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Yamareco

記録ID: 5080426
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ハイキング
奥多摩・高尾

日原雲取道(旧日原林道)

2023年01月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
bistari その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
8.2km
登り
734m
下り
734m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
1:10
合計
6:25
7:55
9
伊勢橋
8:04
8:04
86
水道施設取付き
9:30
9:40
55
松岩(二本杉)
10:35
10:53
41
三又窪
11:34
11:44
21
ノケ岩尾根(小屋)
12:05
12:05
34
ガニ沢
12:39
13:03
29
オロセー休場
13:32
13:40
19
孫惣谷林道
13:59
13:59
21
14:20
伊勢橋
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊勢橋に自家用車駐車。
コース状況/
危険箇所等
それぞれ沢の前後は易しくない。
「オロセー休場」はオロセ尾根コースを外しすぐにあるので、是非古の往来を偲びつつ立ち寄って欲しい。
日原渓流釣場駐車場の対面にある水道施設(?)左脇の石段から入る。
2023年01月09日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 8:04
日原渓流釣場駐車場の対面にある水道施設(?)左脇の石段から入る。
頭上にミヤブ岩を見て左上する。
2023年01月09日 08:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 8:10
頭上にミヤブ岩を見て左上する。
この山径には目印となる大木が残されている。
2023年01月09日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 8:14
この山径には目印となる大木が残されている。
最初の悪場。
奥の尾根からトラバースしてきて、中央の下生えの草付きに上がる数歩がいやらしい。
2023年01月09日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 8:55
最初の悪場。
奥の尾根からトラバースしてきて、中央の下生えの草付きに上がる数歩がいやらしい。
足下は切れ落ちている(写真では今ひとつ高度感が伝わらないのが残念)。
2023年01月09日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 8:55
足下は切れ落ちている(写真では今ひとつ高度感が伝わらないのが残念)。
このピンクテープから日原川に向けて下ると、日原林道の擁壁の切れ目に降り立つらしい。
2023年01月09日 09:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 9:07
このピンクテープから日原川に向けて下ると、日原林道の擁壁の切れ目に降り立つらしい。
この水ノ窪を下れば難なく伊勢橋に降りられる。
2023年01月09日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 9:29
この水ノ窪を下れば難なく伊勢橋に降りられる。
ここにも目印となる二本杉と松岩。
2023年01月09日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここにも目印となる二本杉と松岩。
水ノ窪右岸尾根に乗ると奇妙なパイプとフェンスが現れる。
ここからトラバースするのが本来のルートだが見渡す限り渡れそうになく尾根を直上する。
2023年01月09日 09:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 9:48
水ノ窪右岸尾根に乗ると奇妙なパイプとフェンスが現れる。
ここからトラバースするのが本来のルートだが見渡す限り渡れそうになく尾根を直上する。
尾根を少し上り、この鉄柱から左へ踏み跡に従い進む。
2023年01月09日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 9:55
尾根を少し上り、この鉄柱から左へ踏み跡に従い進む。
この掛け小屋(?)跡で左下から本来の山道が合流してきた。
2023年01月09日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 10:05
この掛け小屋(?)跡で左下から本来の山道が合流してきた。
戻ってみたが、この先は諦めた。
2023年01月09日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 10:14
戻ってみたが、この先は諦めた。
三又窪の対岸に見える石積み(中央部)。
2023年01月09日 10:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 10:33
三又窪の対岸に見える石積み(中央部)。
三又窪上流方向。
2023年01月09日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/9 10:38
三又窪上流方向。
同下流方向。
両岸が切り立っており、沢の横断はここしかできない絶妙な場所。
2023年01月09日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 10:39
同下流方向。
両岸が切り立っており、沢の横断はここしかできない絶妙な場所。
高度感のある三又窪右岸を行く。
2023年01月09日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/9 10:56
高度感のある三又窪右岸を行く。
続けてここもいやらしい所。
2023年01月09日 11:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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続けてここもいやらしい所。
ノケ岩尾根谷側にある崩れかけた小屋
2023年01月09日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ノケ岩尾根谷側にある崩れかけた小屋
山側には鹿柵の扉があり、ピンクテープがノケ岩尾根を誘導している。
2023年01月09日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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山側には鹿柵の扉があり、ピンクテープがノケ岩尾根を誘導している。
ガニ沢手前にあるトラロープだが、上手に使わないと谷側に体が降られ危険。
2023年01月09日 11:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 11:48
ガニ沢手前にあるトラロープだが、上手に使わないと谷側に体が降られ危険。
ガニ沢を渡る採石搬送導管(?)。
2023年01月09日 11:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 11:56
ガニ沢を渡る採石搬送導管(?)。
ガニ沢へ下る。
2023年01月09日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ガニ沢へ下る。
ガニ沢は明るくて気持ちのイイところ(鉱山施設物さえ無ければなおイイ)。
2023年01月09日 12:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:06
ガニ沢は明るくて気持ちのイイところ(鉱山施設物さえ無ければなおイイ)。
右下に孫惣谷林道(林道に入って二つ目の左ヘアピンカーブのところ)、左下に小屋の屋根が見えてきた。
2023年01月09日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:23
右下に孫惣谷林道(林道に入って二つ目の左ヘアピンカーブのところ)、左下に小屋の屋根が見えてきた。
小屋まで降りてみた。
2023年01月09日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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小屋まで降りてみた。
オロセ尾根コースとの交差部、上へ延びる道がオロセ尾根コース。
2023年01月09日 12:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:33
オロセ尾根コースとの交差部、上へ延びる道がオロセ尾根コース。
ここが「オロセー休場」に間違いない。
2023年01月09日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:40
ここが「オロセー休場」に間違いない。
「オロセー休場」
2023年01月09日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 12:41
「オロセー休場」
ここにも目印となる大木。
2023年01月09日 13:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 13:28
ここにも目印となる大木。
今回のミッションを無事終了。
2023年01月09日 13:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/9 13:32
今回のミッションを無事終了。

感想

現在の日原林道ができる前、日原鍾乳洞の分岐から日原川左岸を大きく高巻き、水ノ窪、三ツ又窪、ガニ沢を越え、オロセー休場(やすんば)から雪隠橋(今は無い)で孫惣谷を渡り、天祖山表参道のハタゴヤへ登り返し大ブナ分れ(わかされ)へ至る雲取山への道があった。
表参道から先は現在も水源林巡視路として現役であるためか歩きやすいが、日原から孫惣谷まではネット上の「樵路巡遊」で記録が見られるのみで、それも今から11年前のもので2019年の台風19号の影響は計り知れないものがあり、はたして現況はどうなっているのか詳細が分からない。

日原鍾乳洞への道を分ける小川谷橋から日原林道に入り、日原川を右岸に渡り返す伊勢橋にクルマを停める。
日原林道を戻る形に歩き出し、小川谷橋手前の日原渓流釣場駐車場の対面にある水道施設(?)左脇の石段から入る。
直上後すぐにミヤブ岩と呼ばれる大岩を頭上に見て左へ斜上する。
小さな尾根を回り込んだ先の沢状部のトラバースが悪い。
道は落ち葉で不安定な上にホールドの少ない岩を手がかりにしなくてはならず、足下はかなり切れ落ちていて高度感がスゴイ。
水ノ窪を越えると大きな二本杉と背後に松岩という大岩がそそり立っている場所があり、今までの緊張を和らげるにはイイ場所である。
フェンスが立っている水ノ窪右岸尾根に乗ると、その先には悪そうな岩場のトラバースで進めそうにない。
高度30mほど尾根を上がると鉄柱がささった場所から左に踏み跡が続いているのでそちらへ進むが、次第に踏み跡が怪しくなってくる。
なおも進むと三又窪の手前で左下からしっかりした山道が合流してきた。
確かめるべくその道を戻る形にたどってみると、次第に先ほどのフェンスの続きが見えてきた。
本来のルートは、水ノ窪右岸尾根からフェンス沿いに、あの悪い岩場のトラバースだったのである。
水ノ窪右岸尾根を目指したが悪場のトラバースを諦め尾根に乗ることはできなかった。
三又窪から先の対岸の道は見た目では分からないがわずかに残っている石積みが見え、そこを目指して悪い踏み跡を左上する。
ノケ岩尾根は下部で二手に分かれるがガニ沢側の尾根に乗ると谷側に掘っ立て小屋がかろうじて立っている。
山側には鹿柵の扉があり、ノケ岩尾根の上部に向けてピンクテープが続いている。
いよいよ最後の難所、ガニ沢の横断に進む。
沢に降りる手前にはトラロープが残置されているが固定が甘く、全体重をかけると谷側に大きく降られて危ない。
ガニ沢には直径1m以上の導管(天祖山採掘場から石灰石の搬出管?)が架かっており異様な光景である。
導管の下をくぐりトラバースを続けると眼下に孫惣谷林道と小屋の屋根が見えてきた。
ここまで来ればもう危険は無いはずである。
何度も歩いたオロセ尾根への山道を横切り少し行くと、大岩の裾が広く開けた場所に出た。
これまでのトラバースを終え一休みするには絶好の場所である。
「樵路巡遊」でも”推定”しているここが「オロセー休場」であると確信する。
旧道は、ここから斜め先へ孫惣谷に下っていたと言うが、孫惣谷林道に分断され、もはや跡をたどることは不可能である。
私たちも「休場」で休み、孫惣谷林道半ばの鉱山事務所に向けてトラバースを再開する。
するとすぐ先の岩下窪が完全に崩落していてかなり難儀そうである。
もはや先へ進んで鉱山事務所まで行くことに益はないと判断し、戻ってオロセ尾根コースを下った。

詳しくは、
https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-182.html
をご覧ください。

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