の終点(?)に架かる橋か
澄んだ水と両岸の草木が奥美濃っぽい
2014年09月07日 10:35撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 10:35
澄んだ水と両岸の草木が奥美濃っぽい
30〜40分ほど進むと初めて小滝と出会う。
2014年09月07日 10:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 10:43
30〜40分ほど進むと初めて小滝と出会う。
ちょっとしたゴーロも目立つようになってきた。
2014年09月07日 11:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 11:02
ちょっとしたゴーロも目立つようになってきた。
ゴーロに手をかけるとカエルが居てビビった(笑)
2014年09月07日 11:08撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:08
ゴーロに手をかけるとカエルが居てビビった(笑)
顕著な二俣で大滝方面へ向かいます。
2014年09月07日 11:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:13
顕著な二俣で大滝方面へ向かいます。
ナラ谷はワイヤーの残骸がちらほらあった。
2014年09月07日 11:20撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 11:20
ナラ谷はワイヤーの残骸がちらほらあった。
小滝をこなすと見えてきました。
2014年09月07日 11:24撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:24
小滝をこなすと見えてきました。
おぉ すごい壁
2014年09月07日 11:25撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:25
おぉ すごい壁
ナラ谷大滝っすね
2014年09月07日 11:25撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ナラ谷大滝っすね
30mくらいなのか?
2014年09月07日 11:26撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:26
30mくらいなのか?
水量少なく穏やかな流れだ
2014年09月07日 11:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
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水量少なく穏やかな流れだ
スケール感は伝わりますか?
2014年09月07日 11:30撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:30
スケール感は伝わりますか?
真下から見るとクラックが行けそう な 気になるけど、たぶん取りつくと泣きながら登るんだろうなぁ
2014年09月07日 11:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:44
真下から見るとクラックが行けそう な 気になるけど、たぶん取りつくと泣きながら登るんだろうなぁ
滝を見ながら階段状を巻きあがりますが…
2014年09月07日 11:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 11:46
滝を見ながら階段状を巻きあがりますが…
うわっ ヤバくなってきた。
2014年09月07日 11:49撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 11:49
うわっ ヤバくなってきた。
なぜか滑りやすい岩盤のスラブで、草木をだましつつ泣きながら登る。
ロープ出したけど、アンカー以外でランニング取らなかったからほとんど意味ない(汗)
2014年09月07日 12:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 12:43
なぜか滑りやすい岩盤のスラブで、草木をだましつつ泣きながら登る。
ロープ出したけど、アンカー以外でランニング取らなかったからほとんど意味ない(汗)
やっと安全地帯でセルフビレイ。
しかしロープ回収時に投げた末端がアンカーのロープと絡んで引っ張れない(涙)
2014年09月07日 13:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 13:02
やっと安全地帯でセルフビレイ。
しかしロープ回収時に投げた末端がアンカーのロープと絡んで引っ張れない(涙)
仕方なく懸垂
2014年09月07日 13:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 13:13
仕方なく懸垂
自分で投げたロープがまさかアンカー側と絡むとは アホや
2014年09月07日 13:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 13:17
自分で投げたロープがまさかアンカー側と絡むとは アホや
登り返しはスラブをゴボウで楽々。
さっきの泣きながら登ったのが嘘みたい
2014年09月07日 13:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 13:17
登り返しはスラブをゴボウで楽々。
さっきの泣きながら登ったのが嘘みたい
トラバースして滝の落ち口へ。
山しか見えないけど好展望。
大休止シマス
2014年09月07日 13:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 13:43
トラバースして滝の落ち口へ。
山しか見えないけど好展望。
大休止シマス
振り返ると6m位のナメ滝がきれいだ
2014年09月07日 13:42撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 13:42
振り返ると6m位のナメ滝がきれいだ
地形図が分かりにくいが、大滝の上はガケではない。
左又には2段滝
2014年09月07日 14:09撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 14:09
地形図が分かりにくいが、大滝の上はガケではない。
左又には2段滝
その滝上はナメ〜
2014年09月07日 14:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 14:13
その滝上はナメ〜
ヒタヒタと歩いてゆきます。
2014年09月07日 14:14撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 14:14
ヒタヒタと歩いてゆきます。
なんかの機械の残骸
2014年09月07日 14:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 14:17
なんかの機械の残骸
ナメの先も偵察したけど何もなさそうなので戻って右又へ行ってみます。
2014年09月07日 14:23撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 14:23
ナメの先も偵察したけど何もなさそうなので戻って右又へ行ってみます。
右又は小滝が何個か
2014年09月07日 14:41撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 14:41
右又は小滝が何個か
フルシャワーなら余裕ですが、最後に頭からかぶるのはチョット…
2014年09月07日 14:44撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 14:44
フルシャワーなら余裕ですが、最後に頭からかぶるのはチョット…
やがて流れは消えて…
2014年09月07日 14:48撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 14:48
やがて流れは消えて…
植林帯となります。
適当に登って
2014年09月07日 14:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 14:57
植林帯となります。
適当に登って
適当に下ります。
2014年09月07日 15:31撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 15:31
適当に下ります。
セイ谷はすぐに作業道らしき道があり利用
2014年09月07日 15:40撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 15:40
セイ谷はすぐに作業道らしき道があり利用
林道に出る 方向だけ見てなぜか登ってしまい…
2014年09月07日 16:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 16:03
林道に出る 方向だけ見てなぜか登ってしまい…
鉄塔まで来て引き返す アホや
2014年09月07日 16:09撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/7 16:09
鉄塔まで来て引き返す アホや
奥美濃にあって下山は楽々周回完了。
2014年09月07日 16:34撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/7 16:34
奥美濃にあって下山は楽々周回完了。

感想

天候不順で計画を立てても変更を余儀なくされる週末。

どこか近くの候補をと鈴鹿方面を確認するも怒涛の豪雨があったようで沢は却下。
次いで比較的近い奥美濃方面の地形図を見ているとあこがれの川浦谷川周辺に目が行ってしまいます。

川浦谷川本流・海ノ溝・西ヶ洞谷・銚子洞と枚挙に暇がないスターがそろっているのですが、難易度が高い場所が多いのでなかなか立ち入ることができません。

ほかには何かとその周辺を探索したところ特徴的な地形をナラ谷の中に見つけることができた。
大滝があるようなのでぜひ見物したいと車を走らせた…
(まえがき)


遡行当日に急遽決めたナラ谷なのですが、行ってみると大滝とナメが想像以上のインパクトで大満足。

大滝の巻きで少々嘗めて取りついたスラブでは思わず泣きが入る騙し登りを強いられ肝を冷やすが、そんな苦労もあってか大滝落ち口でのゆったりしたひと時は何物にも代えがたい時間となります。

少なめの水量が優しく広がる大滝、滝上に広がるナメ滝とナメ床、特に何もなかったナラ谷出合付近からは想像できない世界が広がっていました。

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